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新生児の眉毛の悩みを解決しよう!眉毛の仕組みと役割やケア方法

新生児の眉毛の悩みを解決しよう!眉毛の仕組みと役割やケア方法

赤ちゃんは髪や爪が生えた状態で生まれてきますが、体毛の量や長さは赤ちゃんによってさまざまです。眉毛が少ない状態で生まれる赤ちゃんがいる一方、「つながり眉毛」で生まれる赤ちゃんもいます。赤ちゃんの眉毛は手入れをしたほうがよいのでしょうか?今回は赤ちゃんの眉毛について解説します。

そもそも眉毛の役割とは何でしょう?

汗やほこり、異物が目に入らないようにする

目の上に生えている眉毛は、手入れが面倒なだけで役に立っているというイメージがありません。ニホンザルやチンパンジーには眉毛がないため、人間にも必要ないのではないかと思えますね。

実は、眉毛には額から垂れた汗や、汗と一緒に流れてきた異物が目に入らないようにするという役割があります。

眉毛の生え方を見ると、上方の毛は上向き、中程の毛は外向き、下方の毛は斜め下向きに生えていることがわかるのではないでしょうか。これは、垂れてきた水分が目をよけて流れるよう誘導するためです。

ちなみに、サルは人間に比べて目の上の骨が出っ張っているため、眉毛がなくても汗が目に入ることはないそうです。「眉毛があるのは人間ならでは」といえるかもしれませんね。

強い日差しやまぶしいときの日よけ

暗い場所から明るい場所に出たときや、カメラのフラッシュを見たときなど、眩しいと感じると人間は反射的に目を細めます。このとき、目の上の筋肉がわずかに盛り上がるのではないでしょうか。

筋肉が盛り上がると目の下に陰ができます。眉毛が生えているのは、陰ができる範囲を広げ、日よけ効果を上げるためです。

目の上に手をかざしたり、帽子を被ったりしたときほどの効果はありませんが、テレビや電気の光から目を守る程度の効果はあります。パソコンを長時間使ったときなどに目がしょぼしょぼするのも、目を細めて光の刺激を軽減させるためです。

眉毛の濃さや長さ、生え方には個人差がありますが、日照時間が長い地域に住んでいる人は眉が濃いともいわれています。

コミュニケーションツールとして

怒っている人の顔や困っている人の顔を絵で表現するとき、どんなポイントに注意するでしょうか。口や目の形も重要ですが、眉の形はもっとも重要なポイントです。

例えば、目を点、口を「へ」で表現した顔のイラストに、上がり眉を加えると「怒っている顔」になり、下がり眉を加えると「悲しんでいる顔」に見えます。「八」のようにカーブをつけると「困惑」のニュアンスが強くなりますね。

このように、眉毛は感情を表現するためには欠かすことができない、重要なコミュニケーションツールです。眉の形や濃さが変わると顔の印象も変わることから、メイクで眉の形を変えることも珍しくありません。

「目は心の窓」といいますが、目の上に生えている眉毛も心の変化を表しているということですね。

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眉毛の遺伝や体質との関係、生える時期

眉毛の濃さは髪の毛や体毛と関連する?

人間は髪の毛や眉毛のほか、まつ毛、すね毛、ヒゲなど、さまざまな場所に毛が生えています。すべて同じように見える体毛ですが、実は2種類に分けることが可能です。

思春期頃から生えたり濃くなったりする体毛は、「性毛」と呼ばれます。ホルモンの影響で生える毛で、男女ともに生える「両性毛」と、男性だけに生える「男性毛」があり、「腋毛」「ヒゲ」などが代表的です。

一方、生まれたときから生えている毛は「無性毛」と呼ばれます。髪の毛、眉毛、まつ毛は、濃さに個人差はあるものの生まれたときから生えている無性毛です。

性毛と無性毛は生えるメカニズムが異なります。また、無性毛の濃さは生えている皮膚の状態で変わるため、眉毛の濃さは髪の毛や体毛とあまり関連しないといえます。

新生児の眉毛の濃さは遺伝ではない

近年の研究によると、体毛の濃さは遺伝による影響が大きいといわれています。両親のどちらかが毛深いと、子どもも毛深くなる可能性が高く、体毛の生え方も似ているようです。

ただし、新生児をはじめとした乳幼児は体毛が濃いことが多いため、眉毛の濃さは遺伝によるものとは限りません。

赤ちゃんや幼児は大人に比べて皮膚面積は小さいものの、毛穴の数は大人と同等です。そのため、大人よりも産毛が目立ちやすく、「毛深い・濃い」という印象になります。

また、新生児は、お腹のなかにいるときに生えていた「胎毛」が残っていることもあります。産毛や胎毛は成長するうちに抜けていくため、新生児で眉毛や体毛が濃くても、心配する必要はありませんよ。

眉毛が薄くても生えてくるので心配しないで

びっくりするほど眉毛が濃い赤ちゃんもいれば、「ほとんどない」というくらい眉毛が薄い赤ちゃんもいます。ほかの赤ちゃんと比べて極端に薄いと、病気じゃないかと心配になるママもいるでしょう。

私の友人ママの子どもは、生まれたときは眉毛や髪の毛がとても薄く、「女の子なのにかわいそう」といわれることもあったそうです。パパもママも髪の毛が多く、眉毛もくっきりしているため、おばあちゃんに似たのだろうと話していました。

しかし、生後6カ月頃になると眉毛が濃くなり、現在は「目元がパパそっくり」といわれているようです。

生える時期には個人差がありますが、赤ちゃんの眉毛は成長するにつれて生えてきます。生まれたときに眉毛が薄くても、心配する必要はありません。
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