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自由にのびのび子育てするために。放置放任との違いや意思の尊重

自由にのびのび子育てするために。放置放任との違いや意思の尊重

ルールを守ることや我慢を教える

わがままを聞いてあげることは、のびのび育てることとは違います。そして、子どもには社会に出たら守るべきルールがあることや、自分のしたいことすべてができるとは限らないということも、理解してもらわなければなりません。

例えばイヤイヤ期には、なんでもすぐに「ダメ!」というのではなく、「危ないからダメよ」などと、理由まできちんと説明してあげることが大切です。

また、就園すれば集団生活を送っていく中で、ルールを守ることや自分の思い通りにならなくても、ときには我慢する必要があるということも、少しずつ学んでくれるでしょう。

「まだ小さいからわからないだろう」と親が勝手に判断せずに、あくまで一個人として、子どもに接していくことが大切です。

親の行動をみて子どもは覚える

昔から「子は親の背中を見て育つ」といいます。確かに、子どもは見ていないようで、ちゃんと親のことを見ていますよね。子どもが自分の真似をしていることに気がついて、ハッとするときもあるのではないでしょうか。子どもは親の真似が本当に上手です。

しかし反対に、親がしないことは子どももしないわけですから、もしも、子どもにして欲しくないと思う行動があるのなら、親もその行動をしなければいいということになります。

しつけは、必ずしも言葉だけでするものとは限りません。親が、日頃から行動をもって示せば、子どもにも十分に伝わっていくはずです。子どもに恥ずかしくないような行動をとれるように、日々心がけておきたいものです。

まとめ

子どもを自由にのびのびと育てていくために、親は遠くから見守りながら、常に子どもの心に寄り添うことをしていかなければなりません。もしかしたら、過保護にすることよりも忍耐が必要になるかもしれません。

まずは、日頃から子どもに愛情を与えていくことが大切です。愛しているから伝わっているだろうと過信せずに、言葉でも行動でもどんどん伝えてあげましょう。

親に愛されている自信が、なによりの栄養源となってくれるはずです。子どもが自由に羽ばたいていくそのときまで、優しく見守っていきたいものですね。
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