就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

2歳女児の身長・体重はどのくらい?成長サポートのためにできること

2歳女児の身長・体重はどのくらい?成長サポートのためにできること

2歳児の体重で気をつけたいこと

体重が増えない、横ばいの時期はある

子どもの健康を気にかけていると、「最近子どもの体重が増えてないな…」と心配になることもありますよね。

赤ちゃんの頃には比較的スクスクと体重が増え続けていきますが、2歳頃になると一時的に体重が増えない時期があります。行動が活発になり始める時期ということもあり、体重の増加が緩やかになったり、横ばいになったりするのです。

体重が増えない、体重が落ちたというのは、ママやパパにとって心配だと思いますが、元気に活動していて食欲も落ちていないのであればあまり心配しなくて大丈夫です。

体重が成長曲線に入っていなくても、少しずつでも体重が増えていれば健康ということが多いのです。身長と同じように体重にも個人差があるので少し見守ってみましょう。

体重減少、増えないが続くときは医師に相談

元気に活動をしていて、食欲もあるのであれば体重の増え方が少なくても心配はいらないのですが、ちょっと注意しておきたいのが、体重の減少です。

活動的になる時期なので、1kg程度の体重の減少は起こりがちですが、3カ月ほど連続で体重が減少している・増えない・1カ月で数キロ痩せたというときには、一度医師に相談してみるのをおすすめします。

体重減少の原因として多いのは、風邪などによる下痢や嘔吐などの消化器系の病気です。この場合は適切な処置を受け、体調が回復すると体重も戻り始めます。また、見た目では特定できない体重減少の原因として、糖尿病やバセドウ病もあげられます。

継続して体重が減少している、または減少の幅が大きい場合には、早めに小児科を受診しましょう。

体重増加が気になるときも病院を受診する

ママの中には、子どもの体重の増加について気にしている方も多いと思います。少食な子、食欲旺盛な子とそれぞれですが、「以前に増してぽっちゃりしてきたな」と思ったら、先ほどご紹介したカウプ指数の計算や成長曲線のチェックなどをしてみましょう。

急激に食欲が増えた、体つきが変わってきたという場合は、小児肥満になってしまう危険性があります。小児肥満は小学生以降(思春期)の肥満にも繋がりやすいだけでなく、大人と同じように糖尿病や脂肪肝・高血圧などの健康被害を引き起こす可能性も高めてしまうので注意が必要です。

体重増加が気になったら、まずは医師に相談をして現状の確認をしましょう。ケアが必要な場合は医師の指示に従っておこなうことが大切です。

2歳の成長のためにできることをしよう

早寝早起きで生活リズムを整えよう

子どもの健やかな成長を促すためにも、生活習慣はとても重要な要素になります。

とはいえ、「魔の2歳児」です。生活リズムを整えようと思っても、予定どおりにはいかないことばかりではないでしょうか。

お昼寝をして欲しくても寝付いてくれない、寝てもすぐ起きてしまう、お昼寝のタイミングを逃してしまったばかりに、就寝時間まで持たずに夕ご飯前に寝落ちしてしまった、などは、多くのママが経験していることだと思います。

でも、やはり子どもの成長のためには早寝早起きの生活リズムが必要です。まずは1週間、遅くても20~21時には就寝させて、朝の7時~7時半までに起床させるようにしましょう。最初はママも大変かも知れませんが、5~7日続けると意外とリズムができてきますよ。

レシピを工夫して好き嫌いをなくそう

子どもの成長にはバランスのよい食事も重要です。とはいっても、子どもが1歳を過ぎると、食べ物の好き嫌いが出てきますよね。実際に食事作りに困っているママも少なくありません。

嫌いな食べ物を好きに変えるのは大変ですが、レシピを工夫をすることで嫌いな食べ物を食べさせることもできますよ。フードプロセッサーを利用して、野菜を細かく刻みハンバーグに混ぜたり、チャーハンにしてしまうのもおすすめです。パン焼き機があれば野菜を練り込んだパンを焼いてみるのもよいですね。

なかには見た目ではなく、食感にこだわりがある子もいます。「茹でたり炒めた野菜は食べないのに生で出したら食べた」という先輩ママの声もあるので、硬めに茹でる、炒めるなど工夫をしてみてもよいかも知れませんね。

遊びながら体をたくさん動かそう

子どもの睡眠や食欲にも影響を及ぼすのが運動です。日中にたくさん身体を動かすことで寝つきがよくなったり、食欲が増したりすることもあります。

2歳になる頃には歩行が安定してきて、両足ジャンプができるようになるなど足を使った運動機能が発達し始める時期です。一日に一度は外に出て公園で遊んだり、近所をお散歩したりして運動をさせてあげましょう。

お昼寝ができたなら、夕方に30分ほど体を動かして遊べると夜の寝つきもよくなると思います。お部屋で少し体を動かす遊びをしてもよいかと思います。

雨の日など外遊びができない日には、図書館や地区センターなどに出かけてみましょう。室内遊びでも十分子どもの刺激になるので、意外と早く寝てくれることもありますよ。

まとめ

男の子と比べて身体の線が細い女の子だけに、身長の伸び方や体重の増減などの成長度合いや健康面についてはママも気になりますよね。

子どもの成長には個人差があるので、この年齢だからこのくらい成長するということはいい切れません。

年齢より小さく見られてしまう、年齢より大きく見られてしまう、ママにとってはどちらも悩みに感じることがあると思います。でも、なにより大切なのは健康に育ってくれることですよね。病気の可能性がないのなら、「この子の個性だな」と考えて、のんびりと成長を見守ってあげましょう。
41 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