子育て上手なママになろう!子どもへの接し方や注意したいこと
「子育て上手なママ」って、どんな人のことをいうのでしょうか?確かに、何も特別なことをしているようには見えないのだけれど、子どもがとても素直で、のびのびと育っている家庭を見かけることがあります。そんな「子育て上手なママ」になるためのコツや、日々の育児のストレスを解消する方法などを調べていきます。
目次
- 子育て上手なママの特徴を知ろう
- 子どものことを知ろうとしている
- 子どものリズムに合わせて生活している
- 日常生活の中に勉強を取り入れている
- 子どもが受け入れやすいしつけの方法は?
- できないことを叱らずできたことを褒める
- 否定する前にまずは共感の言葉をかける
- しつけの一貫性を大切にする
- 子どもを叱るときに注意したいこと
- 感情的にならずダメな理由を冷静に伝える
- 長々と時間をかけず短時間で済ませる
- 叱った後は子どものフォローを忘れずに
- ママが子どもに使わないようにしたい言葉
- 子どもの人格を否定する言葉
- 否定語や命令語はお願いや提案の形に変えて
- 「早く!」「まだ?」と子どもを急かす言葉
- 子育てが辛いと感じてしまうタイミング
- パパが子育てに協力してくれないとき
- 急いでいるときに限ってわがままをいうとき
- 子どもが泣き止んでくれないとき
- 子育てに疲れたら思い出してほしいこと
- 1人で頑張らないで吐き出す勇気を持とう
- 子育てを辛いと感じるのは悪いことじゃない
- すべてを完璧にこなせるママはいない
- 子育て疲れを減らすためにできること
- 子育て支援センターに参加や相談する
- 一時預かりなど子育て支援を利用する
- 家事も育児も気負わずよい意味で適当にする
- 孤独感を打ち消す子育てブログを読もう
- 笑える4コマ絵日記「かぞくばか」
- 育児絵日記「子育て楽じゃありません」
- 育児の参考になる芸能人ママのブログ
- 真面目だからこそおちいりがちな落とし穴
- 育児書に書いていない事態にパニックになる
- ネットで検索しすぎて余計に不安になる
- 周りの子と成長を比べてしまう
- 今しかない育児の時間を目一杯楽しむために
- 「私は最高のママ」と自信を持とう
- ネガティブなこともポジティブに変換しよう
- 日々の小さな成長を見逃さないようにしよう
- まとめ
子育て上手なママの特徴を知ろう
子どものことを知ろうとしている
そのために、まず子どもを観察することです。子どもの様子をよく見てみましょう。誰と、何をしようとしているのか、なぜそうしようとしているのか、最終的にはどうしたいのかを、じっくり観察してみましょう。
近くでじっと眺めるわけではありませんよ。ちょっと離れたところからさりげなく見ておきましょう。あまり近くにいると、子どもも構えてしまいます。
初めは、何が目的なのかよくわからなくても、だんだん理解できるようになりますよ。子どもには、子どもの理由がちゃんとあるのですね。
子どものリズムに合わせて生活している
わかりやすくいうと「子どものペース」ということです。だから「子ども1人1人リズムは違う」ということになりますね。
速いリズムと遅いリズム、どっちがよくてどっちが悪いということではありません。「どっちのほうが自分のペースに合っているのか」ということが大切です。
その子どものリズムに合わせて生活できる親が、子育て上手な親ということになりますね。「あわただしく急かしたりするのではなくて、子どもが満足するまでじっと待てる」ということでしょうか。「前に立って引っ張っていくのではなく、子どもの後ろから一緒についていけるような親」ということですね。
日常生活の中に勉強を取り入れている
勉強したことも、実際使ってみないと、やがて忘れてしまいます。しかし、学んだことが生活の中で役に立つことが分かると、学びが楽しくなって、もっと色々なことを知りたくなりますよね。
大好きなテレビの始まる時刻を教えることで、時計の見方を覚えますし、おやつを分けることで、計算に興味を持つことができます。積み木も図形の勉強につながりますし、絵本で文字も覚えます。
日常生活の中に、さりげなく学習要素を入れることで、基礎学力がついていくのですね。楽しく学んだことはいつまでも忘れませんよね。そして、学ぶ意味を理解できるようになります。
子どもが受け入れやすいしつけの方法は?
