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保育園にも夏休みってあるの?夏休みの有無や夏休み中の注意点

保育園にも夏休みってあるの?夏休みの有無や夏休み中の注意点

幼稚園や小学校には必ずある夏休みですが、保育園に夏休みはあるのでしょうか。働くママにとって保育園が休みになると子どもの預け先がなくなり、困ってしまいますよね。そんな心配をしているママへ、保育園における夏休みをはじめとしたお休みの有無と、注意点について紹介します。

保育園に夏休みなどの長期休暇はあるの?

夏休みはないがお盆休みならある

幼稚園と異なり、保育園は基本的にパパやママが仕事をしていることを前提にしています。そのため、幼稚園や小学校などのように1カ月程度の長期の夏休みがある保育園は少ないようです。

しかし、お盆休みの期間については、企業も休みとなるケースが多いことから、1週間程度の間お休みとする保育園もあります。休みでない場合でも、パパやママの仕事がお休みであれば子どもも保育園をお休みとし、家庭保育を依頼する協力保育という形式をとる保育園は多いようです。

また、お盆の期間に限っては、登園する子どもがいつもよりも少ないため、年齢別のクラスではなく、縦割りの合同保育を行うなど、いつもと異なる運営を行う保育園も多いので、事前に確認をしておくと安心ですよ。

保育園の冬休みは年末年始

夏休みと異なり、冬休みについては年末年始を冬休みとして設定している保育園がほとんどです。期間については、大みそかと三が日の計4日間だけの保育園もあれば、年末のお休みに入る企業が多い29日ごろから冬休みに入る保育園もあります。

年末年始は、保育園で働く先生方も家族が休みであったり、帰省をしたりと、休みを取る必要があります。そのため、夏休みのように協力保育の形をとって少人数の職員で運営するのではなく、保育園全体を休園とします。

企業も年末年始は休みとなる場合が多く、問題ない場合もありますが、サービス業などでは年末年始も仕事が休みにならない場合もありますよね。その場合は、早めに保育園の冬休みの期間を確認して、その期間の預け先について検討したいですね。

春休みのある保育園も

夏休みや冬休みについては、仕事が休みだからあまり支障がないという人も多いと思います。しかし、なかには春休みがある保育園もあるので注意が必要です。

春休みは、夏休みや冬休みと異なり、職員の休暇の確保などを目的とするのではありません。進級にともない、教室の入れ替えや施設のメンテナンスを目的として休みを設けるため、年度末の数日間が春休みということがあります。

この期間は企業も年度末で忙しい場合もあり、休みが取りにくいママも多いですよね。そのため、春休みも協力保育という形で、可能であれば仕事を休んで家庭保育への協力をお願いする保育園もあります。やむを得ず保育をお願いする場合はお弁当持参や合同保育の実施など、いつもとは少し違う運営となる場合があります。

夏休みなどの長期休暇に仕事が休めない場合

パパと協力して休みを調整しよう

保育園はお休みでも、仕事が休みではない場合、まずはパパと相談をして有給などを活用して仕事を休めるように調整しましょう。

2人揃って休みを取る必要はありません。数日間保育園が休みの場合は、パパとママとで交代で休みを取って対応すれば、それぞれの負担は比較的少なく済みます。

子どもの急な体調不良による休みと異なり、保育園の休みは事前に予定がわかっているお休みです。保育園の年間の予定が決まった時点で、職場にも休みを取りたい旨を伝え、仕事に支障が出ないよう、計画的に仕事を進めておけば、職場への影響も最小限に抑えることができます。

働くママが多い職場の場合、保育園の休みも重なる可能性があります。事前に一緒に働く人のお休み予定も確認しておくと安心です。

親戚などの身内にお願いしよう

パパもママも仕事を休めない場合は、親戚などの身内に頼ることを検討してみてください。まずは、お互いの両親にお願いしてみるのがよいでしょう。

家が近く、日ごろからよく会っているような場合は、スムーズに日中の子どものお世話をお願いできると思います。遠方に住んでいる場合も、長期休暇であれば、その機会を利用して祖父母の家に子どもだけでお泊りをしてみてもよいかもしれませんね。

祖父母が仕事をしている場合は、保育園の休みの日程がわかり、パパもママも仕事を休むのが難しいとわかった時点で早めに相談し、祖父母の予定を確保しておきましょう。祖父母に子どものお世話をお願いする可能性がある場合は、日ごろから遊ぶ機会を設けるなど、一緒に過ごすことに慣れさせておくとよいでしょう。

一時保育やファミリーサポートを利用しよう

パパやママも仕事を休むことができず、親戚にも頼れない場合は、一時保育やファミリーサポートなどの外部サービスの利用を検討してみてください。

一時保育は、認可施設だけでなく、認可外施設においても行っている場合があります。まずは一時保育を行っている施設をピックアップし、事前の登録を済ませたり申し込み方法を調べたりといった事前準備を行いましょう。

ほかにも、各自治体で行われているファミリーサポートに依頼をするという方法もあります。ただし、夏休みや年末年始はファミリーサポートに登録している会員も予定があるなど、依頼しようと思っても難しい場合があるので注意が必要です。

ベビーシッターの利用など、複数の選択肢を調べて準備をしておくとよいですね。

保育園の夏休みで注意したいこと

夏休みでも保育料は発生する

夏休みなど、長期にわたって保育園を休ませる場合に気になるのが保育料のことではないでしょうか。夏休みのように、保育園の都合で何日も休んだ場合でも、1カ月分の保育料を支払う必要があるのでしょうか。

結論からいうと、認可保育施設の場合、ほとんどの場合は1カ月分の保育料が毎月と同じように必要になります。自治体によっては、子どもの病気やケガによるお休みの場合など保育料免除の特例が定められている場合もありますが、基本的にはたとえ1カ月まるまる休んだ場合であってもいつもどおり保育料は発生します。

認可外保育施設の場合は、保育料の取り扱いは園によって異なるので、保育園に確認する必要がありますが、認可保育施設と同じように、保育料が発生するケースが多いようです。
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