赤ちゃんのお昼寝時の寝ぐずりに悩むママ。おすすめの解決法
夜は比較的簡単に寝てくれるのに、お昼寝となるとなかなか寝ない、寝ぐずりが大変と悩むママも珍しくありません。そこで今回は、お昼寝で赤ちゃんが寝ぐずりをする原因や赤ちゃんがスムーズに寝る寝かしつけ方、対策などについてお話しします。ぜひ実践してみて下さいね。
お昼寝で寝ぐずりする原因を探ってみよう
赤ちゃんには眠れない理由がある
「眠いから寝る」ということがスムーズにできるようになるのは個人差が大きいものです。すんなり眠る赤ちゃんもいますが「眠いけど眠れない」とグズってしまう赤ちゃんが大多数を占めると思われます。
この「眠いけど眠れなくてグズる」状態を寝ぐずりといい、お昼寝時だけでなく夜寝るときに寝ぐずりをする赤ちゃんも多いでしょう。
寝ぐずりをするのにはさまざまな理由があり、暑い寒い、おむつが不快、などの外的要因だけでなく、眠るのが苦手だったり怖かったりなどの心因的な理由もあるといわれています。
夜は寝るのに昼は寝ぐずりするのはなぜ?
成長ホルモンが多く分泌されるのが夜間のため、早寝早起きをして規則正しい生活を送っている方も多いと思います。個人差はありますが、起きる時間や寝る時間を決めて生活していると多くの赤ちゃんが、夜はまとまって寝たりあまりグズらなかったりするようになってくるでしょう。
しかし、お昼寝は体力回復の意味合いも大きく、成長とともに必要な昼寝時間も変わってきますし、眠くなるタイミングも変わります。
また、夜の睡眠との区別をつけるためにも真っ暗にしないで寝かせるほうがよいとされています。そのため、明るい中ではなかなか眠れなくてグズってしまう場合が多いのです。
ママがイライラしないことも大切
そのため、お昼寝がスムーズにいかないとその後の予定が崩れてしまい、イライラすることもありますよね。イライラしてしまった自分に自己嫌悪…という経験があるママも多いと思います。
毎日寝ぐずりに付き合っていたら、たまには投げ出したくなる日もあるでしょう。赤ちゃんにもママにもその日の調子がありますし、赤ちゃんは自分で必要な睡眠時間を調節しているともいわれています。
無理にお昼寝をさせず、夜早めに寝かせるのも一つの手です。あまり深く考えすぎないことも、ときには大切でしょう。
赤ちゃんの好きな寝かしつけ方を見つけよう
お昼寝をする環境を整えてあげる
夜の睡眠との区別をつけるためにも、お昼寝は暗くしすぎないほうがよいと前述しましたが、明るい中でもスムーズに寝つける方法はあるのでしょうか。
まず、お昼寝も夜の睡眠と同じように、きちんと眠る環境を整えてあげることが大切です。
暗くしすぎない、とはいえカーテンを開けたままでは明るすぎて眠れない場合は、半分だけ閉めるなど赤ちゃんに合わせて対応してあげましょう。
明るさだけでなく、夜間よりも気温が上がる昼間は、温度の調節も重要です。室温をチェックしたり、掛け布団ではなくタオルケットにしたりなど、快適に眠れる環境であるか確認してみるとよいですね。
BGMや絵本でお昼寝の流れを決める
夜寝るときは流れを決めている、というご家庭も多いかもしれませんが、入眠儀式はお昼寝にも効果があると考えられます。
歌や音楽を聞かせる、絵本を読むなどさまざまな方法がありますが、日によって変えるのではなく、一貫してできるやり方がおすすめです。赤ちゃんがスムーズに眠れるのであれば、夜と昼が同じ流れでなくてもよいでしょう。
お昼寝は外出中にすることも多いため、子守唄や音楽を聞かせるなど、どこでもできる方法にするのがおすすめですよ。
ママの添い寝で安心感を与えて寝かしつけ
添い寝はママの心臓の音が聞こえたり、ママの匂いや体温を感じたりするため、赤ちゃんは安心するのでしょう。腕枕や、ママの胸やお腹に顔を埋めて眠りたがるのは、お腹の中を思い出しているのかもしれませんね。
呼吸を合わせることも、赤ちゃんが安心して眠るのに効果があるといわれています。赤ちゃんから眠そうなサインが出たら、少し意識して呼吸を合わせてみましょう。
添い寝をすると、一緒に寝てしまうことも多いと思います。育児中は体力勝負ですし、一緒に寝てしまうときはママも疲れている証拠です。赤ちゃんのお昼寝中はママも休憩時間ですので、一緒にお昼寝するのもよいのではないでしょうか。