子連れにおすすめ札幌の紅葉は、見どころある絶景スポットがいっぱい
北海道は日本一早く紅葉シーズンが訪れます。中でも札幌は主要都市でありながら、自然豊かで紅葉の絶景スポットがたくさんあることはご存知ですか?今回は紅葉の名所の中から、子どもも一緒に楽しめる札幌の紅葉スポットをたくさんご紹介します。親子で秋の札幌を楽しみましょう!
紅葉絶景スポットは、空中散歩にきまり
もーりすカーに乗車【藻岩山ロープウェイ】
子どもと一緒に紅葉を楽しむなら、山の中腹までロープウェイに乗り、山頂までは世界初の森林体験型のケーブルカーである「もーりすカー」に乗り継いで向かう行き方がおすすめですよ。
「もーりすカー」はガラス面が大きいので、ゴンドラ内から藻岩山の原生林と札幌の街並みをたっぷりと堪能できます。
ロープウエイの終着「中腹駅」にあるお土産ショップの「もいもいのおみせ」には、北海道で人気のお土産が揃っていますし、藻岩山のマスコットキャラクター「もーりす」グッズもいろいろ買えますよ。
札幌もいわ山ロープウェイ - 北海道の観光名所
ガラス面が大きく、ゴンドラ内から眼下に、藻岩山の原始林や、北海道の美しい四季の移り変わり、そして札幌の街、遠く石狩湾までが一望できます。 5分間で、1,200m近くもの距離をのぼる空中散歩は爽快です。
紅葉ゴンドラに乗るなら【国際スキー場】
ゴンドラは、山麓センター棟前から標高1,100mの山頂までを15分かけて運行するため、紅葉で色づく木々をじっくり楽しむことができます。
紅葉は気温差で山のふもとから山頂にかけてだんだんと色づいていき、山全体がきれいなグラデーションカラーに染まっていきます。山頂からの壮大な紅葉の眺めは、例年10月中旬が見頃のピークを迎えます。
ゴンドラの降り場がある山頂では、360度の眺めを楽しめるパノラマ展望台があるので、小樽港や石狩港までも一望でき、どこまでも山々が広がる大パノラマはまさに絶景ですよ。
無料リフトのHIGUMA号【豊平峡ダム】
ダムへ向かう途中はトンネルが続きますが、トンネルを抜けると紅葉に彩られた山々を眺めることができます。ダムへ到着すると、展望所へと上がれる小型の「HIGUMA号」という名のリフトがあります。
レトロなクマのイラストが描かれた小さなリフトカーで、こちらは無料で乗ることができます。展望所へ続く坂道はそれほど急な勾配ではないので、行きはリフトで、帰りは落ち葉を拾いながら歩くという楽しみ方もありますよ。
紅葉はもちろん遊具も一緒に楽しいみたい!
紅葉狩りに遊具広場も欲張り【円山動物園】
さらに、園内には遊具広場の「まるっぱ」があります。ここには動物をモチーフにした遊具やコンビネーション遊具があり、思いきり遊べますよ。小さな子ども用の広場の「小動物の広場」もあるので、未就園児の子どもも安心して遊ぶことができます。
円山動物園では動物はもちろん、遊具を堪能しつつ、秋の色に染まる植物たちにも目を向けながら子どもとゆっくり園内の散策が楽しめますよ。
札幌市円山動物園
円山動物園は「人と動物と環境の絆をつくる動物園」を基本理念として、楽しみながら動物やそれらを取りまく環境、そして私たちとのつながりを学べる場を目指しています。このページでは、円山動物園が取り組んでいる、様々な教育活動や環境保全活動についてお伝えいたします。
遊具がありすぎ【滝野すずらん丘陵公園】
赤い大きなボールを転がして楽しめる「ローンスタジアム」、巨大なトランポリンのような「フワフワエッグ」、ほかにも「あり塚の塔」や「虹の巣ドーム」、「溶岩滑り台」、「オレンジエッグ」、「さまよいの洞窟」…などたくさんの遊具があります。
どの遊具も自然に囲まれた中に存在するので、紅葉を楽しみながらたくさん体を動かして遊ぶことができますよ。園内は広大なので、ベビーカーの無料貸し出しサービスがあるのもうれしいですね。
二つのアートな滑り台【大通公園】
子どもと一緒に大通公園へ紅葉狩りにいくなら、西8丁目~9丁目にある遊具施設もぜひチェックしてみてください。ここはには二つの注目すべきアートな滑り台が存在します。
一つは広くて大きな白い滑り台の、「プレイスロープ」です。1964年に設置されたオブジェで、クジラが泳いでいるような形が特徴的です。
もう一つは、彫刻家イサム・ノグチの作品である黒い滑り台の「ブラック・スライドマントラ」です。紅葉狩りと一緒に芸術の秋も楽しめそうですね。