ひとりっ子の男の子は大変?メリットやポイントを知って楽しく子育て
ひとりっ子の男の子を育てていると、周りから「甘えん坊のわがままになる」と言われることがあり、気になっているママがいるかもしれません。そこで今回は、一般的なひとりっ子の男の子のイメージとひとりっ子のメリット、ひとりっ子の男の子を育てるポイントなどについてお話しします。
一般的なひとりっ子の男の子のイメージとは
ママにべったり「甘えん坊」
しかしひとりっ子の場合は、ほかの兄弟とママの取り合いをする必要がないため、いつでも好きなときにママの膝に乗ったり、ママに抱っこをせがんだりして甘えることができます。
ママも我が子のそんな行動が可愛くて、甘えてくるとつい膝に乗せたり抱っこしたりすることもありますよね。中には外では普通にしているのに、家の中に入るとべったりと甘えてくる男の子もいるようですよ。外で甘えるのは恥ずかしいのかもしれませんね。
自己中心的になりやすく「わがまま」
また、兄弟げんかをするたびに「順番に遊びなさい」「お兄ちゃんなのだから譲りなさい」などと親に注意される中で、協調性を身につけていくことでしょう。
しかしひとりっ子の場合、ママもしくはパパが子どもの目線に下がって一緒に遊んでくれたり、子どもの好きなようにさせてくれたりすることが多いため、常に自分の意見が通りやすい環境に置かれていることは確かです。
家の中と同じように外で振る舞うと、わがままだと思われることがあるかもしれませんね。
競争心がなくのんびり「マイペース」
また、兄弟のどちらかがママに甘えていると、もう1人も急にママに甘えたくなり、ママの膝の争奪戦が始まることもありますよね。
このように兄弟のいる子どもは常に競争心を抱えて生活しています。しかしひとりっ子の場合は、好きなおやつがあっても誰かに取られるという心配がないので、競争心がなく「マイペース」でいられるというのは大きな特徴の一つかもしれません。
ママに甘えたいときも、ママの膝を誰かに取られる心配がないので、好きなときに好きなだけママに甘えることができます。
ひとりっ子は大変!でもメリットもいっぱい
「ひとりっ子だから」と言われて悩むママも
外で子どもが友だちと遊んでいるときに、何かわがままな行動を取ってしまい、相手のママから「ひとりっ子だからね」と言われて悩むこともありますよね。もしくは義家族から「ひとりっ子じゃ可哀想だから兄弟を作ったら?」と安易に言われることもあるでしょう。
しかしひとりっ子だからといって問題がある子に育つわけではありません。その子の性格にもよりますし、兄弟がいないからといって、可哀想な子どもではないはずです。ママとパパの愛情をたくさん注いで、優しくて思いやりのある子どもに育てたいですね。
男の子だからこその悩みも
男の子は女の子に比べて、コミュニケーションを取るのが苦手なことも多いですよね。女の子のように、ママやパパと会話してストレス発散をすることができずに、自分の中に色々な気持ちを溜め込んでしまいがちです。
兄弟がいる男の子であれば、自分の意見を主張しないと兄弟間での競争に負けてしまうので、おしゃべりも上手になります。しかしひとりっ子の場合は、家の中ではママが子どもの気持ちを読み取ってくれるので、あえて強く自己主張をする必要がありません。
そのため、外で友だちと遊んでいるときにうまく自己主張ができずにストレスを抱えることがあります。
ひとりっ子育児のメリットはたくさん
子どもが複数いると、子ども1人あたりに掛けられる教育費にはリミットがあります。しかしひとりっ子の場合は、比較的余裕があるので、子どもの好きな習い事を複数掛け持ちさせたり、私立の学校に入れたりすることも可能です。
子どもが2人以上いると、ママ1人で子どもと一緒にお出かけをするのは大変ですよね。行けるとしても近場の公園やショッピングセンターのみということもあるでしょう。
しかし子どもがひとりっ子の場合、ママの負担が少ないので、子どもとのお出かけを気軽に楽しむことができますよ。
ひとりっ子の男の子を育てるポイント
過保護になりすぎない
たとえば子どもがひとりで着替えをしようとしているときに「ママが手伝うよ」といって手を出してしまうこともあるでしょう。もしくは子どもが自転車の練習をして転んだときに、子どもは特に痛がって泣いているわけでもないのに、過剰に心配して駆け寄ることもありますね。
過保護になりすぎると、子どもが失敗から学ぶ機会を失うことに繋がりかねません。子どもは自分で色々なことにチャレンジして、失敗して、次は上手になりたいと学んでいきます。
子どもの自立心を育てるためにも、過保護になりすぎないように心がけましょう。