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可愛い下の子を赤ちゃん扱い!上の子に起こりやすい心配事への対処法

可愛い下の子を赤ちゃん扱い!上の子に起こりやすい心配事への対処法

初めての子どもは可愛いと思っていたのに、下の子が生まれたらより可愛くなって、ついつい赤ちゃん扱いしてしまうことはありませんか?そうすることで上の子の赤ちゃん返りや下の子への意地悪などの心配も出てくるかもしれません。下の子を赤ちゃん扱いする行為についてをまとめてご紹介します。

下の子が可愛く思えるのはなぜ?

「ベビーシェマ」に対する母性本能

下の子が生まれたら、生まれたばかりの子のお世話を先にしていませんか?赤ちゃんの方がママのお世話が必要ですし、可愛くてついつい意識がいってしまうということもあるでしょう。

どちらも自分の子どもなのに下の子の方を可愛く思うのは、「ベビーシェマ」という子ども特有の顔かたちの特徴が影響しているのです。人はほっぺたがぷっくりして、頭が大きく、手足の短い外観を可愛いと感じるようにできています。

大きくなるとスリムになってきますし、スリムな体型よりもぷっくりとした方を可愛いと思うのですね。母性本能がそうさせるのでしょう。本能自体がそう感じさせるのですから、下の子が可愛く思えるのは仕方がないことかもしれませんね。

上の子育児のときに比べ心配や不安が少ない

初めての育児中は、わからないことだらけで不安はなかったですか?「熱が下がらなかったらどうしよう」「小さいけど大丈夫かな」などと色々なことが心配になりましたよね。不安を感じながらも、必死に子育てしてきたのではないでしょうか。

一方で、下の子の育児になると上の子のときに一度体験してきたことになりますし、少しは育児にも慣れていますから、不安は和らぎ心配もそれほど感じることなく育児できるでしょう。初めての育児で心配したことも体験を通して大丈夫だと分かったこともありますし、少し余裕ができますね。

こうしてママの心にもゆとりが生まれますから、必死だった上の子育児のときに比べ赤ちゃんを可愛いと感じやすいのでしょう。

「上の子可愛いくない症候群」の場合も

「上の子可愛いくない症候群」という言葉を聞いたことがありますか?周りの人には言いにくいし、罪悪感を覚えながらも上の子のことを可愛くないと思ってしまうと悩んでいるママも少なくありません。

人は小さなものを守ろうとする本能が働きます。上の子の年齢にもよりますが、イヤイヤ期や反抗期の時期であれば、言うことをきかなくてついイライラとしてしまうこともあるでしょう。

小さな子どもを守ろうとし、イライラさせられる子を可愛いくないと思ってしまうのですね。そう思うのが悪いのではなく、そう思ってしまいやすい状況なのだと思った方がよいでしょう。

下の子の誕生で無意識に上の子と比較し「下の子の方が可愛い」と思うこともあるのです。

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下の子を赤ちゃん扱いして起こる心配事

下の子への嫉妬で上の子が「赤ちゃん返り」

子どもは環境が変化して不安になると、できていたことができなくなり赤ちゃんのようになる「赤ちゃん返り」をすることがあります。この赤ちゃん返りは、下の子が生まれた上の子に多く見られるといわれています。

お世話をしてもらっている下の子へ嫉妬して、自分も赤ちゃんのようになったら再び愛情をかけてもらえると思って自分を守るためにしているのでしょう。赤ちゃん返りをされたら「今までできていたことなのに、どうしてしないの?」と不安になったり、怒ってしまうこともあるかもしれません。

上の子が赤ちゃん返りをしたら、お世話をするのが2倍以上になりそうで心配ですよね。下の子を赤ちゃん扱いして起こる心配事の一つです。

上の子が下の子に意地悪をするようになる

下の子におっぱいを飲ませていたら、上の子が突然叩いてびっくりしたなど、上の子が下の子に意地悪したことを目撃したことがありませんか?つねったり、叩いたりなどと意地悪をする行為を見たら心配になりますよね。

きっと上の子は悪意を持って意地悪をしているわけではないでしょう。今まではずっとママが自分のそばにいてくれたのに、赤ちゃんが生まれたらそちらばかりに関心を寄せていて、自分をかまってくれない気がして寂しいのです。

かまってほしくて「こっちも見て」という想いが、行為として表れただけなのでしょう。意地悪な行為を見たら、上の子に負担がかかっているのではないか、下の子が意地悪されて怪我をしないかなどと心配になりますね。

甘やかし過ぎで下の子はわがままになる

子どもは大きくなるにつれ自分の意思を持つようになりますから、思うようにいかずお世話することも大変になってきますよね。下の子を相手にしているときは余裕もありますし、何より小さくて可愛いとついつい甘やかし過ぎてしまうこともあるでしょう。

甘やかし過ぎてしまったら、わがままになるのではないかと心配になるかもしれませんね。甘やかし過ぎたらわがままになるというのは根拠のないことですが、甘やかされるとなんでも許してもらえると思って好き勝手してしまう子になってしまうのではと心配になるのでしょう。

2人とも自分の子どもなのだから平等に愛情をかけなくてはいけないと思えば思うほど、心配なことは増えるのかもしれませんね。

赤ちゃん返りや心配事への対処法

上の子の存在を配慮して、下の子のお世話を

下の子が生まれたことで上の子に寂しい想いをさせたくない、赤ちゃん返りや意地悪することができるだけないようにしてあげたい、と願う場合はどうしたらよいのでしょうか。

上の子が赤ちゃん返りや意地悪するのは、ママにかまってほしい、関心を向けてほしいと願ってするのですから、その欲求を満たしてあげましょう。まずは、上の子のお世話を先にするのです。

例えば上の子の服を着せているときに下の子が泣いても、服を着せるまでは下の子を抱っこしに行かない方がよいですね。「赤ちゃん泣いてるね。見てきてよいかな」と上の子に聞いてからお世話をしに行くようにしましょう。

自分に関心を向けてくれているとわかったら安心して落ち着いてくれますよ。
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