マタニティはいつまで飛行機に乗れる？可能な時期と注意点

2018,10,18 更新

吐き気止めの薬をもらっておくと安心

食べづわりなら、空腹を避けることである程度解消されますが、吐きづわりやにおいづわりの場合はまた違った対処が必要となります。

機内は密閉された空間であるため、周囲のにおいが気になって気分が悪くなる可能性があります。ですが、その場合でも飛行機という乗り物の特性上、換気をしたり、外の風にあたったりすることは不可能です。そのため、においづわりのあるママはマスクの用意が欠かせません。

吐きづわりのママはエチケット袋を用意しておきましょう。機内にも用意はありますが、自分でも多めに用意しておくと安心です。

吐き気が心配であれば、あらかじめ医師に飛行機に乗ることを相談して、つわりに効く吐き気止めを処方してもらうのもおすすめです。

万が一の破水に備えてナプキンやタオル

妊婦が飛行機に乗る場合には、「母子手帳」「保険証」は必ず携帯しましょう。旅先でなにかあった場合に、現地の病院を受診するときに必要となります。母子手帳の緊急連絡先の欄もきちんと記入しておいてください。

これらのアイテムは、行き先が海外の場合では必要ないかもしれませんが、念のため持っていきましょう。できれば、かかりつけの産婦人科の診察券もあるといざというときに安心です。

また、突然の出血や万が一破水してしまった場合に備えて、ナプキンや大きめのタオルなども用意しておきましょう。

ほかに持ち込みたい荷物がいろいろとある場合は、機内に持ち込める荷物の大きさにも制限があるので、事前に確認してオーバーしないよう注意してくださいね。

まとめ

妊娠中に飛行機に乗る予定がある場合は、まずはかかりつけの医師に相談をしましょう。安定期に入っていても、妊娠の経過によってはドクターストップがかかることもあります。自己判断だけで飛行機を利用するのは避けてください。

けれど、多くの場合は体調が落ち着いていれば問題なく飛行機に乗ることができます。つわり対策やトイレの心配など、自分なりにできる対策を万全にとっていれば心配しすぎる必要はありません。マタニティ向けのサービスを用意している航空会社もあるので、安心して利用しましょう。