将来を描く人生設計の立て方とは?明るい未来へ家族計画プラン
人生設計はなるべく計画的に進めないと、「もっとお金を貯めておけばよかった」「子どもにかかる学費が足りない」など、後悔しても時間を戻すことはできませんよね。家族みんなが明るい未来を描けるように、どのように人生設計すればよいのかや、お金を貯めやすい期間などをご紹介します。
子育てママに必要な人生設計とはなにか
大まかな年表で家族イベントを作成する
年表を作るときは30年分を作成しておくと、30代のパパやママの場合は仕事が定年を迎えるくらいまでのことをイメージしやすいですよね。また、年表は家族1人1人の名前や年齢を記入し、子どもの場合は進学や受験する時期を書いておくなど、それぞれに訪れるイベントをチェックしておくとよいですよ。
また、これから住宅を購入する予定の方は、住宅購入の目標時期を書いておきましょう。住宅購入や子どもの進学、パパやママの老後にはたくさんのお金が必要なので、年表があると目標を持って貯蓄していけますよね。
なりたい自分や子どもの将来を想像しよう
どのように生きていきたいのかがしっかりイメージできている方は、イメージしている自分に向かって迷いなく進んでいけるでしょう。これからの人生がより楽しくなるように、ポジティブにさまざまな計画を立てるとよいですよ。
また、子どもの将来もイメージしておきましょう。子どもに生き方を押し付けるのはおすすめしませんが、子どもが成長したときのことも想像できていると、どのくらいお金の準備が必要なのか計画しやすいですよね。
子育て後の計画!人生を楽しむためには
とあるアンケート結果によると、子育てが終わったあとにどのような人生を歩みたいのかママに質問をしたところ、第1位が仕事をしたい、第2位趣味や習い事をしてのんびり楽しくすごしたい、第3位資格取得のために勉強をしたいという結果がでています。
子どもがいると子ども中心の生活になるので、自分の時間の使い方が分からないという方もいますよね。子育て後の計画を早くから考えておくと、子どもが自立してからも人生を楽しめるでしょう。
収支を考えた人生設計で貯めどきを考える
教育費はいくら?子どもになにを求めるか
教育費は子どもになにを求めるかによって金額に大きな差があるので、子どもが小さな頃からどのような教育を受けてほしいのか夫婦で話し合っておきましょう。幼稚園や小・中学校、高校が公立だとかかるお金は少ないですが、幼稚園から私立に行かせる場合は高額なお金の準備が必要ですよね。
また、大学に行く場合は大学進学の時期が1番お金のかかる時期です。短期間でたくさん貯金をするのは難しいので、子どもが生まれる前や子どもが小さなときから貯金を始めましょう。
公立、私立、習い事を考えた子ども費を
私立は授業料だけでなく、制服代などのさまざまな費用が公立に比べると高額になります。また、受験にもお金がかかるので、「子どもを私立に通わせたい」という方は早めから貯蓄を始めることが大切ですよ。
子どもの進路以外にも、習い事にもお金がかかりますよね。ピアノや水泳、サッカーなど、習うものにもよりますが習い事には月謝がかかります。学費以外にも習い事にかかる費用のことを考えて貯蓄していきましょう。
子どもの成長に合わせて働き方も考えよう
子育てと仕事の両立に限界を感じている方は、働き方を見直してみるとよいですよ。子どもがある程度成長するまでは、働く時間を短くする、仕事内容を変更する、仕事を辞めて専業主婦になるなど、さまざまな道があります。
無理をすると体や心が疲れ果て、すべてが中途半端になり悩む可能性もあります。子どもの成長に合わせて働き方を変えてみることも頭にいれて人生設計をすると、貯蓄のペースなども計画しやすいでしょう。
意外とかかる子ども費は補助金を活用
住んでいる自治体の補助金を上手に活用する
児童手当は3歳になるまでは1カ月に15,000円、3歳~中学校卒業までが1カ月に10,000円支給されます。全額貯蓄できると200万円くらいのお金が貯められるので、教育費として貯蓄しておくと安心ですよ。
児童手当以外にも、子どもの医療費の負担を軽くする乳幼児医療助成制度もあります。自治体によって補助される金額は違いますが予防接種や健診が無料で受けられたり、病院でかかるお金も少なく済むので、上手に活用して教育費を少しでも多く貯められるように工夫しましょう。