できないことを叱らずできたことを褒める
子どもの精神状態は、大人ほど強くはありませんので、できていないことを指摘されると、大人が思う以上に傷ついているかもしれません。できないことを叱るのではなく、できていることを褒めるように心がけることが大切のようです。
どうしても「できていないことを叱った方が手っ取り早い」とか「あまり褒めると図に乗る」と考えてしまいますよね。ところが実際は逆のようですよ。
叱られたことは「不快なこと」として、脳が忘れようとするそうです。逆に褒められると、脳が「快感」として認識しますので、なかなか忘れないそうです。いつまでも覚えておいてほしいのなら「褒める」方が効果的といえますね。
否定する前にまずは共感の言葉をかける
例えば「おもちゃを今すぐ片付けなさい!」というよりは「もっと遊びたいよね。それは分かるんだけど、このままだとおもちゃさんも悲しいんじゃない?」と問いかけた方が、受け入れやすいということです。どちらも「整理整頓させたい」という目的は同じですよね。
親がまず共感してあげることで、子どもの中では「気持ちを分かってくれている」「自分のためなんだ」という思いが強くなりますよね。いい方ひとつで、泣き叫ぶか、すんなり聞いてくれるかが違ってくるのですから、伝え方を工夫する価値はありそうですね。
しつけの一貫性を大切にする
「条件付きしつけ」を繰り返していると、そうなってしまうことがあります。例えば「おとなしくしてないと、おやつはなしね」といったことです。「〇〇しないと…」という条件をつけているわけですね。
子どもの中では「おとなしくする」ということと「おやつ」はまったく関係がありません。「しつけたいこと」と「いってること」がずれていることになりますね。しつけの一貫性を保つためには「静かにお話ししたいから、おやつでも食べて、おとなしくしていてくれると嬉しいな」と伝えるのがよさそうです。
子どもを叱るときに注意したいこと
感情的にならずダメな理由を冷静に伝える
そうなると、子どもの中には「大好きなパパやママが何かに怒っている」という感情しか残らず「早く終わってほしい」「よく分からないけど、もう怒られないようにしよう」と、親の顔色だけをうかがうようになるそうです。「親がいいたいこと」や「ダメな理由」が、何一つ伝わっていない可能性もありますよ。
ダメな理由を伝えるのであれば、冷静に、淡々と、分かりやすく伝える必要がありそうですね。「怒る」のではなく「叱る」「伝える」ということですね。
長々と時間をかけず短時間で済ませる
これを心理学では「怒りのエスカレーション」と呼び「最も効果のないしかり方」とされていますよ。耳が痛いです。
お説教の時間が長くなると、子どもは、最初のころの話を忘れてしまいます。何で怒られているのかわからなくなり、かえって混乱してしまうそうです。
また、内容が多すぎるのも良くないかもしれませんね。確かに、10も20もダメなことをいわれ続けたら、落ち込むだけですよね。
効果的なお説教にするためには「5分間だけ」「一つか二つの内容で」と最初に決めておくといいそうですよ。感情的になって暴走するのは、ここでも逆効果みたいですね。
叱った後は子どものフォローを忘れずに
厳しく叱られてしまうと、子どもは「自分のこと嫌いなのかな?」と思ってしまうことがあります。「あなたのことは大好き。だけど『こういうことはダメ』ときちんと教えたかったんだよ」と伝えるのが「フォローする」ということになりますね。
難しいことですが、まず親の方が気持ちを切り替える必要がありそうですよ。いつまでも不機嫌な顔をしていると、子どもは「やっぱり自分は嫌われているんだ」ともっと落ち込んでしまいますね。
叱った後に「はい、終わり」と宣言するのもいい方法です。親も子どもも気持ちを切り替えやすくなりますね。