冬の高速道路の注意点を知ろう!事前の準備や走るときのポイント
冬の高速道路を走るときのポイント
道路の交通情報をこまめにチェックしよう
また冬の気象は場所によって大きく変わりやすく短時間で急変することもあるため、最新の交通情報と気象情報を入手してこまめにチェックしておく必要があります。
最新の交通情報や雪の情報はインターネットや電話を利用して入手することができます。特にインターネットでの情報内容が充実していますから、パソコンやスマートフォンを利用して入手してくださいね。
ネット上では、iHighway 中日本や日本道路交通情報センター JARTIC、国土交通省冬の道路情報などで交通情報や降雪予測、降雪状況を確認することができます。
「急」がつく操作はスリップして命の危険も
発進時にアクセルペダルを不用意に踏み込むと、タイヤが空転して発進できないことがあります。そのためアクセルをじわりと踏み込み、ゆっくりとした発進を意識しましょう。
急な車線変更などのステアリング操作を行うとスリップしてコントロールできなくなる場合があるので、どんなときにも急なハンドル操作は行わないよう注意する必要があります。
ブレーキも慎重に手前からの操作を行うことが大切です。先行車との車間距離も多めにとるようにして、下り坂ではエンジンブレーキを使い急ブレーキはやめましょうね。
高速道路に乗る前に必ず車の屋根の雪落しを
これは大きな事故につながる恐れがあるので注意しましょう。雪が落下してしまうと、後続車が雪の塊を避けようとして事故になることがあるからです。
高速道路を走行する前には、必ず屋根の上やウィンドウに積もった雪を落としておくようにしましょう。雪を落とした後もガラスが霜のために何も見えないこともあります。その場合にはぬるま湯をかけたり、解氷剤を使ったりして視界をよくしておきましょう。
また、車体とタイヤの間にあるタイヤハウスに溜まった雪は氷の塊になることがあり、ハンドル操作を妨げ事故の原因にもなりかねません。ここの雪もしっかり落としておきましょうね。
長距離運転は子どものぐずり対策も忘れずに
家族で言葉遊びやカラオケを楽しもう
車内で子どもがぐずりだすと、ドライバーは運転に集中しづらくなります。泣き声に焦りや苛立ちを感じると、運転が荒っぽくなることも珍しくありません。
このような事態を避けるためにも、車内で子どもが楽しく過ごせる工夫をしましょう。例えば言葉遊びの「しりとり」や「早口言葉」なら、準備の必要もなくすぐに始められ楽しめますよ。
子どもがまだ言葉遊びが難しい年齢ならば、好きな音楽に合わせて歌う「カラオケ大会」もおすすめです。家族みんなで歌えば車内の雰囲気も明るくなり、大いに盛り上がりますよ。
動画やお菓子で乗り切ろう
ただし車の中で動画を見ると車酔いをしやすくなるというデメリットがあります。特に三半規管が発達途中である子どもは車に酔いやすいため、動画を見る場合はできればタブレットなど画面が大きく見やすい端末を準備し、車載ホルダーを利用するなどして、下を向かず適度な距離感で見れるように工夫したいですね。
お菓子は子どもが好きなものや、普段買わないちょっぴり贅沢なものを準備しておくと、より喜んでくれるでしょう。そのまま渡してしまうのではなく、「右手と左手、どちらに入っているでしょう」などとゲームをしながら少しずつ渡していくと、子どもも楽しめますし食べ過ぎを防ぐこともできますよ。
サービスエリアにこまめに立ち寄ろう
またドライバーも路面状況が変わりやすい冬の高速道路での運転は、いつも以上に緊張するため疲労が溜まりやすいものです。
安全に目的地に到着するためにはこまめな休憩が欠かせません。できるだけ多くサービスエリアに立ち寄り、車から降りてリフレッシュする時間を設けましょう。
最近ではサービスエリアを目的に高速道路に乗る人もいるほど、趣向を凝らしたサービスエリアも増えていますから、リフレッシュとともに、旅のよい思い出作りにもなりますよ。
サービスエリアに立ち寄る時間を考慮した、ゆとりのあるドライブ計画を立ててくださいね。
まとめ
しかし、ここでお話しした注意点やポイントを理解したうえで事前準備をしっかりしておけば、子どもと一緒の安全で楽しい冬のドライブが満喫できるはずです。
また余裕を持った計画と道路状況を事前に把握しておくことによって、ゆとりのある運転にも繋がることでしょう。
今回ご紹介した内容を参考にしていただき、安全運転に役立てていただければこれ以上の幸せはありません。ぜひ安全運転を心がけましょうね!