幼稚園の年長児がケンカをする理由は?子どもに寄り添う対応をしよう
子ども同士のケンカにケガがともなうときは
感情的にならずに冷静に対応を!
まずケガの状態をみて適切な処置をします。ほかにも痛いところはないか、髪の毛を分けたり、服をめくって見たりしてあげましょうね。ケガの処置ができれば、ママの気持ちも落ち着いてくるので、それからケンカの理由などを聞いてあげましょう。
ママが感情的になると子どもはケンカの理由を話しにくくなります。「正直にいったら怒られるかもしれない」「私の気持ちを分かってくれるだろうか」と疑問を持ってしまうのです。ママは冷静を保ち、子どもたちの話を聞けるようにしたいですね。
ケンカでケガをしてきたときの対処
園でケガをしたのなら、先生に、相手の子にケガはないのか、ケンカの状況を教えてもらいます。ケガの程度も軽く、相手にケガはなく、園で解決しているケンカなら、先生に任せてもよいでしょう。相手の親から連絡が入るかもしれませんが、このときも感情的にならず冷静に話をしましょう。
園で毎日顔を合わせているのは子どもたちなので、また仲よく過ごせるようにしてあげたいですね。相手の子どもはケガをさせてきっと反省している、ケンカはよくないなど、相手の気持ちを考えながら話し合ってみましょう。
ケンカでケガをさせてしまったときの対処
謝罪は子どもと一緒に、直接会ってします。ケガをさせたその日にするのがよいでしょう。謝罪は遅れれば遅れるほどしにくくなりますし、相手の受ける印象が悪くなっていきます。早くすることで、お互い早く気持ちよく解決もできますね。
ケガの程度によりますが、治療費を心配するママもいるでしょう。でも小さな子どもは医療費がかからないので、負担する必要はないですね。気になるなら園の先生に相談してアドバイスをもらいましょう。
相手も同年代の子を持つ親です。ケンカからケガをすることもあると思っているでしょう。あまり気負わないで、誠意をもって会えばきっと大丈夫ですよ。
まとめ
子どもはケンカしながら多くのことを学んでいます。ケガをしない、悪意のないケンカは、子ども同士で解決できるよう、ママはできるだけ見守ってあげるようにしたいですね。