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子どもが掃除機を怖がる!恐怖が和らぐ工夫と掃除機を好きになる秘策

子どもが掃除機を怖がる!恐怖が和らぐ工夫と掃除機を好きになる秘策

なにかを恐ろしいと思う気持ちは、子どもはもちろんのこと、大人だってありますよね。けれども恐怖の対象が日常的に使う掃除機だったら、困ってしまいますね。今回はなぜ掃除機を怖がるのかという疑問から、恐怖を和らげる工夫や対策をまとめました。子どもが掃除機を怖がり困っている方は、参考にしてくださいね。

掃除機の音を怖がる子どもは少なくない

生まれたときから音の好みがある

大人もそうですが、子どもにも生まれたときから音に好みがあります。

たとえば、大人があまり好まないような雑音(テレビの砂嵐やドライヤーの送風音)を好む赤ちゃんがいます。これらの音を好む理由は、赤ちゃんがママのお腹の中にいるときに聞いていた音に似ているから、といわれています。

しかし好みはそれぞれ違うので、掃除機の音を怖がって泣いてしまう赤ちゃんもいれば、掃除機の音が大好きな赤ちゃんもいるのです。兄弟間でも音の好みは違います。上の子が掃除機を怖がって泣いているのに、下の子はまったく気にせず遊んでいたり眠っていたりすることがありますね。

子どもが掃除機を怖がるときは、必要以上に心配しないようにしたいですね。

色んな音を聞くことで少しずつ慣れる

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ外の音に慣れていません。子どもが掃除機の音が怖いと泣いてしまうのも慣れていないだけかもしれませんよ。

音に慣れる方法の一つに、ママが掃除機をかけている間、パパと一緒に別の部屋で掃除機の音を聞いてもらうというものがあります。パパは掃除機の音を聞きながら、普段どおり子どもと遊んでください。子どもが掃除機の音に慣れてきたなと感じたら、掃除機に近づいてみましょう。

掃除機の音を聞く、近づくを繰り返すうちに、子どもはだんだんと掃除機に慣れていきます。怖がるからと音を立てないような生活ではいつまでも音に慣れることができません。普段の生活の中で、少しずついろんな音を聞いて慣れる環境を作るとよいですよ。

子どもの恐怖心をあおらないように注意

子どもの怖いものを遠ざける行為は、余計に怖がりにさせてしまう恐れがあります。

子どもは親の見方や感じ方に影響されます。親がなにかを見てポジティブな感情を抱けば、子どもも同じものを見て同じように感じます。親がネガティブな感情のときも同じです。パパやママが普段から「怖い怖い」を繰り返していると、子どもは世の中は怖いものだと認識しかねません。

同時に、子どもにとっての怖いものをしつけの道具にすることもやめましょう。「〇〇をしなかったら怖いものがくるよ」といった言葉は、子どもが苦しむ言葉です。一度植えつけられた恐怖は大人になってもなかなか消えることがありません。

慎重になりすぎず、恐怖をあおるようなこともしないようにしましょう。

掃除機への恐怖心を和らげるための工夫

音の少ない掃除機やほかのグッズを使う

掃除機の音に慣れさせようと思っても、子どもが掃除機を見るだけで泣いてしまうという場合は、掃除機を買い替えてみるのもよいかもしれません。

ロボット掃除機のルンバや、音が静かな掃除機ならば、慣れてくれる可能性もあります。しかし、ルンバはお部屋の中をルンバ仕様にしなければなりませんし、掃除機を買い替える予定がない場合もありますよね。

そういうときは、ほかのお掃除グッズを使ってみましょう。フローリングはクイックルワイパーを使えば、ほこりや髪の毛も簡単に手早く掃除できますよ。頑固な汚れは重曹水できれいになります。じゅうたんにはコロコロクリーナー、畳にはほうきや雑巾を使うなど、いろいろなお掃除グッズを試してくださいね。

子どもに声をかけながら掃除機を使う

掃除機を使っているときに、パパやママが子どもに対して声をかける行為も効果がありますよ。ママが子どもをおんぶしながら、あるいはママが掃除機をかけているすぐ側でパパが子どもを抱っこしながら、「ママ(パパ)が一緒だから怖くないよ」と優しく声をかけてください。

掃除機のスイッチを切った状態で一緒に触り、「これはお部屋をきれいにしてくれる掃除機だよ」と話しかけることもよいでしょう。初め子どもは怖がって泣くかもしれません。けれどもだんだんと慣れて、そのうち掃除機をかけても泣かなくなります。

子どもの体に触れながら話しかけることで、子どもが安心するのかもしれません。また、「これは怖いものではない」と学習することで恐怖心は薄れていくでしょう。

テレビやおもちゃで子どもの気を紛らわせる

掃除機をかける間に子どもが好きなテレビを見てもらいましょう。アンパンマンなどのアニメでもよいですし、DVDでもよいですよ。

少し掃除機の音が大きくても、テレビから流れる楽しい歌や音楽に子どもは夢中になってくれます。もしくはお気に入りのおもちゃを出して、子どもがそれで遊んでいる間にかけるのもおすすめです。

ただし、テレビを見せるにしてもおもちゃで気を紛らわせるにしても、そう長い間は持ちません。あまり長い時間は、まだ集中力が低い子どもはすぐに飽きてしまいます。パパやママは短時間で素早く掃除機をかけるようにしましょう。

短時間で掃除機をかけることが難しい場合は、今日はリビング、明日は寝室など狭い範囲に分けてかけるようにしてください。
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