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子育て上手なママになろう!子どもへの接し方や注意したいこと

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ママが子どもに使わないようにしたい言葉

子どもの人格を否定する言葉

日常生活の中で、無意識のうちに「人格を否定する言葉」を使っていることがあります。これは、どんなときでも、決して子どもに向かっていってはいけない言葉ですね。

例えば「意地悪」「ずるい」「嘘つき」「ダメな子」などがあります。つい使ってしまう言葉もいくつかありますね。

気をつけておけば修正できることに対する言葉が「叱る言葉」で、「生まれながら」とか「直そうと思っても簡単には直せない」と思わせる言葉が「人格を否定する言葉」です。難しいですがはっきり区別しておく必要がありそうですね。

「人格を否定する言葉」を受け続けると、自己否定感や他者不信感、ついには人間不信につながってしまいますよ。気にしてないようでも、深層心理では傷ついていることが多いそうです。

否定語や命令語はお願いや提案の形に変えて

専門家によると「大人の脳」と「子どもの脳」は構造が違うそうです。「子どもの脳」は、より具体的なイメージがないと、理解できないことが多いそうですよ。

大人ではニュアンスで伝わることも、子どもには具体的に伝える必要がありそうですね。例えば「おうちの周り」ではなくて「庭の縁側の前」、「おやつの前に」ではなく「おやつの準備をしているときに」といった表現の仕方です。

否定語は、肯定の形に変える必要がありそうですよ。「慌てずに」は「ゆっくりと」、「騒がないで」は「静かに」といったいい方です。「~しないで」を「~して」に変えます。

命令語は、お願いや提案に変えてみましょう。「食べなさい」を「食べてね」、「寝なさい」を「寝ようか」といった具合です。

「早く!」「まだ?」と子どもを急かす言葉

「早く!」「まだ?」は子どもを急かす言葉です。これらの急かす言葉は、伝わりにくいうえに弊害もあるそうですよ。

まず、急かされることで、考える時間を奪われ、考えることが苦手になるそうです。急いでいるので「うっかりミス」も多くなりますよね。

間に合わせるために作業も雑になることでしょう。コミュニケーション上のトラブルも増え、友だちを作ることも難しくなるかもしれません。

どうやら「早く!」「まだ?」はあまり使わない方がよさそうです。代わりに「なぜ急ぐのか」を具体的に伝えるとよいですね。

「長い針がここにくるまでに、まず、これを終わらせる」と一つに絞って集中させるのもいい方法です。時計が難しければ、キッチンタイマーなども役に立ちそうですよ。

子育てが辛いと感じてしまうタイミング

パパが子育てに協力してくれないとき

パパが子育てに協力してくれないときには子育てをとても辛く感じますよね。日本のママたちの育児や家事にさく時間は外国の2倍だそうですよ。

これらを1人でこなしていくのですから大変な労力ですよね。でも忙しそうなパパにはなかなか頼みづらいのも事実です。

そんなときには「間接育児」という方法がありますよ。寝かしつけや夜泣き対応などの「専門育児」は、初めてのパパにはハードルが高いものです。だから「育児以外の家事をパパにお願いしよう」というのが「間接育児」という考え方です。

具体的には「食事の片づけ」や「ゴミ出し」「掃除」はパパの仕事、と決めてしまうのです。「間接育児」は「直接育児に関わらなくても、家事を分担することで間接的に育児に参加する」という考え方です。

急いでいるときに限ってわがままをいうとき

子どもって、急いでいるときに限って、かんしゃくを起こすことが多いですよね。バスや電車の時間が迫っていたり、登園の時間が迫っていたり、ゆっくり待っていられないことも多いですよね。

時間にゆとりを持って行動することができれば、こんな事態も避けられるのでしょうが、そううまくはいかないことが多いです。気ばかりが焦ります。

子どもは敏感なので、そんなママのイライラが、そのまま伝わってしまうのでしょうね。でも、子どもが小さいうちは、仕方のないことだと思いますよ。

そんなときには、あまり深刻に考えずに「我が家だけのことではない」「これも今だけ」と開き直ってしまいましょう。きっと3年後には「そんな時期もあったなあ」と懐かしく思い出しますよ。

子どもが泣き止んでくれないとき

子どもが泣き止んでくれないときには、こっちが泣きたくなりますよね。周りに人がいないと、何とかしのげますが、室内だったり、人ごみの中だったりすると、周りの目も気になりますよね。

「もういい加減に泣き止んで!」と叫びたくなりますが、それをしてしまうと、ますます大泣きしてしまいます。泣いている赤ちゃんを抱いて、夜の公園にぐったり座り込んでいるママを見かけたこともあります。精神的に追い込まれてしまいますよね。

大きくなって言葉が出るようになると、何をしてほしいのか、自分でちゃんと伝えられるようになりますよ。そして、2人目になるともっと楽になります。赤ちゃんが泣く理由を理解できるようになって、余裕を持って対応できるようになりますよ。

子育てに疲れたら思い出してほしいこと

1人で頑張らないで吐き出す勇気を持とう

どんなに正論を並べても、育児は過酷ですよね。「冷静に」「優しく」しなければいけないのは、頭ではよく分かっているのですが、感情が爆発しそうになります。

ヘルプを出したくても、誰にいったらいいのか分からなくなります。「みんなやっているのだから」と考えると、自分だけ愚痴っているようで、悲しくなりますよね。

しかし、先輩ママたちが口をそろえていうのは「出産・育児は、人生の中で最も大変な作業」だそうですよ。これ以上大変なことには、多分、もう出会わないと思われますよ。

だから、愚痴っていいと思います。「ここで愚痴らないと、いつ愚痴るのか」ということになりますよ。なにせ人生最大の試練なのですから。

1人で頑張らないで、吐き出す勇気を持ちましょう。

子育てを辛いと感じるのは悪いことじゃない

ある口コミ情報サイトのデータがあります。子育てについてのアンケートをとった結果です。それらを見ていくと、「子育てが辛い」と感じているママが、予想以上にたくさんいることが分かりますよ。

そのサイトによりますと「育児がつらいと感じることがありますか?」という質問に対して「はい」と答えているママたちが、88.0%もいます。そして「最も辛かったのは、0歳の時」という人が、44.0%です。半数近くですね。

そして、年齢が上がっていくにつれて「辛い」と思っているママの数は減っていきます。3歳を超えるあたりから、10.0%未満になっていきますよ。

子育ては大変です。でも「辛いと思っているのは自分だけではない」ということを知っておくと、多少は心強くなりますね。

すべてを完璧にこなせるママはいない

「辛いと思っているのは自分だけではない」ということと一緒に「すべてを完璧にこなしているママはいないんだ」ということも知っておくと、ずいぶん気が楽になりますよ。

育児は底が見えません。どんなに頑張っても「完璧」と思えるレベルまでは、いけないのが普通です。

それならいっそ、逆の発想をするという方法もありますよ。「しなければならないこと」を探すのではなく「しなくていいこと」を探してみたらどうでしょう?

「掃除をしなくていい日はないかな?」「食事の準備がいらない方法はないかな?」「洗濯をしない日は作れないかな?」など、探せば結構見つかりそうです。育児をしているママが大変なのは、パパもよくわかっていますので、きっと理解してくれると思いますよ。
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