赤ちゃんのイタズラは棚を作って防ごう!対策をして安全に生活しよう
赤ちゃんが1人で動けるようになったらイタズラの始まりです。物を出して触って口に入れることを繰り返すので、片付けは大変ですし危険でヒヤッとすることもありますよね。そこで赤ちゃんのイタズラ対策に棚を作るのはいかがでしょう?赤ちゃんがいるママはもちろん、妊娠中のママも参考にしてくださいね。
赤ちゃんがイタズラをするのはいつから?
移動できるようになると注意が必要
ものを掴めるようになったときにも、寝ころびながら手に届く範囲でイタズラしますが、被害はほとんどないですよね。しかし移動できるようになった途端、イタズラの範囲は一気に広がります。
ハイハイのうちは床にあるものに注意すれば大丈夫ですが、つかまり立ちを始めると、ローテーブルやローボードの上も注意しなければならなくなり、歩きだすと、引き出しを開けられるようにもなります。
赤ちゃんの手の届く範囲はだんだん広がり、赤ちゃんのイタズラとママの対策との長期にわたるイタチごっこが始まります。
赤ちゃんのイタズラは成長に欠かせない行動
指差し行動とは、興味のあるものを指さして「あーあー」と声を出すものです。ママが反応すると、どんどん指差し行動をするようになるので、絵本を指したら読んであげたり、触っても問題ないものは触らせてあげましょう。
赤ちゃんのイタズラは確認行動です。気になるものを見たり触ったり口に入れたりして確認します。ティッシュを出したりするのは、そのしくみを知るためです。確認行動の対象のものについて名前や使い方を教えてあげたり、おもちゃだったら本物も見せてあげたりすると知識が増えますよ。
家の中は危険がたくさん隠れている
キッチンは危険だらけです。調理中の鍋などは火傷の恐れがありますし、刃物もあります。冷蔵庫やゴミ箱も衛生上の問題があるので注意しましょう。
薬や化粧品、衛生用品や掃除用品などは口に入れたら大変ですし、かみそりやハサミや工具などはけがの原因です。コンセントは感電の恐れがあります。
寝室のベビーベッドは必ず柵を上げること。引き出し、冷蔵庫、ドラム式洗濯機、ベランダ、階段などは柵やロックが必要です。
また家具の角などを保護したり、ドアに手を挟んでけがをしないように対策したりしましょう。
棚を設置して赤ちゃんのイタズラを防ごう
赤ちゃんの手の届かない位置に棚を作ろう
赤ちゃんの成長は早く、イタズラの範囲はどんどん広がります。最終的には90cmほどの高さの棚の上も安全とは限りませんし、扉ロックなどを破壊してしまったり開け方を覚えてしまったりする子もいます。赤ちゃんの手の届く範囲に絶対的な安全は無いと考えた方がよいでしょう。
赤ちゃんのイタズラを防ぐためには、既存の収納や棚では限界がある場合もありますよね。今はDIYする人が多くグッズもたくさん売っています。赤ちゃんの手の届かない位置に棚を作るというのはいかがでしょうか。
棚を壁にしっかりと設置する方法
つっぱり壁面収納は壁を傷つけることなく誰でも簡単に設置できるものです。パイプ型でつっぱりと棚がセットになっているものでしたら簡単に作ることができます。
【吊戸棚をつける】
キッチンの上によくある吊戸棚はホームセンターで手に入ります。下地の間柱の位置が分かっていることが前提で、ちょっとレベルの高いDIYになります。
【石膏ボードは専用の道具を使う】
最近の住宅に多い石膏ボードは、くぎが打てませんよね。そこに登場したのが「壁美人」です。耐荷重は6~24kgなので丈夫な棚が作れます。壁美人は針を入れ替えるときに180度開くホチキスを使って、専用の針で壁にフックをつけ、棚に壁美人の受金具をつけてひっかけます。
ディアウォールを使えば壁に傷がつかない
ディアウォールは、天井と床につける四角いパッドです。このパッドに天井高より45mm短い長さの2×4材(角材を表す表記です)をはめこむだけで柱を作ることができます(天井高より40mm短い長さの方がぴったりという意見もあるので各自で判断してくださいね)。上のパッドにバネが入っているので、つっぱり棒のような感じで固定されます。
柱ができれば釘やビスを打つことができるので、自由に棚をつけることができますよ。工夫次第で使い方はたくさんあります。ネットにディアウォールを使った実例がたくさんあるので、検索してみてくださいね。