8カ月頃の赤ちゃんの冬服の選び方!おすすめ素材とコーディネート
暖かい春に生まれた赤ちゃんがはじめての冬を迎える頃には、離乳食が進んだり、ズリバイやハイハイで移動したりと、さまざまな成長が見られます。赤ちゃんの服装選びは難しいものですが、8カ月頃の活発な赤ちゃんが活動しやすくなるように、室内や屋外でどのような冬服を着せていけばよいのかについてご紹介します。
赤ちゃんの冬にはどんな服装がよい?
生後8カ月頃のベビー服のサイズの目安とは
生後6カ月〜1歳頃のベビー服のサイズの目安は80とされていますが、一口に80サイズの服といっても、上下がつながったロンパースから上下セパレートの服まで、多種多様に販売されています。
赤ちゃんの成長は個人差が大きいので、「8カ月になったから、このサイズのこの服」と月齢に合わせるのではなく、お子さんの身長や体重、発達の段階を考慮しながら、そのときどきに合ったものを選ぶようにしましょう。
保湿性と伸縮性に優れた素材の肌着を選ぶ
生後8カ月の頃には、短肌着やコンビ肌着からボディ肌着へとシフトしていくママが多いかと思いますが、形だけでなく素材にもこだわって選ぶようにしましょう。
吸湿性や通気性などの機能面において優れている綿100%の肌着は、デリケートな赤ちゃんの肌にぴったりです。同じ綿素材でも生地の織り方によって厚さや編み方に違いがあるので、夏場には通気性抜群のガーゼやメッシュを、冬場には保温性や伸縮性に優れたスムースやフライスを着せるなど、季節に合わせて選ぶとよいですよ。
暖かく使いやすいカバーオールが重宝する
股の部分にスナップがついているのでおむつ替えがしやすい、上下がつながっているのでお腹がはだけず、お腹が冷えないので冬場に重宝する、なども人気の理由でしょう。寒い季節に着せるのであれば、長袖・長ズボンのもの、キルトなどの暖かい素材のものがおすすめですよ。
ただし、活発な赤ちゃんでハイハイなどでの移動が早く、おとなしく股のスナップボタンを留めさせてくれないとなれば、カバーオールから上下セパレートの服へとシフトする必要があるでしょう。ママのお世話のしやすさも重視して服を選びましょう。
赤ちゃんの冬服を選ぶときのポイント
冬の服装は大人マイナス1枚を目安にしよう
冬場の赤ちゃんの服装は、生後2カ月頃までであれば大人と同じ枚数、体温調節機能が発達しはじめる生後3カ月以降であれば大人より1枚少なめが目安とされています。
大人からすると少し寒そうに見えるかもしれませんが、赤ちゃんの平熱は37℃前後と大人より高めですので、「上下がつながったボディ型肌着1枚+カバーオールまたは上下セパレートの服」を基本として、毎日のコーディネートを考えていくとよいでしょう。
厚着に注意!肌着を重ね着して調節を
保温性のある服やもこもことした服はたしかに暖かく外出時などには重宝しますが、あまりに分厚い素材の服を着せてしまうと赤ちゃんの動きを妨げてしまったり、授乳後などの体温が上がったときに汗をかいてしまったりするので注意が必要です。
もこもことした厚手の服では体温調節が難しいので、冬の赤ちゃんの服装は薄手のものを重ね着するのがおすすめです。寒そうにしているときには肌着を重ねたり、ベストやカーディガンを着せたりする、背中に汗をかいているようであれば1枚少なくするなど、赤ちゃんの様子を見ながら調節するとよいですよ。
外出用に暖かいアウターを用意しよう
・ベスト
寒くなりはじめる頃にあると便利です。着脱のしやすい前ボタンタイプのものがおすすめですよ。
・ポンチョ
袖のないデザインで、肩から腰までをすっぽり覆うことができます。袖のあるアウターより着脱がしやすく、首がすわった頃から長く着せることのできるアウターです。
・ジャンプスーツ
真冬に長時間外出するときに役立つアウターです。フードや手足に折り返しのカバーが付いているもの、ダウン素材や裏起毛のものなどさまざまです。
赤ちゃんにおすすめな冬のコーディネート
お部屋の中ではなにを着て遊ぶ?
赤ちゃんが過ごす冬場の部屋は、室温20〜23℃、湿度40〜60%程度が理想的だとされています。エアコンなどの暖房器具や加湿器などを使って温湿度を調整し、赤ちゃんが厚着をしなくても快適に過ごせるようにするとよいでしょう。
お部屋で過ごすときの服装は「コンビ肌着、または前開きやかぶりタイプのボディ肌着+カバーオール、または長袖Tシャツやトレーナー+ズボンやスパッツ」が基本です。靴下は滑ったり手足が蒸れてしまったりするので必要ありません。肌寒い日にはベストやカーディガンなどのはおりもので調整しましょう。