幼児期から表れている男女差。違いを理解してうまく育児に生かそう
男の子と女の子、生まれたときは同じように泣いてミルクを飲んで寝る赤ちゃんなのですが、成長とともにだんだん体格も行動も違ってきます。女性のママにとっては、男の子の行動は疑問だらけ。女の子のおませ振りには驚かされる日々。難しいと思う子育ても、男の子と女の子の特徴をうまく生かせば、きっと楽しくなりますよ!
幼児期の男の子ママが知っておきたいこと
幼児期の男の子の身体的特徴
運動能力が発達してくると、もっとむずかしいことに挑戦したくなるようで、気がつけばジャングルジムの上まで登っていたり、ママをひやひやさせてくれます。まだ自分で危険なことだと判断できないので、ママは目が離せないですね。
言葉は女の子より遅いので、何か伝えたいときは、わかりやすい言葉を選びましょう。注意するときは目を見て、真剣な顔ではっきり伝えるようにしましょう。
男の子の苦手なことや行動パターン
手伝ってもらったら、それを頼りにしてしまう男の子。男の子はママに世話を焼いてもらいたい、甘えっ子なところもあります。
ふざけてみたり、けんかしたり、とにかくじっとしていられないのも男の子の特徴です。これはまだママのお腹の中にいるときに、男性ホルモンを浴びて男の子の脳になるからだそうです。男の子の脳は、人間が生きていく基本になる「戦って勝つ」本能が強くでるため、動いたりけんかしたりするのだそうですよ。
幼児期の男の子が好きなおもちゃや遊び
下ネタも好きです。あまりお喋りできなくても「うんち」や「おしり」といった言葉をいつの間にか覚えて使っています。下品だからとママが注意しても「おしり」というだけで、喜びの笑みを押さえきれない男の子なのです。
上にも書いたように、戦うことが好きな子も多いです。ヒーローに憧れて、その気になってポーズを決めたり、悪者をやっつけて大満足ですよ。
幼児期の女の子ママが知っておきたいこと
幼児期の女の子の身体的特徴
男の子に比べると病気に強いといわれています。もちろん個人差はありますが、一般的には女の子の方が強いようです。でも柔らかい体のため、関節や靭帯もゆるく、先天性股関節脱臼などの病気が発生しやすくもあります。
言葉の発達が早いので、なにか注意するときも、どうしてダメなのか言葉できちんと説明してあげましょう。適当にあしらわれたり、ごまかされたりしたら気がついて、傷つくこともありますので、子ども扱いしないようにしてあげたいですね。
女の子の心の発達や行動パターン
「自分でやる」という気持ちも強く、ママが手を出そうとしたら怒ってしまうことも。好きな服を選んで着たり、自由にやらせてあげるのもいいでしょう。早く自分の身の周りのことができるようになれば、ママも助かります。
同じ女性なので、ママが好きな服や靴は子どもも好きだと思ってしまいがちのようです。でも女の子はもう自分の好みがあるので、ママの好みを押しつけないように気をつけましょうね。
幼児期の女の子が好きなおもちゃや遊び
女の子がおませに見えるのは、大人のような喋り方をしたり、大人の考えが分かっているようなことをいうからですが、これはおままごとの延長ともいえますね。赤ちゃんの人形にミルクをあげたり、お世話をするのが好きなのも女の子の特徴です。
お姫様になるのも好きで、ドレスを着たり髪飾りをつけたりするととても喜びます。こっそりママの化粧品を試してみたりしながら、綺麗になる練習を幼いころから始めています。