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優しすぎるパパは叱らない?しつけの基準は家族で共有しよう

優しすぎるパパは叱らない?しつけの基準は家族で共有しよう

優しさと放任を混同せず叱ることも必要

パパが優しいことは決して悪いことではありません。たとえば、普段怒らないパパがいざというときにガツンと叱れば、普段から叱られ慣れているママから言われるよりも子どもの心に響き、効果的です。

叱ることと怒鳴ったりヒステリックになったりすることは違います。淡々と冷静に言葉を選んで子どもを諭す、説明することでも子どもの間違いを修正して反省を促すことができます。

優しいパパにも、子どもが間違ったことをしたときは放っておかずにパパなりの方法でしっかり叱ってほしいですよね。普段優しいパパだからこそ、パパの言葉を重く受け止めるというメリットがありますので、ママはそこのところを十分パパに説明して、叱る場面が来たら臆せず実行するようにお願いしてみましょう。

家族でしつけの基準を共有するのが理想的

パパとママ2人の気持ちが同じでないと子育てがうまくいかないことがあります。前記したように、パパとママとで言っていることが違う、叱られるポイントが違うと子どもが戸惑う原因になります。

子どもは単純に優しい人が好きですので、いつもガミガミ言うママよりもパパの方についていきたくなります。ママの前では大人しくして、パパの前では好き放題のわがままを言うようになってしまうかもしれません。

家族のしつけの基準がバラバラだと、社会のルールに従うのではなく「ママはダメだけどパパならOK」というように、人を見てどのように振る舞うかを判断するようになってしまいます。このようなことを避けるためにも、普段からしつけの基準について夫婦でしっかり話し合いましょう。

まとめ

優しいパパを持つママはそうでないパパを持つよりも家庭が穏やかで幸せなはずですが、それでもしつけがうまくいかないなど悩みはあるものです。優しいだけだとなんだか頼りないと思ってしまうかもしれませんが、優しさの裏には家族を大切に思う気持ちが隠れているのです。

ママもパパの気持ちを理解しつつ、子どものためには叱ることもたまには必要だということを伝えてみましょう。そして、優しいパパのメリットを生かして、オリジナルの家族の在り方を実現していけるとよいですね。
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