赤ちゃんの手足は寒くないの?涼しい秋の快適な環境を知ろう
暑かった夏も終わり、涼しくて過ごしやすい秋がやってきました。「気温が低い日は赤ちゃんの手足もひんやりしている気がするけど、寒くないのかな?」と気になるママもいるでしょう。ここでは、赤ちゃんの手足が冷たい理由や寒さ対策などについて紹介していきます。
手足が冷たいときどうしたらいいの?
手足が冷たくなる原因を知ろう
また手足が冷えていても、背中に手を入れてみると汗ばんでいるなんてこともあるでしょう。手足は冷えているのに体は熱いことを不思議に思うかもしれませんが、赤ちゃんにとっては珍しいことではないのです。
なぜならば赤ちゃんは皮下脂肪が少ないので熱が体から出ていきやすく、上手に体温調節することができません。手足を冷やすことで末端の毛細血管を収縮させて、体内から熱を逃がさないようにして体温を調節しています。
赤ちゃんが寒いときのサインは?
赤ちゃんが寒いときのサインとしては、「手足が冷たくて激しく泣いている」「顔や唇が青白くなっている」「震えている」などがあげられます。赤ちゃんは泣くことで、体内で熱を作り出して体を温めようとします。赤ちゃんが激しく泣き続けている場合は、寒くて体を温めようとしているのかもしれません。
赤ちゃんが寒そうにしていたら体温を測ったり室温を高くしてあげたりして、赤ちゃんの体を冷やさないようにしましょう。寒すぎると低体温になってしまいますので、注意が必要です。
熱があるのに手足が冷たいときは?
熱が上がりきると体だけでなく、冷えていた手足も温かくなってきます。その状態になれば熱が上がりきったといえますので、室温を下げたりかけ布団を1枚減らしたりして熱がこもらないようにしてあげましょう。
熱が出ることで汗をかいたり、泣き過ぎて喉が渇いたりすることもありますので、脱水症状にならないためにもしっかりと水分補給を行ってあげてくださいね。汗をたくさんかいている場合は、こまめに着替えさせてあげましょう。
赤ちゃんに最適な室温と衣類の調整の仕方
快適な室温に調節してあげよう
赤ちゃんにとって快適な室温は、外気温と比べて±5℃だといわれています。秋の平均気温の場合は20~25℃ですので、日中は窓を開けていれば心地よく過ごすことができるでしょう。朝晩は冷えこむこともありますので、肌寒ければ窓を閉めて寝るようにしてくださいね。
また快適な室温を保つためには湿度も関係してきます。湿度が高すぎるとジメジメしますし、低すぎると乾燥してひんやりしてしまいます。50~60%に保つようにすると、快適に過ごすことができますよ。
衣服で調整してあげよう
寝んね期の赤ちゃんは1日の大半を寝て過ごし、自分で動くことはほとんどありません。体を冷やさないように「大人の服装+1枚」を選んであげましょう。寝がえりやはいはい期になると、赤ちゃんの意思で体を動かすようになります。「大人の服装-1枚」で動きやすいものを選んであげましょう。
あんよ期になると、より行動範囲が広がり汗をかきやすくなります。「大人の服装-1枚」を選んであげましょう。汗をかいていたらこまめに着替えさせて、風邪をひかないよう気をつけてあげてくださいね。
手足が冷たくても温めすぎに注意しよう
また温めすぎると体温調節機能の発達を妨げるだけでなく、体温が上がり過ぎてしまうこともあるでしょう。授乳後やお風呂上がりだと体温も上がっているので、汗だくになってしまい風邪をひく原因になることもあるので気をつけましょう。
赤ちゃん自身が暑いと感じていても、生まれて間もない場合は布団をけとばしたり洋服を脱ぐことができません。赤ちゃんが温まり過ぎていないかどうか、ママがこまめに確認してあげてくださいね。
赤ちゃんの靴下はいつ履かせたらいい?
靴下を履かせるときのサイズの目安
測定が難しければ、実際に赤ちゃん用品店へ足を運んで測定してもらうこともできますよ。またベビーシューズのメーカーサイトなどから、測定表をダウンロードすることも可能です。寝んね期は特に測定が難しいと思われますので、靴下専門店や赤ちゃん用品店などのサイズ表を参考にしてもよいかもしれませんね。
それでは洋服のサイズと靴下のサイズを紹介します。洋服が50~60cmの場合だと靴下は7~8cm、70cmだと9~10cm、80cmだと11~13cm、90cmだと12~13cmというようになります。あくまでも目安であり、絶対にそうとは限らないので赤ちゃんの発育に合わせて選んであげてくださいね。
メーカーや商品によって、サイズが異なる場合がありますので、購入する際にはサイズを間違えないよう気をつけてくださいね。