お腹の赤ちゃんが大きい?気掛かりなことやママができる対処法とは
赤ちゃんが大きい場合に気掛かりなこと
頭が大きいと水頭症の可能性も
赤ちゃんの頭だけが大きく成長するのは、水頭症という病気の可能性も考えられます。頭蓋骨にある液体がたくさん出てしまう病気で、産まれてから水頭症と診断される赤ちゃんもいますよ。
ほかにも、脳腫瘍や、頭のなかに血液が溜まる病気など、頭が大きいのには様々な病気が隠れている可能性があります。心配なママは、妊婦健診のときに赤ちゃんに病気の可能性がないかを聞いてみると不安が解消されるかもしれませんね。
4kg超えの巨大児は難産の確立が高くなる
ある友人ママの話では、初めての出産で予定日になってもお産が来ず、赤ちゃんが4kgを超えているため陣痛促進剤を使ったそうです。しかし、赤ちゃんが大き過ぎてなかなかお産が進まず、産まれるまでに24時間かかり本当に大変だったと話してくれました。
また、先輩ママは、赤ちゃんがお腹の中で大きくなり過ぎたことや、ママの体への負担なども考慮し、急遽帝王切開となったそうです。あらかじめ、医師とも対応を話していたそうですよ。
両親の遺伝であるケースも考えられる
また、大人になってからは標準の体型でも「赤ちゃんのころは大きかった」というパパやママもいますよね。その場合も、遺伝によって赤ちゃんがお腹の中で大きく育っていることが考えられます。ですから、あまり不安にならずに「パパやママに似たんだね」と、おおらかな気持ちで出産に臨みましょう。
先ほどの体験にあったように、赤ちゃんが大きいと産まれてくるまでに時間がかかる可能性もあり、「大きな赤ちゃんを産めるのか不安」というママも多いですよね。不安ばかりが募ると体に力が入ってお産が進みづらいので、リラックスすることが大切ですよ。
普段の生活で赤ちゃんのためにできること
妊娠中は適度な運動で母体の体重管理を
妊娠中は、体調が悪かったりお腹が大きくて動きづらかったりして、運動不足になるママも多いですよね。しかし、体調がよいときは適度な運動をするなどして、体重が増え過ぎないように気をつけましょう。
適度な運動をすることで、体重を管理できるだけでなく、お産に耐える体力をつけることもできます。出産にはかなりの体力が必要なため、階段の上り下りやぞうきんが掛け、ウォーキング、ストレッチなどをして、毎日体を動かしましょう。
産後は生理的体重減少があることを知ろう
平均的な大きさの赤ちゃんの場合、1日に30gくらいずつ増えていくといわれています。赤ちゃんの体重は、入院中に毎日チェックしますが、赤ちゃんによっては生まれてから数日の間に、体重が減っていることもありますよ。
赤ちゃんが生理的に体重が減ってしまうのは、お腹の中にいたときに飲み込んでいた羊水がうんちとして出る、上手にミルクやママのおっぱいを飲めないなどの理由があるようです。多くの赤ちゃんに見られる減少なので、心配し過ぎずに様子を見守りましょう。
赤ちゃんが大きいのも個性の一つと捉えよう
大人でも体が大きい方や小さい方がいるように、赤ちゃんの体の大きさにも個人差があります。「うちの子だけ、周りの赤ちゃんよりも大きい」と、ほかの子と比べて不安になるのではなく、適正体重内かどうかをチェックしてみましょう。
赤ちゃんの体が大きいのは個性の一つです。どうしても不安な場合は、生後1カ月健診のときなどに医師に相談してみるとよいですよ。体の大きさよりも、日々の体重の増加などに目を向けてみましょう。
まとめ
なるべくスムーズなお産になるように、妊娠中の過ごし方にも気をつけてくださいね。栄養バランスがよい食事や適度な運動など、妊娠中は規則正しい生活を心掛けることが大切ですよ。