新生児がいるときの来客はどうする?疲れないためのコツや注意点
赤ちゃんが生まれるとたくさんの人からお祝いをしてもらえることでしょう。なかには直接、会ってお祝いをしたいといってくださる方もいるかもしれません。ありがたいことですが、産後まもないママや赤ちゃんは疲れやすく、困る場合もあるでしょう。そのようなときの対応の仕方や注意点をご紹介しますね。
新生児と来客を会わせるのはいつから?
ママと赤ちゃんの体調を考えて決める
生まれたばかりの赤ちゃんは、3~4時間ごとの授乳やおむつ替えなどのお世話があります。生活リズムも不規則なので、ママはまとまった睡眠がとりにくく寝不足になることもあるでしょう。
また、赤ちゃんによっては、まわりの雰囲気に敏感で泣きやまなかったり、場合によっては入院中に黄疸や発熱などで適切な処置を受けたりすることもあります。
来客の際には、ママと赤ちゃんの体調が安定していることが大切ですね。
入院中の面会は3日目以降にしてもらう
帝王切開だと傷が痛んで動けなかったり、自然分娩でもトラブルが起こったりするケースもあります。せっかく来てもらったのに、ママの体調が悪くて面会できなかったというようなことがあっては残念ですよね。
また、入院中は沐浴指導や調乳指導など、退院後の生活にむけてのケアでママは忙しい時間もあります。もし、入院中の面会を希望する方がいれば、産後の体力や気持ちが落ち着いてくる入院3日目以降でお願いしてみてはいかがでしょうか。
面会の際は事前に連絡をしてもらうようにしましょう。
アポなしの訪問はしっかりとお断り!
知っている人だと、断ることに気が引けると思うかもしれませんが、ママと赤ちゃんのことを優先してお断りしてもよいですよ。今後もお付き合いしていくことを考えると「赤ちゃんが眠ったところなので」など波風が立たないように断りましょう。
また、訪問のタイミングで、赤ちゃんのお世話で取り込み中だった、大切な電話をしていた、お風呂に入っていたなど、手が離せない状況だった場合もお断りする理由になりますね。そのようなときは次回から、事前に連絡をしてもらえるように相手に伝えるとよいですよ。
新生児に来客疲れをさせないようにしよう
訪問は短時間にしてもらう
疲れたり興奮したりする原因はさまざま考えられますが、日中の過ごし方も影響があるようです。例えば、知人や友人がお祝いをするために訪問してくれた場合など、赤ちゃんは知らない人を観察したり遊んだりして興奮して眠れなくなるようです。
そうなると、赤ちゃんの睡眠が乱れて寝かしつけが困難になり、赤ちゃんのお世話をするママの負担になってしまいますね。赤ちゃんやママの影響も考えて、できるだけ訪問は短時間にしてもらいましょう。
赤ちゃんが睡眠中は静かにする
生後3カ月頃までの赤ちゃんが起きていることができる時間は、2時間程度といわれています。起きてから2時間がたつ頃にまた赤ちゃんが寝ることを予想して、1日の予定をたてるとよいですよ。
来客がある場合も同様です。赤ちゃんが目覚めて2時間がたつ頃をみて、静かな場所で抱っこをしてゆらゆらしたり、おくるみで包んで安心させてあげるとスムーズに寝ることができるかもしれませんよ。
なかには興奮してなかなか寝付けない赤ちゃんもいるかもしれませんが、睡眠の邪魔にならないように静かにしましょう。
赤ちゃんのお世話優先の来客対応をする
ママは常に赤ちゃんのお世話で忙しいですし、赤ちゃんは初めて会う人に興奮してぐずったりすることもあります。ゆっくりと、お客様の対応をすることは難しいかもしれませんね。
そのようなことを想定して、あらかじめ、お客様用の飲み物やコップ、お茶菓子などをまとめて用意しておくとスムーズですよ。赤ちゃんのお世話をしながらでも、用意したものを出すだけですし、セルフサービスでお願いしてもよいでしょう。
ママと赤ちゃんにとって無理のない対応をしてくださいね。