幼児の爪の切り方のポイントは?うまく切るコツと困りごとの対処法
幼児の爪切りの注意点と困りごとの対処法
お風呂上がりは柔らかいので切りすぎに注意
大人の場合は、入浴後に爪を切るのがちょうどよいともいわれていますが、幼児の場合は、爪が水分を含むことで、いつもよりさらに柔らかくなっています。爪が切れやすくなることで、深爪したり、爪の周りの皮膚まで一緒に切ったりしてしまうかもしれません。
爪切りは、できるだけ入浴前か入浴直後を避けて行うようにしましょう。もし入浴直後のタイミングしかないという場合には、切りすぎないように細心の注意を払ってくださいね。
深爪や割れるなどトラブルのときの対処法
ただ、ひどい深爪や、爪が割れるなどした場合には、傷口からばい菌が入りやすくなります。流水で指先を洗って、その上からばんそうこうで爪をカバーしてください。
爪がはがれてしまった場合は、患部を流水で洗い、はがれた爪を元に戻して乗せ、ガーゼや包帯などで固定します。その後すぐに皮膚科、または整形外科か外科を受診するようにしましょう。
爪切りを嫌がるときは紙やすりがおすすめ
無理やり爪を切ると、子どもはますます爪を触らせてくれなくなります。どうしても子どもが爪切りを嫌がる場合は、爪用の紙やすりで爪をこするとよいでしょう。1日のうちに、子どもの爪をそれぞれ数回こするだけでも、適切な長さを保つことができます。
この方法なら、子どもが急に動いてもけがをする心配がありません。短時間で済むので、子どもも慣れやすいそうですよ。
爪切りが嫌いな子には遊び感覚で少しずつ
まずは、親が楽しそうに爪を切っているところを見せるとよいですね。爪を切るたびに、「わ!飛んで行った!」「ほら!切れたよ!」などとオーバーにして見せれば、子どもも真似したがるかもしれません。遊び感覚で少しずつ行うことが大切です。嫌がる場合には無理して切らず、数日に分けて切りましょう。
まとめ
手の爪にも、足の爪にも、それぞれ重要な役割があります。正しい爪の切り方で、子どもの爪をトラブルから守りましょう。