お宮参りは赤ちゃんの負担を最小限にしよう!効率的な過ごし方のコツ
生まれた赤ちゃんの成長を願って、生後1カ月頃にお宮参りを計画する家庭も多いのではないでしょうか。赤ちゃんが初めて公式に外出するお宮参りは、赤ちゃんの身体にも負担がかかります。そこで、お宮参りで赤ちゃんにかかる負担を最小限にする効率的な過ごし方のコツをご紹介します。
お宮参りの時期はこだわらなくてもOK
一般的なお参りの時期は生後1カ月
土地の守り神の産土(うぶすな)神様に赤ちゃんの誕生を報告し健やかな成長を願うために、家の近くの神社に参拝しますが、家から遠方の神社や、崇敬している神社に行く人もいます。男の子のお宮参りは生後31日または30日、女の子のお宮参りは生後33日または31日など、地域でも違うようです。
お宮参りの時期は生後1カ月ですが、赤ちゃんとママの体調や天気などを考えてお宮参りをしましょう。なるべく短時間で済ませるようにするなど、赤ちゃんに負担をかけない工夫をするのをおすすめします。
真冬や真夏を避けるパパママが増えている
お宮参りに行って、ママや赤ちゃんが体調を崩してしまっては大変です。真夏の服装は涼しく軽装にし、こまめに水分補給をして炎天下の日差しを避けるようにしましょう。
逆に真冬の寒い時期は、暖房が効いている部屋と外の温度差が激しくなるので、コートや上着など脱ぎ着できる温度調節しやすい服装にしましょう。猛暑や大雪などの天候のときは、日程を変更するのもおすすめです。
そのほか、生後1カ月で写真を撮っておいて、神社にお宮参りに行く時期をずらす場合もありますよ。
時期をずらすなら気を付けてほしいこと
ママや赤ちゃんの体調や季節的な問題でお宮参りの時期を変更する場合は、事前に話をしておくとスムーズに日程変更も行えるはずです。日程での無理はしないようにしましょう。
お宮参りの時期で、赤ちゃんの着る衣装の大きさも変わってきます。お宮参りの時期を変えた場合は、赤ちゃんの身体の大きさも考えて衣装も準備しましょう。
また、赤ちゃんの1カ月の写真は記念に撮っておくのがよいですよ。赤ちゃんの成長は早く、お顔もどんどん変わっていきます。生後1カ月の姿を写真におさめておきたいものですね。
写真撮影も赤ちゃんの負担を軽くする方法で
お参り当日の撮影は神社近くのスタジオを
ママの産後の身体と生後1カ月の赤ちゃんの身体の負担を減らすためにも、できるだけ移動時間や距離が短く済むように配慮しましょう。参拝する神社に近いスタジオなら、写真撮影も負担になりにくいです。
レンタル衣装などを借りて参拝する人も多く、神社近くだと返却する場合も便利です。また、写真撮影は前撮りしてしまい、お宮参り当日は神社参拝のために衣装レンタルのみという家庭も増えていますよ。
なるべく赤ちゃんやママの負担を減らすように考えてみましょう。
お参りの風景を撮りたいなら出張カメラマン
お宮参りをする神社へカメラマンが同行し、赤ちゃんの様子を見ながら撮影してくれるので、ママやパパがカメラを使う必要がありません。当日が悪天候のときはキャンセルできたり、中止や延期の対応もしてくれたりする出張撮影の業者もあります。
fotowa(フォトワ)、Lovegraph(ラブグラフ)、こどもとかめら、emily(エミリィ)など、出張撮影に対応している業者を利用しましょう。サービス内容や料金がそれぞれ違ってくるので、自分たちの希望に合った出張カメラマンを選ぶことをおすすめします。
時間の融通が利く別撮りもおすすめ
赤ちゃんの機嫌が悪いと、写真撮影で泣き顔だったり、写すことができなかったりします。また赤ちゃんに合わせていると、お宮参りの参拝の時間が遅くなってしまい、参拝後の食事会などの都合も間に合わないなんてことになりかねません。
お宮参り当日に時間に追われたくない人は、別撮りという選択もできますよ。別撮りは、お宮参りの日以外で家族が集まれる日を調節して、赤ちゃんと一緒に写真を撮ります。
お宮参りとは別の日なので時間に余裕ができるはずですよ。時間の融通が利く別撮りの利用も考えましょう。
食事会はみんなの都合のよい場所を選んで
神社やホテルの「お宮参りプラン」を利用
赤ちゃんやママの体調次第ですが、神社に併設している会館や参拝した神社の近くのホテルでは、「お宮参りプラン」としてお宮参りのお祝いの膳として食事プランの用意があります。ランチやディナーなどに合わせて、予約をするとよいですよ。
赤ちゃんがくつろげるスペースや個室の用意があるかなど、事前に確認しましょう。「お宮参りプラン」があるところは、記念写真などのサービスの用意もあるので記念日らしい食事会が可能です。
赤ちゃんとママの体調も考えて、お宮参りプランを利用するのもよいかもしれませんね。