1歳児の寝かしつけを見直そう!スムーズに入眠するためのコツを紹介
寝かしつけは生活リズムを整えることから
昼寝の時間や回数を調整する
昼寝の時間が夕方にかかってしまうと、夜寝る時間になっても眠たくならずに夜更かししてしまうようになります。昼寝は午後3時までに終わらせるようにし、長くても2時間ぐらいにしておきましょう。
午後なかなか昼寝をしてくれない場合は、朝起きる時間を少し早めてみましょう。夜は22時から夜中2時までの間に成長ホルモンが分泌されるといわれているので、夜20~21時には寝る習慣を身につけてほしいですね。
日中に体を思いっきり動かす
朝は早めに起こし、朝の日光を浴びましょう。朝の日光を浴びると、体内でセロトニンという物質が分泌され、それから13~15時間たつとメラトニンというホルモンの影響で眠たくなってきます。セロトニンは気持ちを穏やかにしてくれる効果もあるので、子どもはもちろんママにもよい影響がありますよ。
朝は、早起きして子どもと散歩したり、日中は公園で思い切り体を動かしたりして遊ぶ習慣を身につければ、夜の寝かしつけもきっと楽になるはずです。また、寝る前はテレビやタブレットなどを見ないようにしましょう。
お風呂は寝る1~2時間前にすませる
さらに1歳だと、まだ着替えをしたりおむつを履いたりなど、ママのお世話が必要なこともたくさんあります。寝る直前にお風呂に入れてしまうと、寝かしつけるまでにバタバタと忙しくなってしまうのでママの気持ちも落ち着きませんね。
子どものお風呂を早めにすませ、寝かしつける時間までに簡単に家事をすませておくと、ゆったりとした気持ちで寝かしつけをすることができるでしょう。
快適な入眠のために早起きを心掛けよう
毎日決まった時間に起きよう
朝の起きる時間が定まると、ほぼ毎日同じタイムスケジュールで1日を過ごせることもあります。ですから、毎日決まった時間に起きるように心掛けてみましょう。
朝の時間が充実すると、お昼寝やその後の目覚め、夜の寝かしつけなど1日の流れがスムーズだというママもいますよ。数日続けてみて生活リズムを身につけましょう。
また、パパが会社に出勤する時間にもよりますが、パパと同じ時間に起きると家族で朝の時間を過ごせます。残業などで帰りが遅くパパとの時間が少ない子どもも、パパと一緒に朝食を摂れる喜びを感じるでしょう。
午前中に習いごとをして生活リズムを整える
そのような場合は、午前中に子どもの習いごとを入れてみてはいかがでしょうか。たとえば、ベビースイミングは水中で体を動かすので体力を使います。水に慣れる経験にもなるので、通っている子どもは多いですよ。
午前中にプールで思い切り体を動かすと、お昼ご飯を食べ終えるころには眠くなり、スムーズなお昼寝にもつながるでしょう。朝に重点を置いた生活をするとお昼寝も夜寝も早くなり、生活リズムが整いますよ。
また、1歳だとママと一緒にレッスンを受けるスクールが多いので、ママのリフレッシュにもつながります。
早起きが苦手な子どもの対処法
ママでも、起きる時間だからといって、心地よい眠りの時間を遮られるのはよい気がしないですよね。それは、子どもも同じです。
起きているけれど、なかなか目が開かないという場合は、子どもの好きな音楽を流すのも一つの方法です。お気に入りの曲が流れてくると、案外すっきり起きられるかもしれませんよ。
また、子どもが自分で早起きできたら「自分で起きられてえらいね」と褒めましょう。ママが心から褒めることで、早起きが習慣になるでしょう。
1歳児の寝かしつけをスムーズにするコツ
入眠儀式を取り入れる
続けることにより、それが始まるとそろそろ寝る時間だなと、子どもが認識して寝るための心の準備を自分ですることが大切なのです。
ある調査では、入眠儀式をしなかった場合、子どもが寝るまでに掛かった時間は約22分でしたが、入眠儀式をした場合、約14分で眠りについたという結果が出たそうです。
毎日決まった入眠儀式をママやパパにしてもらうことにより、子どもは安心してリラックスした気持ちで眠りにつくことができます。ぜひ寝かしつけに取り入れてみましょう。
背中トントンやお尻ポンポン
たたく強さやリズムは子どもによって好みがあるので、我が子がどんなリズムや強さが好みなのかを色々試してから把握するようにしたいですね。あまり強くたたくと目が覚めてしまうことがあるので要注意です。
ポンポンされるのを子どもが嫌がる場合は、背中をなでなでしてみてもよいですね。子どものお気に入りのスキンシップ方法を見つけ、習慣化するようにしましょう。
絵本などの入眠グッズを取り入れる
寝る前の読み聞かせは、子どもの神経を刺激せず興奮しないようにするため、できるだけ抑揚を抑えた単調な口調でするとよいそうです。ママが面白おかしい口調で読んでしまうと、子どもが面白がって眠気が冷めてしまいますよ。
子どもが寝つくまで、穏やかなオルゴール音楽などを流してもよいですね。スマホの無料アプリにも、オルゴール音の子守唄などがあるので、探してインストールしてみてください。タイマー機能があるものなら、画面を消してスマホを伏せておけば、音楽だけ流れるので睡眠の妨げにはなりませんよ。
それでも子どもが泣いたり暴れたりするとき
眉間をグルグルと優しくなでる
昔からある寝かしつけのスキンシップの一つで、子どもによっては2分ぐらいですーっと寝てくれることもあるようですよ。薄暗く静かな部屋ですると、より一層効果があります。
眉間に指を置くと、反射神経で自然と目が閉じるので、なかなか目を閉じて落ち着いてくれない夜によいでしょう。子どもがくすぐったがり、笑い出してしまう場合は無理に続けずやめるようにしましょう。逆に興奮して目が覚めてしまいますよ。
寝たふりをするのもアリ
ここは思いきってママが寝たふりをするのもアリですよ。ただ、子どもに背中を向けて寝たふりをしてしまうと、子どもは何が起こったのか理解することができません。寝たふりをしているわけですから、子どもに説明するわけにもいきませんよね。
分かりやすいように、顔は子どもに向けたまま寝たふりをしてみるとよいでしょう。ときには、わざといびきをかく真似をしてみると分かりやすいですね。
ママが寝てしまったと分かると、子どももつまらなくなり、ママにくっついて寝てくれるかもしれませんよ。
パパも一緒に協力してもらおう
パパが仕事から早く帰ってきた日や休みの日など、積極的に協力をお願いしてみると、パパにもママの大変さが伝わります。ママが病気で子どもの寝かしつけができない日など、普段からパパが寝かしつけに参加していると代わりにお願いすることもできるので助かりますよ。
パパが寝かしつけをしてくれている間に、ママは家事をすませることもできます。さらに、ママの負担が減ると気持ちも明るくなり、家族に対しても優しく接することができます。
ぜひパパに協力してもらうようにしましょう。
まとめ
ネットには色々な寝かしつけ方法についての記事があふれていますね。しかし、一番大切なのはママと子どもに合った寝かしつけ方法、入眠儀式を見つけることです。
我が子にぴったりの寝かしつけ方法が見つかるとよいですね。
1歳児の生活リズム作りが重要!今日から始められるコツを紹介 - teniteo[テニテオ]
一般的に、赤ちゃんは1歳を過ぎる頃から、1日の生活リズムが整ってくるといわれています。なぜリズムを作ることが大事なのか、どのようにしてリズムを整えていくとよいか、などについてポイントをまとめました。健やかな育児のために参考にして頂ければと思います。