幼稚園で泣くことも成長に必要！ママと子どもが笑顔になれる心がけ

2019,8,30 更新

お迎えに来ることをきちんと伝える

毎朝登園のときに大泣きしてしまう子どもは、幼稚園に行くことで、ママとの「今生の別れ」になるのではないかというほどの不安があるのかもしれません。離れ離れになるのはほんの少しの時間だけ、「必ずお迎えに来るよ」ときちんと伝えることが大切です。

ほんの数時間であっても、子どもにとってはママと離れて過ごす時間が、とてつもなく不安で寂しいものかもしれません。間違っても「何言ってるの！」「わがまま言うと迎えに来ないよ！」などと、突き放したり不安をあおったりするような言葉をかけないでくださいね。

「寂しいよね」「不安だよね」と共感したうえで、「大丈夫、必ずここに迎えに来るからね」と優しく伝えましょう。日々繰り返すことで、いずれ子どもも安心することができますよ。

帰ったら一緒にする楽しみを決める

「大丈夫だよ」「後で迎えに来るよ」と伝えても、子どもの不安がぬぐえないときは、より具体的な提案をして安心してもらいましょう。多くの先輩ママが実践しているのが「幼稚園から帰ったら楽しいことを一緒にしよう」という約束を作る方法です。

例えば「一緒にクッキーを焼こうね」「お気に入りのあの公園に行こうね」「おやつに大好きな◯◯を食べようね」など、子どもがその約束のために頑張って過ごせるような、楽しみにできることを設定しましょう。

「怖い、寂しい、嫌だ」という感情からいったん離れて、楽しい気持ちになれるように気をそらせるという方法です。ママから提案するのもよいですが、子ども自身に何がしたいのか考えてもらうのもよいですよ。

まとめ

幼稚園入園当初は泣いている子どもが多く見られますが、楽しそうにニコニコ笑顔で登園する子どももたくさんいます。登園時によく泣く子どものママは、どうしても楽しそうに登園している子どもが目についてしまうものです。

「なぜうちの子はこんなに泣くのか…」と不安に感じるかもしれませんが、泣くことは決して悪いことではありません。子どもの個性であり、成長途中であるということを心に留めて、焦ることなく接してみてください。数カ月後には「早く幼稚園に行こう！」と、朝ママを急かすほど成長しているかもしれませんよ。