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子どもの冬のあせもはなぜ起きる?あせもの原因と対処法を紹介

子どもの冬のあせもはなぜ起きる?あせもの原因と対処法を紹介

あせもの種類や症状は?対処法を知りたい

あせもの種類は2種類ある。主な症状を紹介

実は、あせもには「水晶様汗疹」と「紅色汗疹」の2種類があります。

「水晶様汗疹」は、1~3mmほどの小さく透明な発疹で痒みはありません。自覚のないまま数日で自然治癒することがほとんどです。

一方、厄介なのは「紅色汗疹」です。赤くなり痒みも強いため、掻きむしって傷になってしまいます。ひどい場合は、傷になった箇所に黄色ブドウ球菌などのウイルスが付着し、じゅくじゅくと化膿した状態を作り、それが別の場所にうつる「とびひ」となってしまいます。とびひになると、ほかの人にもうつる上に非常に治りづらく、長期化する可能性が高いです。

あせもができてしまっても、とびひになることは是が非でも避けたいものです。このため、あせもに気付いたら早めに治す必要があります。

あせもができたときの対処法

子どもの肌はデリケートで、汗っかき。どんなにママが気をつけていても、あせもができてしまうこともあるでしょう。そんなときは、悪化しないうちに対処する必要があります。

前述のとおり、拭いたり、シャワーで流したりして「汗が残らない清潔な状態を保つこと」、そして、しっかり保湿をし、痒みの原因となる「肌が乾燥した状態を防ぐこと」が何より大切です。

また、体温があがることで、痒みは強くなります。室温や洋服で調整したり、お風呂の湯温を低めに設定したりして、体をあたためすぎないようにしましょう。

痒みがひどいときは保冷剤などでやさしく冷やしてあげる、湯船につかるのはやめてシャワー浴のみにするなどの対応をするとよいですよ。

痒みが続くときや悪化の傾向があれば病院へ

自宅でケアをしても長引く場合や症状がひどい場合には、皮膚科や小児科を受診しましょう。特にとびひの場合は、なるべく早い受診が望まれます。

病院では、炎症を抑える効果が高いステロイド軟膏を処方されることが多いようです。ステロイドに抵抗があるママも多いと思いますが、すばやく炎症をおさえることによって、悪化したり長期化したりすることを回避できます。どうしても抵抗がある場合には、医師に相談してみてくださいね。

また、とびひの場合には、細菌を退治する抗生物質もあわせて処方されることが多いようです。ステロイド軟膏も抗生物質も、症状が落ち着いてきたからといって独断で使用を中止したり、量を多め・少なめに調整したりせず、医師の指導どおりに使用しましょう。

まとめ

夏にできるイメージが強いあせもですが、冬の時期も注意が必要です。肌が乾燥して刺激を受けやすくなっているからこそ、油断をしているとあせもができてしまいます。

肌が赤くなって痒がっている様子は、見ているママもつらいですよね。あせもにならないように、日頃からケアしてあげることが大切です。

ポイントは、室温や服装を調整して汗を環境を避けること、なるべく肌を清潔に保つこと、そしてしっかりと保湿すること。ママの手でデリケートなお肌を守ってあげたいですね。
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