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子育て上手なママになろう!子どもへの接し方や注意したいこと

子育て上手なママになろう!子どもへの接し方や注意したいこと

「子育て上手なママ」って、どんな人のことをいうのでしょうか?確かに、何も特別なことをしているようには見えないのだけれど、子どもがとても素直で、のびのびと育っている家庭を見かけることがあります。そんな「子育て上手なママ」になるためのコツや、日々の育児のストレスを解消する方法などを調べていきます。

目次

子育て上手なママの特徴を知ろう

子どものことを知ろうとしている

子育て上手なママの特徴は、子どものことをよく知ろうとしているところです。子どもの行動をよく見ていると、理由が分かります。理由が分かれば、子どもに寄り添えるようになりますよ。

そのために、まず子どもを観察することです。子どもの様子をよく見てみましょう。誰と、何をしようとしているのか、なぜそうしようとしているのか、最終的にはどうしたいのかを、じっくり観察してみましょう。

近くでじっと眺めるわけではありませんよ。ちょっと離れたところからさりげなく見ておきましょう。あまり近くにいると、子どもも構えてしまいます。

初めは、何が目的なのかよくわからなくても、だんだん理解できるようになりますよ。子どもには、子どもの理由がちゃんとあるのですね。

子どものリズムに合わせて生活している

「子どものリズム」を大切にするママも、子育て上手なママですよ。「子どものリズム」って何でしょう?

わかりやすくいうと「子どものペース」ということです。だから「子ども1人1人リズムは違う」ということになりますね。

速いリズムと遅いリズム、どっちがよくてどっちが悪いということではありません。「どっちのほうが自分のペースに合っているのか」ということが大切です。

その子どものリズムに合わせて生活できる親が、子育て上手な親ということになりますね。「あわただしく急かしたりするのではなくて、子どもが満足するまでじっと待てる」ということでしょうか。「前に立って引っ張っていくのではなく、子どもの後ろから一緒についていけるような親」ということですね。

日常生活の中に勉強を取り入れている

子育て上手なママは、日常生活の中に勉強を取り入れています。実際の生活の中で学ばせながら、思考力や応用力を育てているのですね。

勉強したことも、実際使ってみないと、やがて忘れてしまいます。しかし、学んだことが生活の中で役に立つことが分かると、学びが楽しくなって、もっと色々なことを知りたくなりますよね。

大好きなテレビの始まる時刻を教えることで、時計の見方を覚えますし、おやつを分けることで、計算に興味を持つことができます。積み木も図形の勉強につながりますし、絵本で文字も覚えます。

日常生活の中に、さりげなく学習要素を入れることで、基礎学力がついていくのですね。楽しく学んだことはいつまでも忘れませんよね。そして、学ぶ意味を理解できるようになります。

子どもが受け入れやすいしつけの方法は?

できないことを叱らずできたことを褒める

大人でも、自分を否定されると、自信をなくしてしまいますよね。子どもも同じです。

子どもの精神状態は、大人ほど強くはありませんので、できていないことを指摘されると、大人が思う以上に傷ついているかもしれません。できないことを叱るのではなく、できていることを褒めるように心がけることが大切のようです。

どうしても「できていないことを叱った方が手っ取り早い」とか「あまり褒めると図に乗る」と考えてしまいますよね。ところが実際は逆のようですよ。

叱られたことは「不快なこと」として、脳が忘れようとするそうです。逆に褒められると、脳が「快感」として認識しますので、なかなか忘れないそうです。いつまでも覚えておいてほしいのなら「褒める」方が効果的といえますね。

否定する前にまずは共感の言葉をかける

否定する前に、まず共感することで、よく話を聞いてくれるようになりますよ。誰でも、頭ごなしに叱られると、感情を害しますよね。

例えば「おもちゃを今すぐ片付けなさい!」というよりは「もっと遊びたいよね。それは分かるんだけど、このままだとおもちゃさんも悲しいんじゃない?」と問いかけた方が、受け入れやすいということです。どちらも「整理整頓させたい」という目的は同じですよね。

親がまず共感してあげることで、子どもの中では「気持ちを分かってくれている」「自分のためなんだ」という思いが強くなりますよね。いい方ひとつで、泣き叫ぶか、すんなり聞いてくれるかが違ってくるのですから、伝え方を工夫する価値はありそうですね。

しつけの一貫性を大切にする

子育ての中では、しつけの一貫性を大切にする必要があります。「ママは、あのときはこういったのに、今日は違うことをいってる」では、子どももどっちが重要なのかよく分からなくなりますよね。

「条件付きしつけ」を繰り返していると、そうなってしまうことがあります。例えば「おとなしくしてないと、おやつはなしね」といったことです。「〇〇しないと…」という条件をつけているわけですね。

子どもの中では「おとなしくする」ということと「おやつ」はまったく関係がありません。「しつけたいこと」と「いってること」がずれていることになりますね。しつけの一貫性を保つためには「静かにお話ししたいから、おやつでも食べて、おとなしくしていてくれると嬉しいな」と伝えるのがよさそうです。

子どもを叱るときに注意したいこと

感情的にならずダメな理由を冷静に伝える

子どもにダメな理由を伝えるときには、感情的にならないように気をつけることが重要です。怒りのまま怒鳴ってしまうと、恐怖の方が先に立ってしまい、パパやママが何をいっているのか分からなくなることがあります。

そうなると、子どもの中には「大好きなパパやママが何かに怒っている」という感情しか残らず「早く終わってほしい」「よく分からないけど、もう怒られないようにしよう」と、親の顔色だけをうかがうようになるそうです。「親がいいたいこと」や「ダメな理由」が、何一つ伝わっていない可能性もありますよ。

ダメな理由を伝えるのであれば、冷静に、淡々と、分かりやすく伝える必要がありそうですね。「怒る」のではなく「叱る」「伝える」ということですね。

長々と時間をかけず短時間で済ませる

お説教を始めると、なかなか自分では止められなくなりますよね。人の感情として仕方のないことではあります。

これを心理学では「怒りのエスカレーション」と呼び「最も効果のないしかり方」とされていますよ。耳が痛いです。

お説教の時間が長くなると、子どもは、最初のころの話を忘れてしまいます。何で怒られているのかわからなくなり、かえって混乱してしまうそうです。

また、内容が多すぎるのも良くないかもしれませんね。確かに、10も20もダメなことをいわれ続けたら、落ち込むだけですよね。

効果的なお説教にするためには「5分間だけ」「一つか二つの内容で」と最初に決めておくといいそうですよ。感情的になって暴走するのは、ここでも逆効果みたいですね。

叱った後は子どものフォローを忘れずに

「叱る」と「フォロー」は、しつけのワンセットとしてとらえておくといいようですよ。「フォロー」とは「ダメなこと」と「感情」を切り離す作業です。

厳しく叱られてしまうと、子どもは「自分のこと嫌いなのかな?」と思ってしまうことがあります。「あなたのことは大好き。だけど『こういうことはダメ』ときちんと教えたかったんだよ」と伝えるのが「フォローする」ということになりますね。

難しいことですが、まず親の方が気持ちを切り替える必要がありそうですよ。いつまでも不機嫌な顔をしていると、子どもは「やっぱり自分は嫌われているんだ」ともっと落ち込んでしまいますね。

叱った後に「はい、終わり」と宣言するのもいい方法です。親も子どもも気持ちを切り替えやすくなりますね。
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