赤ちゃんがベビーカーで寝ぐずり!その原因やベビーカーへの対応策
赤ちゃんとのお出かけは荷物が多いため、「ベビーカーだと移動がしやすい」と言うママは多いでしょう。しかし、ベビーカーのなかで赤ちゃんが寝ずに泣いてばかりいると、ママも困りますよね。ここでは、寝ぐずりが起きる原因やベビーカーで泣く赤ちゃんの対応法などをご紹介します。
寝ぐずりはどういうときに起こるの?
眠りたいのに上手に眠れないとき
寝ぐずりと聞くと、夜の寝かしつけの時間に起きるものだと思う方が多いようですが、お昼寝前にも起こりやすいものです。月齢が低い赤ちゃんは一日に何回かお昼寝をするので、眠たくなるとご機嫌が悪くなることがあります。
眠りにつくまでの時間は赤ちゃんによって違いますが、ずっとぐずられるとママもどう対応すればよいのか悩みますよね。そのようなときには、どうすれば寝やすいのかを、様子を見ながら研究してみるとよいですよ。
生後2カ月~2歳頃まで続くことがある
赤ちゃんは2歳になるくらいまで、自分ひとりではスムーズに眠れないといわれています。前にもご紹介したとおり、眠りにつくまでの時間は赤ちゃんによって違い、あまり泣かずに寝てくれる子もいれば、2歳になってもママがしばらく抱っこしていないと泣いてしまう子もいます。
成長するとひとりで寝られるようになってくるので、それまではおおらかな気持ちで接することが大切でしょう。ママが疲れているときはパパに寝かしつけをお願いするなどして、夫婦で協力して寝ぐずりに対応していけるとよいですね。
見た目や環境からは原因がわからない場合も
赤ちゃんは、ママになにかしてほしいときや寂しいときなどに、泣いて気持ちを伝えています。赤ちゃんが泣くと、ママは「抱っこしてほしいのね」「眠たいのかな」などと赤ちゃんの気持ちを汲んで、ご機嫌になる方法を考えて行動するでしょう。
頑張ってあやしても、赤ちゃんが泣き止まない日もあります。そのようなときもイライラせずに、赤ちゃんが安心できるよう優しく接しましょう。
ベビーカーに乗せて困る「ぐずり」の原因
意外と気づかないベビーカーのなかの温度
とくに、夏と冬は赤ちゃんにとって過ごしにくい温度の日が多いため、注意が必要です。夏場のベビーカーの移動は、アスファルトの照り返しによりママの位置よりも赤ちゃんがいる位置のほうが温度が高くなり、暑さを感じやすくなっています。夏場にお出かけするときは、保冷シートを敷いて暑さ対策をするとよいですよ。
冬場は寒いので、ベビーカーに乗ると赤ちゃんの体が冷えてぐずることがあります。毛布などの防寒グッズを使いましょう。
シートが体に合わず、乗り心地が悪い
ねんねの時期はベッドのようにシートを下げたままで移動するとよいですが、赤ちゃんが座れるようになる頃にはシートを起こしたほうが乗り心地がよいでしょう。シートを起こすと景色を見ながら移動できるため、気分転換になるかもしれませんね。
月齢が低い時期から使うことができるA型タイプと、赤ちゃんが成長してから使えるようになるB型タイプがあります。選ぶときにはいつから使用したいかを考え間違えないようにしましょう。
ママとの密着度が高い抱っこやおんぶが好き
赤ちゃんは、ママに抱っこやおんぶをしてもらうのが大好きです。抱っこやおんぶはママと密着できるため、ママの温度を直接感じることができ、赤ちゃんの心が落ち着くのでしょう。
とくに、普段から抱っこやおんぶを頻繁にしてもらっている赤ちゃんは、ママと少しの間でも離れるのを嫌がる子が多いようです。ベビーカーのシートが心地よくても、ママと密着しているほうが赤ちゃんは安心感を得られてよいのかもしれませんね。
寝ぐずりに対応するベビーカーの機能や対策
幅広シートや振動軽減など快適性UPの機能
最近では快適に乗れるものがほとんどで、ベビーカーに伝わる振動をしっかり吸収するようになっています。ガタガタすると乗り心地が悪く赤ちゃんが泣き出す可能性があるので、振動がなるべく少ないものを選びましょう。
また、シートが狭いと窮屈に感じてしまい、ベビーカーに乗るのを嫌がることがあります。赤ちゃんが成長してからもベビーカーを活用したいというママは、幅が広めのものを選ぶと体が大きくなってからも快適に乗ることができますよ。使用時期も考慮して選んでみてくださいね。