子連れで箱根の紅葉を楽しむ!時期で変わる見ごろの紅葉スポット
箱根は芦ノ湖、関所、強羅、ロープウェイ、仙石原、美術館など楽しい見どころがいっぱい!観光客も日本人の老若男女から外国人まで大賑わいです。紅葉狩りも箱根の醍醐味の一つで、仙石原から麓の箱根湯本に紅葉前線が移動してきます。11月上旬から12月中旬まで、長い期間楽しめる箱根の紅葉スポットをご紹介します。
秋涼し初秋の紅葉の見ごろ【11月上旬編】
三つの海賊船どれに乗る【芦ノ湖の海賊船】
その中でも子どもに一番人気なのは「芦ノ湖の海賊船」です。18世紀のフランスの戦艦をモデルとした真っ赤な船体の「ロワイヤルII」、イギリスの戦艦をモデルとした黄色い船体の「ビクトリー」、初代スウェーデン国王の名前を取った戦艦をモデルとした緑色の船体の「パーサ」と三つの海賊船があるのです。
晴れた青空の下なら富士山と箱根神社の赤い鳥居がよく見えます。海賊船から見る芦ノ湖岸の紅葉のきれいさは格別です。
「ママ。早く海賊船に乗りに行こうよ!」どの海賊船に乗ろうかと子どももママもワクワクしますね。
羅漢像と紅葉の織りなす【仙石原の長安寺】
万治元年(1658年)仙石原に創建された由緒あるお寺です。ここは仙石原の紅葉の隠れたスポットとしても有名で、竹林の中に鎮座するさまざまな表情の五百羅漢は今も建てられ続けています。笑った顔やムスッとした顔など、喜怒哀楽豊かな表情の五百羅漢たちです。
落ち着いた境内を散策すると、四季折々の花が出迎えてくれて、その中でも赤と黄色が入り混じった秋の紅葉は見事の一言です。特に本堂の周りの紅葉は、創建当時のものといわれている歴史ある本堂を背景にして美しく映えています。
長安寺|箱根町観光協会公式サイト
創建は1356年とかなり昔。自然に囲まれた静かな佇まいのお寺です。 四季折々の風景が美しく、秋の紅葉は有名です。 本堂建築は創建当時のものと言われています。 美しい境内やまわりの風景の他、五百羅漢、現代彫刻家による彫刻品、四季折々の花など、散策も楽しい場所です。
空中散歩は箱根ロープウェイで決まり!
硫黄のにおい立ち込める大涌谷は、かつては地獄谷または大地獄と呼ばれていました。草木の生えない荒涼とした山肌と、もうもうと上がる噴煙はまさに地獄谷です。
この大涌谷に向かう箱根ロープウェイから眺める箱根の紅葉は、雄大な富士山をバックにしてきれいに映ります。歩きながら見るのとは違い、ロープウェイから見下ろす紅葉はまた格別です。晴れた日にはスカイツリーとのコラボまで楽しめます。
ロープウェイを降りた後は、1個食べると7年寿命が延びるといわれている大涌谷名物の「黒たまご」を子どもたちと食べる楽しみが待っていますよ。
箱根ロープウェイ
箱根、大涌谷の観光は、箱根ロープウェイの空中散歩がおすすめです。早雲山から大涌谷、姥子、桃源台まで約25分、美しい富士山、大涌谷の噴煙、芦ノ湖のパノラマ大絶景が楽しめます。無料・有料の駐車場が各駅に完備していますので、お車の方もぜひご利用下さい。また、最も乗車しているロープウェイとして世界記録認定もされました。
秋深し頃の紅葉の見ごろ【11月中旬編】
箱根随一の紅葉有名スポット【箱根美術館】
箱根登山鉄道「強羅駅」を降りてすぐのこの美術館の庭園には、約130種類の苔と200本のもみじのコントラストが美しいと評判で、まさに絶景といえます。特にお茶室「真和亭」から眺める紅葉は見事です。
もちろん美術館のコレクションも、美濃焼や唐津焼などの陶器を中心とした展示品が揃っています。早くから子どもに日本の美を感じてもらうのもよいのではないでしょうか。
箱根美術館
敷地内には、約130種類の苔と200本のモミジで彩られた「苔庭」、9月が見ごろとなる「萩の道」、中国風の庭園を感じられる「竹庭」などがあり、四季折々の景観を楽しめます。特に11月には、庭園内のモミジが一斉に色づき、紅葉の名所としても有名です。
日本初のフランス式整型庭園【強羅公園】
ローズガーデンの1,000株のバラと紅葉を一緒に楽しむことができる美しい庭園です。入園料は大人550円で小学生以下の子どもは無料ですが、箱根フリーパスの利用者は大人も無料になります。
入園すると、冬でも暖かい熱帯植物館や点茶体験ができる歴史ある茶室、カフェ、陶芸・吹きガラス体験などもできて1日中遊べます。子どもと一緒にトンボ玉体験をするのもよいですね。
おなかが空いたら、人気No.1メニューの強羅園カレーやバラソフトクリームもありますよ。
箱根の観光 箱根強羅公園 (季節の花、点茶体験、陶芸・吹きガラス体験、植物館)
大正3年(1914)に開園した箱根強羅公園は、桜、つつじ、あじさい、紅葉、バラなど様々な花が楽しめ、点茶体験、陶芸・吹きガラス体験、植物園などの施設も充実しており、1日楽しめる箱根の観光スポットです。