ママはセスキ炭酸ソーダを使おう!育児中の洗濯や掃除に役立つ使用法
セスキ炭酸ソーダについて聞いたことがあるというママも多いことでしょう。セスキ炭酸ソーダは、用途の広いアルカリ剤です。そこで今回は、セスキ炭酸ソーダはなぜ子どものいる家庭に最適なのか、セスキ炭酸ソーダを使った洗濯と掃除方法、使用するときの注意点などについてお話しします。ぜひ参考にしてみてくださいね。
セスキ炭酸ソーダは子どものいる家庭に最適
セスキ炭酸ソーダは自然由来の洗剤
セスキ炭酸ソーダとは、炭酸ナトリウムと重曹が結合したもので、炭酸ナトリウムと重曹の中間に位置する性質を持っています。
元々自然界にはセスキ炭酸ソーダが存在しており、それを分離して重曹と炭酸ソーダが作られたのです。ですので、セスキ炭酸ソーダは人為的に化学合成して作ったものではなく、自然由来のものなので安心して使うことができますよ。
重曹を使っているママもいるかもしれませんが、セスキ炭酸ソーダの方がアルカリ度が高く、重曹よりも水に溶けやすいという性質を持っています。
子どもの食べこぼしやおむつの消臭に役立つ
こんなとき、セスキ炭酸ソーダを使って掃除するのがおすすめです。自然由来の洗剤なので、掃除した後、子どもがその場所に触れても安心ですし、環境保全にも役立ちます。
また、赤ちゃんに布おむつを使っている場合、何度洗濯しても臭いが気になるということもあるでしょう。こんなときにもセスキ炭酸ソーダが大活躍しますよ。
セスキ炭酸ソーダを溶かした液におむつを一晩浸け置きし翌日すすぎ洗いをするだけで、おむつに染み込んだ臭いも気にならなくなります。生理用布ナプキンの場合も、同様にして臭いを消すことが可能です。
無添加なのにキッチンの油汚れにも強い
セスキ炭酸ソーダは、タンパク質や油汚れを分解しやすいという特徴があるので、無添加にも関わらず、キッチンの油汚れをスムーズに落とすことができますよ。シンクのぬめりや臭いを消す効果もありますし、換気扇の油汚れにもその効果を発揮します。
汚れが気になったときにさっと掃除ができるように、セスキ炭酸ソーダで作ったスプレー水をキッチンに常備しておくと便利ですね。
セスキ炭酸ソーダを使った洗濯と掃除方法
洗濯と掃除に使えるスプレーの作り方
まず、セスキ炭酸ソーダのパウダーと水、空のスプレーボトルを用意します。セスキ炭酸ソーダのパウダーとスプレーボトルは100円ショップでも見つけることができるので、探してみてくださいね。
作り方はいたって簡単で、水100mlにつきセスキ炭酸ソーダ1gを溶かすだけです。最初は少量を作ってから様子を見て、頻繁に使うようなら多めに作るようにしましょう。
セスキ炭酸ソーダをよく使う場合は、ネット通販やホームセンターなどでまとめ買いした方がお得かもしれません。
セスキ炭酸ソーダで「洗濯」をする方法
さきほどお話ししたスプレーを使う場合、衣類の気になる皮脂汚れに直接スプレーを吹きかけます。部分洗いの洗剤を使うときと同じようにしてみてくださいね。その後はいつもと同じように洗濯機で洗うだけです。
セスキ炭酸ソーダをパウダーのままでも使うことができます。水30Lに対してセスキ炭酸ソーダのパウダーを大さじ1杯入れて、洗濯槽に水が溜まったらしっかりと攪拌させて水に溶かします。そのまま3時間から一晩浸け置きしてから洗濯すると、汚れが落ちやすくなりますよ。
セスキ炭酸ソーダで「掃除」をする方法
これでも油汚れが残っているような場合には、キッチンペーパーにセスキ炭酸ソーダのスプレーを染み込ませたものを換気扇に貼りつけ、しばらくパックします。それから拭きとってみましょう。もしくは、スプレーの濃度を濃くしてみるのもおすすめです。
ステンレス製品の曇りやプラスチック製品のべたつき、臭いが気になったときは、水3Lに対し大さじ1杯のセスキ炭酸ソーダを溶かした液に浸け置きしてからブラシでこすると、きれいになりますよ。
セスキ炭酸ソーダを使用するときの注意点
アルミや漆器など使えない素材がある
キッチン周りに使われていることの多いアルミ素材のものに使うと、傷めてしまう可能性があります。セスキ炭酸ソーダがアルミでできたものに付着すると、アルカリが反応して黒ずんでしまうので気をつけたいですね。
漆器や銅、真ちゅう素材のものにも要注意です。表面が溶けたりアルカリで黒ずんだりする可能性があります。また、壁紙クロスにスプレーを吹きかけると、黄ばんでしまうこともありますよ。
アクリル樹脂に使うと、溶けて薄くなったり、跡が残ったりすることもあります。シーリングライトやテレビの液晶画面など、特に注意しましょう。