節約にはモチベーションが大切!子育てしながら無理なくできる工夫
子育てをしていると、節約したくてもなかなかできないと感じることが多いと思います。子ども関係のおつき合いで予定外の出費が生じたり、子どものためならと、ついお金を使いすぎてしまったりすることもあるのではないでしょうか。そこで今回は、子育てしながらモチベーションを上げる節約の仕方についてご紹介します。
子育て中に節約が難しい理由は?
外出先で思わぬ費用がかかる
例えば、外出先で100円のジュースを買ったとしても、それが毎日だと月に数千円分が使われてしまうことになりますよね。塵も積もれば山となるように、たかが100円、されど100円です。そういった積み重ねが、ママの節約計画の弊害になってしまうことも少なくありません。
また、光熱費の節約のために家で冷暖房を使わず、外出するママもいると思いますが、こちらも実は節約になっていないケースのほうが多いようです。交通費、カフェ代、車のガソリン代など、光熱費より高くついてしまう場合も多いので、気をつけましょう。
つい子どもにお金を使ってしまう
そこで、意外と値段が高いベビーベッドやベビーカーなどは、子どもが生まれた後で、周りの先輩ママから安く譲り受けるなどの工夫をしているママもいるようですよ。
また、衣服代や習い事、食費などは、こだわればきりがなくお金がかかりますよね。特に習い事などの教育費は、住宅費や老後資金と合わせて、人生の三大支出といわれています。その教育費で理想的なのは、手取り額に対して5%以下、多くても10%以下におさえるとよいとされているようですよ。
かわいい子どものためではありますが、家計が破綻しないように工夫することも大切ですね。
ストレスを買い物で発散している
欲しいものを選んで買い物を楽しむことはよいと思いますが、それがだんだんと、買い物をすることが目的となってしまうママは要注意です。買い物をするためにお金が必要となり、無駄遣いをしてしまうのはもちろん、重症化すると借金までして買い物をしてしまうことになりかねません。最近では、インターネットでも手軽に買い物できるので、一昔前よりも買い物依存になりやすい環境といえるでしょう。
最近、ちょっと買い物しすぎているかなと感じるママは、子どもや家族のためにお金を残すことを考えて、少し改めたほうがよいかもしれませんね。
ママが節約のモチベーションを上げるには?
家族と目標を立て協力して節約をする
そこで、節約生活をするにあたり、パパにも目標設定などに参加してもらい、一緒に頑張れる方法を見つけてみましょう。毎月、一緒に収支について話し合って、目標を達成できればご褒美ランチをしたり、達成できなければ、できなかった理由を話し合ったりするのです。そうすることで、自然とパパも節約を意識することでしょう。
子どもにも、できるだけ楽しく節約生活に参加してもらいましょう。例えば、チラシで作る卓上のゴミ箱を折り紙感覚で作ってもらうのもよいでしょう。もし休日に遊園地に行きたがったら、公園でパパとママが思いっきり一緒に遊ぶことで、満足してくれるかもしれませんよ。
我慢をしすぎず手抜きもする
例えば、外食をせずにすべて自炊をすれば節約になると思われていますが、すべてのママが料理上手なわけではなく、ときには食材を余らせて買い直すなどの無駄遣いをしてしまうこともあるでしょう。また、我慢しすぎることでストレスが溜まり、買い物などでストレス発散してしまうと、せっかく頑張っていた節約も水の泡になりかねません。
ときには手抜きも必要です。家計簿のやりくりの締め日に余裕を持たせるとか、外食で息抜きするなど、ほどほどに楽しみながら続けることが長続きさせられるポイントですよ。
頑張るママに予算内でご褒美を
節約を頑張るママの中には、年に4回の季節に変わり目には、予算内で好きなものを爆買いする方もいるようです。そうすることで、日ごろの我慢にも耐えられ、衝動買いの抑制にもなるようですよ。
また、割引商品を買えたときには、その浮いた分を貯金箱に貯めて、ママの美容室やマッサージ、ママ友たちとのランチ代として、自分のご褒美代にしているママもいるようです。
もし、ご褒美にお金を使うことに抵抗がある場合には、子どもを寝かしつけた後や家族が起きる前のちょっとした時間に、コーヒーを飲んだり自分の好きなお菓子を少し食べたりするなど、自分が好きだと思うことをプチ贅沢時間として設けるのもよいでしょう。
子どもと一緒にできる楽しい節約方法
親子でおもちゃ作りなど一緒の時間を楽しむ
そこで、おもちゃを子どもと一緒に手作りしてみるのはいかがでしょうか。子どもとコミュニケーションをとりながら工作することで、子どもに「お金をかける」のではなく「時間をかける」ようにしてみるのです。おもちゃ作り以外にも、季節ごとの行事を手作りで楽しんでみるのもよいかもしれませんね。
子どもはお金をかけてもらうよりも、親にそばにいてもらうことが一番嬉しいのです。