幼児の育児にイライラはつきもの!ストレスの理由や解消方法を知ろう
「子どもは可愛いけど、毎日イライラしすぎて辛い」こんな悩みを抱えているママはいませんか?幼児期の育児では、子どもの対応に追われることも多いので、ママもイライラしやすくなりますね。ママのストレスを少しでも軽減できるように、幼児期の育児にイライラする理由や、そのときの対処方法について考えていきましょう。
幼児期の育児にイライラしてしまう理由
予定どおりに物事が進まないから
たとえば、子育てをしていくなかでこんなことはありませんか?
「お出かけの前に子どもがぐずって準備が遅れて、出発の予定時間に間に合わなかった」
「夜になってもなかなか寝ついてくれず、自分の時間を確保できなかった」
子どもの自己主張がはっきりしてくると、ママのいうことを聞いてくれなかったり、ママがやろうとしていた行動をさえぎられたりすることも多くなってきます。想定外のことで子どもにかまってあげる分だけ、物事がスムーズに進まなくなるので、ママもイライラしやすくなるのかもしれませんね。
子育ては達成感を感じにくいから
しかし、物事を最後までやり遂げられない場合、ママは中途半端なモヤモヤ感を抱えることになります。さらに、子どもの相手をしながら作業を続けるという状況にも、大きなストレスを感じるでしょう。
また、子育てには明確なゴールというものがありません。子どもの成長を見守るなかで、達成感を味わえることもありますが、幼児期では成長のスピードもゆるやかになってきます。子育てに達成感を感じにくくなる点も、イライラする原因の一つとなっているのでしょうね。
子育ての悩みや責任感で心が疲れているから
子育てをするなかで、悩んでいたことがようやく解消されてきたかと思うと、またすぐに新たな悩みが出てきてしまいます。さらに、「子どものためにもよいママでいてあげなければ」「自分がしっかりとしつけていかなくては」などという風に、ママが自分自身を追い込んでしまうことも、ときにはあるのではないでしょうか。
子育ての悩みや、育児に対するプレッシャーが常に頭の片隅にあるので、ママの心は休まる暇がありません。慢性的な心の疲れがイライラを引き起こしてしまいます。
パパの育児への関わり方がママのストレスに
自分だけ自由な時間を過ごしている
しかし、パパの場合はどうでしょうか。たとえば、休みの日にはずっと横になっていて、ママが頼まれなければ子どもの相手をしてくれなかったり、パパだけ1人で飲みに行ってしまったり…。子どもが生まれた後も、自分中心で動くという感覚が抜けていないパパも案外多いようです。
ママだって自分の時間がほしいのに、育児や家事でいつでも自分のことは後回しになります。そんななかで、パパ1人だけが自由な時間を過ごしていれば、当然、ママもパパに対して不満が溜まってしまいますね。
育児の大変さを理解してくれない
「毎日子どもと一緒にいられてうらやましい」
「家にいるだけなのに、どうしてそんなに疲れてるの?」
パパは普段仕事をしていますから、育児の大変さがわからないのも仕方がないことなのかもしれません。でも、こんな風にいわれると、まるで育児が楽だと思われているようで、ママとしてはカチンときてしまいますよね。
育児は思うようにいかないことばかりですし、ママが子どもに振り回されるときもたくさんあります。そんななか、ママは毎日子どもと真剣に向き合いながら、家事なども必死にこなしているのです。パパの心ない言動や態度に、ママの心も傷ついてしまいます。
育児への責任感が低い
でも、パパの場合はどうでしょう。たとえば、スマホのゲームに夢中になって子どもの相手をしていなかったり、子どもが遊んでいる隣で自分は横になって眠っていたり…。
「育児=子どもと一緒にいるだけ」だと思っているパパは意外に多いようです。しかし、幼児期の子どもは好奇心旺盛なので、ちょっとした油断が思わぬ事故につながる場合もあります。
パパの育児への責任感が低いと、ママも安心して子どものことを任せられなくなるため、必然的にママの負担も増えてしまうんですね。
イライラから解放されるための心がけ
子育てに自信が持てないのは当たり前!
しかし、育児の悩みを抱えているのは、ママ1人だけではありません。ほかのママたちもみな、悩みながら手探りで育児を行っています。
そもそも、人間の脳は初めてのことや、未知のものに対して、「不安」を感じるようにできています。とくに、育児は子どもの命を育てていくという大仕事です。ママが子育てに対して責任を感じるのも、自信が持てないのも、当たり前のことだといえるでしょう。
子どもの成長とともに、ママも着実に成長していきます。まずは焦らず、おおらかにかまえておくことが大切なのかもしれませんね。