外出中に2歳児がぐずる理由とは?対処法やママの味方グッズを紹介
お店の中や電車の中など、静かにしたい公共の場で子どもがぐずり出すと、ママは周りに申し訳ないやら恥ずかしいやらで焦ってしまいますよね。そこで今回の記事では、イヤイヤ期真っ只中の2歳児が外出中にぐずる理由と、困ったときの対処法について紹介していきます。
2歳児が外出中にぐずる理由とはなに?
外出中だけでなく自己主張が強くなる成長期
見るもの聞くものすべてに興味を持って過ごすこの時期は、身体的にも精神的にも成長著しいときです。自己主張が強くなってくるということは、子どもがしっかりと成長しているという証ですね。しかし自分の感情をストレートに表現することが「ぐずり」に繋がることもあるでしょう。
2歳児が自分の思いを主張するのは外出時に限ったことではありません。朝起きてから夜眠るまで、パパやママに思いのたけをぶつけてくるでしょう。特に外出中はママが子どもの主張を抑制することが増えるため、反抗してぐずることになってしまうのです。
自分の気持ちをうまく言葉にできないから
外出中にママに伝えたいことは、暑い・寒い・痒い・痛いといった体の不快感もあれば、「家に帰って遊びたい」「今ここで走り回りたい」といった要望もあるでしょう。ママに伝える言葉が分からないときに「ぐずり」となって主張するのです。
子どもがなにを言おうとしているのか、分かるときもあれば、まったく分からないときもありますよね。分からなくても、理解しようと優しく声をかけるだけでも落ち着くことがあるでしょう。
空腹や寝たいなど叶えてほしい要望がある
また、お腹が空いているとき、喉が渇いているとき、疲れているときなども、言葉にできない要望として「ぐずり」でアピールしてくるでしょう。一日中一緒に過ごしているママなら、子どもが疲れているとかお腹が空いているといったことに気づけるかもしれませんね。
しかし外出中だと、状況によってはすぐに子どもの要望を叶えることができない場合もあるでしょう。「もう少しだから我慢して!」と言って余計にぐずられる、という経験のあるママも多いのではないでしょうか。
外出中にぐずったときの対処法と注意点
ほかのことに興味が移るようにする
こういうときは我に返らせるためにも、ほかのことに興味が移るようにしてみるとよいですよ。例えば、横断歩道の手押しボタンやエレベーターのボタンを押すことを提案すると、コロッと機嫌がよくなることがあります。
静かな場所でママが身動きが取れない場合は、持っている鍵やキーホルダーを見せるとそちらに気を取られることもあります。お店の中なら興味を引きそうな人形やオブジェがあることを教えたり、道行く犬を指さしてみたり、とにかく「気をそらせる」というのがポイントです。
安全な場所に移動し共感的な言葉をかける
「眠たくなっちゃったんだね」「もっと遊びたかったんだね」「あのおもちゃが欲しかったんだね」と、子どもの気持ちを代弁するように話しかけると、子どもは「ママは分かってくれた」と感じて、次第に気持ちを落ち着かせていくでしょう。
このとき、静かな場所や安全な場所など、落ち着いて話ができる場所に移動すると、子どもも安心してママに甘えることができてよいですよ。子どもを肯定するような声かけは、育児全般をとおして大切なことです。常に心がけながら過ごしたいですね。
怒るとヒートアップし事態が悪化することも
ぐずっている子どもに「静かにしなさい!」「もう帰るよ!」「ママは知りません!」と怒ってしまうと、まさに火に油を注ぐような状態になるでしょう。余計に大きな声で泣いたり「やだー!!」と言ってママを叩いたりし始めるかもしれません。
一度こうなると、ママも子どもも感情がヒートアップして、事態が悪化してしまいますね。子どもが感情的になっていたら、ママは努めて冷静に対応することが大切ですよ。急いでいるときなど、難しい場面もあるかもしれませんが、ここはママの力の見せ所でしょう。
2歳児が外出中にぐずったときの有能グッズ
おやつは外出中のママの心強いアイテム
子どもと外出する際は、お気に入りのお菓子を小分けにして準備しておくとママも安心です。お菓子を選ぶ際は「食べやすさ」を優先することがポイントになります。
2歳児は自分で食べたがる時期なので、ママの手助けなしに簡単に食べられるものが理想です。ママが手を出すと怒り出すこともあるので注意しましょう。一口サイズのラムネやボーロ、小さいグミやスティックゼリーなどが、食べこぼしが少なくておすすめですよ。