
幼児期から表れている男女差。違いを理解してうまく育児に生かそう
幼児期の男女差を育児に上手に生かすコツ

男の子へのNG行動と上手な伝え方
兄弟げんかがよくおこるのも、こういう男の子の特性からだといえます。1番近くにいる兄弟は、なんでも競争につながってしまい、負けたくないという気持ちからけんかにまで発展します。成長して、意味のない競争は止めたほうがよいと気がつくと、けんかも減っていくでしょう。
ですからママは男の子を比較したり、自尊心を傷つけるような言動をしないように気をつけましょう。「○○君はできるのに、どうしてできないの?」という言葉より「これができたら、とってもかっこいいよ!」と言えば、男の子の心を前向きにし、やる気を起こしてくれるでしょう。
女の子へのNG行動と上手な伝え方
保育園でも年長組くらいになると、男の子と女の子で行動に差がみられます。女の子は集まってその場でお喋りしながら遊んでいるのですが、男の子たちはばらばらで好きなことをしていたり、動き回っていたりするのです。
女の子になにか伝えたいときは、筋を立てて分かりやすく説明してあげましょう。きちんと理解しようとしますし、納得がいかないことは質問もしてくるでしょう。そうして言葉で納得できれば、いけないいことをしたときでも、自分から反省してくれることもあります。話を聞いてあげると女の子は喜びますし、素直になってくれますよ。
男女差だけではなく個性にも目を向けよう
男の子でも、走り回るのは好きじゃない、競争も好きじゃない子もいます。ママはほかの子と違うと心配するかもしれませんが、これは女の子のように、精神年齢が高い子なのかもしれません。大好きなヒーローがいたら「これができたらヒーローみたいだね」といってあげると喜んでやってくれたりします。
ママとパパは、その子の個性や好きなことを知り、よい方向に伸ばしてあげましょう。子どもはママとパパに認めてもらえると、自信をもってのびのび成長していきます。
まとめ
子育てを楽にするには、その子のことをよく知り、前向きにしてあげることです。単に怒って子どもを畏縮させるのでなく、解決して、次に進めるようにしてあげるのです。
自分が子どものころを思い出して、これは嫌だった、あれはよかったという自分の親の言動を思い出してみてください。そこには子育てに大切なヒントが隠されているかもしれまんよね。