パパを自覚するのはいつごろ?ママはパパを理解し応援しよう
パパの自覚がないという悩みを持つママは珍しくありません。パパの自覚とはいったいどのようなものなのでしょうか。また、いつごろ、どんなきっかけでパパを自覚するようになるのでしょうか。ここでは、パパを自覚できない原因や自覚してもらう方法をご紹介します。
パパとしての自覚とはどんなこと?
命をかけて子どもと家族を守りぬくこと
親になるということは、新しい命に責任を持つということです。子どものために自分の命を大切にし、子どものために犠牲になれる強さを持つことが、親としての自覚なのかもしれません。子どもを全力で守り、さらに人生の身近なお手本となるという親の責任もあります。
パパにとっては、子どもや家族を愛しているからこそ生まれる自覚です。たくさんの愛情を伝えて、子どもの成長を見守っていきたいですね。
独りよがりにならず家族のために行動できる
もちろん、パパがしっかりと働いてくれることも大切です。しかし、今のご時世ママだって社会に出て働く人もたくさんいますよね。稼ぐことが役割だと思い込んでいるパパに気付いてもらうには、家族がどんなことを期待しているのかパパに伝えるとよいでしょう。
例えば、子どもと公園で遊ぶことや高いところの掃除、節分の鬼などパパじゃないとだめだということを伝えてみてください。家族の期待を知ることで、パパの自覚を持つこともあるようです。
ママと2人で子どもを育て家庭を築くこと
子どもを産んだママの方が育児を分かっているからと、ママ任せなパパもいますよね。しかし、育児が初めてで分からないことに悩むのはママも一緒です。子どもは2人の子なのですから、パパだって頑張ってもらわないといけません。それに、育児はパパの協力なしではスムーズにいかないでしょう。
結婚するとき、ともに助け合い幸せな家庭を築くことを誓い合ったのですから、パパとしての自覚を持ってもらいたいですよね。積極的に家族との生活に参加することが、自覚を持つことになるようです。
パパとしての自覚がない原因はなに?
男性はゆっくりとパパを自覚する
男性は子どもが生まれるまで子どもの存在を感じることはできませんし、生まれてからは母乳やミルクを与えるなど女性ほど育児に関わることも少ないですよね。そういったことが要因となって、パパを自覚するまでに時間がかかるようです。
女性が妊娠中からママを自覚するのに対して、男性がパパを自覚するのは、出産以降だという意見が多いようです。生まれた子どもを抱っこしたときや、子どもが喋れるようになって「パパ」と呼ばれてようやく自覚したという声もありますよ。男性は徐々に自覚していく傾向のようです。
子どもと触れ合う時間が少ない
子どもと触れ合う時間が少ないと、なかなかパパを自覚できないですよね。仕事で疲れて子どもと触れ合う心の余裕がない場合は、さらに自覚するのは難しくなるでしょう。
家族を養うために一生懸命働いているのに、パパを自覚しにくいというのは、パパにとっても辛いことなのかもしれませんね。育児に関わりたいけれど難しいと感じるパパの気持ちを、ママはくみ取ってあげることが大切でしょう。
パパとしての覚悟ができていない
覚悟というのは心の準備でもあります。ママは周期的な生理によって、妊娠出産のイメージもあらかじめ覚悟ができていることが多いです。しかし、パパはママほど子どもを持つイメージができないので、覚悟をするのが難しいのでしょう。
子どもを持つということが具体的にイメージできていないパパは珍しくありません。妊娠中に育児について夫婦でよく話し合うとイメージしやすくなるでしょう。
パパの自覚を持つためにはどうする?
妊娠中に両親学級や父親学級へ行く
パパを自覚するためには、情報や体験によって育児のことに関心を持つことが大切です。そこで、妊娠中に両親学級や父親学級に参加してみましょう。ここでは、おもりの入った妊婦スーツを着る妊婦体験という貴重な体験ができることもあるようですよ。
妊婦体験によってママの大変さを理解し、ママを気遣うようになったパパも多いようです。また、学級で得た情報をもとに育児を前向きにとらえることができたという声もありますよ。ほかにも、パパ同士話ができたり、情報を共有したりするきっかけにもなるようです。