3人目の出産に里帰りは必要?里帰りなしの場合と里帰りのメリット
里帰り出産をすると産前産後に家族のサポートが受けられるので安心ですね。でも3人目の出産では、上の子の気持ちや生活環境が気になり里帰り出産するかどうかを悩むママも多いようです。3人目を里帰り出産するメリットや里帰りの期間、里帰り出産をしない場合のポイントなどについてお話しします。
3人目の出産で里帰りをするメリットは?
出産前から家族のサポートを受けられる
ただでさえ2人の子どもを連れて外出するのは大変です。たとえタクシーを利用した場合でも陣痛でママの身体がつらいときに、小さな子たちを連れて移動するのは不安ですよね。
その点、里帰りすると誰かがそばにいてくれる確立が高くになるでしょう。上の子の面倒を見てくれる人がいてくれると、1人で病院まで向かうことになっても負担が少なくて助かりますね。
出産前は精神的に不安定な時期です。つねにそばで励ましてくれる家族がいると安心です。里帰り出産はつねに家族からのサポートが受けられるので嬉しいですね。
家事などの負担が減るため母体に嬉しい
産後も1カ月は安静にしていた方がよいといわれているので、普段は難なくこなせる家事ができなくなってしまいます。里帰り出産をすれば、ごはんを作ってもらえたり洗濯してもらえたりするでしょう。身の回りのことをしてもらえるので助かりますね。
里帰り出産しない場合は「料理や洗濯をどうするか」という大きな問題があります。パパにお願いするという方法もありますが、働きながら食事を準備したり洗濯をしたりするのは大変なことでしょう。
里帰り出産は家事をしてもらえるので、パパやママに優しい選択といえそうです。
産後も新生児の育児に集中できる
先ほどもお話ししましたが、出産後のママは1カ月は安静にした方がよいといわれています。そのため、上の子が「遊んで!」と寄ってきたり、「ママに抱っこしてほしい!」と甘えてきたりすると困ってしまいます。
里帰り出産中は家族が上の子たちと遊んでくれるので助かりますね。上の子たちもしっかりと甘えることができるので精神的にも落ち着くでしょう。上の子の心のケアもしてもらえる点も里帰り出産のメリットです。
上の子を見てもらえるとママは赤ちゃんのお世話に集中できるので楽ですね。
3人目は里帰り出産をしない場合は?
パパにしっかりと協力してもらおう
里帰り出産しなければ、ママの家事負担が大きくなってしまいます。前にもお伝えしたように、産後1カ月はママは安静にしておいた方がよいので、パパに協力してもらえるかどうかがポイントです。
パパの休暇などが取れることもあると思います。里帰りしない場合は、勤務先への届け出の期間なども考えて早めにパパに相談しましょう。
出産前後にパパに協力してもらいたいことをメモなどに書いて伝えておき、出産後はしっかりとサポートしてもらいましょう。
万が一のために周りには現状を伝えておこう
その場合は仲のよいママ友と連絡を取り合っておく方がよいですよ。緊急のときにお願いできるかもしれません。陣痛が始まって病院へ行くときは、パパが帰ってくるまでの短時間なら子どもの面倒を見てもらえることもあるでしょう。
出産後は幼稚園のお迎えにパパが行くことになるかもしれません。急な残業でお迎えが遅れてしまうときも助けてもらえるかもしれませんね。
3人目の出産では「少しだけ誰かに手伝ってもらえたら助かる…」ということも多いものです。幼稚園の先生やママ友などに現状を伝えておくと力になってもらえるはずです。
とにかくストレスは溜めないようにしよう
さらにパパと育児の大変さを共有したくても、わかってくれなければモヤモヤしてしまいます。大人と会話しない日が続くと孤独に感じることがあるかもしれません。
そんなときはストレスが溜まらない工夫をするとよいですよ。外出ができないときは、テレビを見て気分転換したり、ママ友と電話でおしゃべりしたりするのも効果的です。
出産後はただでさえ精神的に不安定になりがちな時期です。いろいろな方法でストレスをうまく発散して、溜めこまないように気を付けましょう。
3人目出産の里帰りの理想の期間は?
産前産後の1カ月くらいが理想的
上の子が保育園などに通っている場合は、休園期間の決まりを確認しておいた方がよいですよ。期間が過ぎると退園になってしまう場合もあるようです。
長い里帰りは上の子のためにも控えた方がよいといえそうです。長くお友だちと離れていると記憶が薄れてしまうこともあるでしょう。またパパが気楽な一人暮らしに慣れてしまったり、父親としての自覚が薄れてしまったりすることもあるようです。
そのためパパや上の子のことを考えると、産前産後の1カ月くらいが里帰り出産の理想期間といえそうです。