子どもが喜ぶ冬キャンプをしよう!ポイントや注意点、楽しみ方
行ってみたい冬キャンプ。子どもとどう過ごしたらよいのか、どうやって楽しんだらよいのか、そして何を準備したらよいのか、何かと不安がいっぱいですよね。今回は冬のキャンプを楽しむポイントと注意点を紹介します。初心者の方も慣れている方も、ケガのない楽しいファミリーキャンプを!
冬キャンプを楽しむためのポイントや注意点
暗くなる前に早めの準備や行動をしよう
ただでさえ慣れていない雪道に加えて、凍結してしまっては、大変危険です。明るいうちに到着してゆっくりキャンプを楽しめるように、予定に余裕を持つようにしましょう。
冬は日が暮れるのも早く、すぐに暗くなります。日が沈むとぐっと気温も下がるので、テントの設営が終わったら、夕飯作りをスタートしましょう。
焚火の暖かさを満喫できるのは、冬キャンプならでは!明るいうちに枯れ葉を集めて焚火の準備をしましょう。暗くなったときには、焚火を囲んで温かい料理を楽しめるよう、予定を組みたいですね。
服やテントの防寒対策を万全にしよう
頭頂部の開口部が排気口になっているティピーテントは、テントの中でストーブを使うことが可能です。カセットコンロ式ストーブを使用してテント内でご飯を食べることもできます。服装は必ず暖かい恰好で。
標高が高い場所や山間部など、気温が低くなりがちなキャンプ場は、普段より一層暖かい服装を心がけましょう。保温性の高いインナーにキルト素材を使用したウェアを着用し、さらにダウンを羽織るなど、気にしすぎるくらいがちょうどよいです。
やけどや低体温症に気をつけよう
大きすぎる椅子は転んでしまうので、子どもに合ったサイズが安全です。安全のために子ども用軍手をつけさせ、引火しやすい化繊アウターはなるべく避けるのがよいでしょう。
高温やけどだけでなく、湯たんぽやホットカーペットによる低温やけどもあり得ます。足が冷えると感覚が鈍るため、低温やけどになってしまうこともあります。また薄着で夢中になって遊び続けると、気づかないうちに体温が下がって低体温症になることもあります。
体温低下の度合いによっては全身の震えや指先にしびれが出たり、命に関わる事態にまで悪化したりすることもあるので、注意しましょう。
子どもとの冬キャンプの楽しみ方「初級編」
アスレチック遊具で思いっきり遊ぼう
自然があふれ、アスレチックなどの遊具が充実したキャンプ場がたくさんあります。子どもは寒くても、走ったり、登ったり、とにかく動き回るのが大好きです。アスレチックは、自然の中でのびのび遊べて、伸び盛りの子どもに数多くの経験をさせてくれます。空中アスレチックやスリル満点のターザンロープなど難易度もさまざまです。
習いごとなどで忙しい昨今の子どもたち。キャンプのときこそ時間に追われることなく、めいっぱい遊ぶことができるでしょう。ただし子どもだけで遊ぶのは危険です。せっかく楽しいキャンプもケガをしてしまったら辛いですよね。必ず大人が付きそうことを忘れずに。
温かい料理を食べて体の芯まで温まろう
お鍋料理は、体の芯まで温まる冬キャンプには欠かせないメニュー。人数の増減にも左右されず、洗い物が少ない合理的な料理です。食材を切って入れて煮込むだけなので、準備も簡単です。
出汁まで飲み干す寄せ鍋や石狩鍋、子どもたちに人気のカレー鍋やトマト鍋、大人はキムチ鍋も!ポン酢で食べる水炊きやしゃぶしゃぶ、ちり鍋もあります。うどんやラーメンや白飯を入れると、翌朝の朝ご飯にも変身します。バリエーションが豊富な鍋料理は、何度食べても飽きないですね。
静かな環境で神秘的な夜空を楽しもう
行楽シーズは賑やかな人気のキャンプ場でも、冬は人混みもほぼなく、静かにキャンプを楽しめます。場所によってはキャンプ場が貸しきり状態なんてこともあり、ほかの方に気を使うこともなく自由に楽しめます。
夏の青々とした木々とは違い 一面広がる静かな銀世界を見られるかもしれません。冬の山や森など普段目にしたことがない風景など、静かに大自然を満喫することができるでしょう。日常の世界から完全に隔離された閑静とした環境は、日頃のストレスを浄化させるような開放感を与えてくれます。
子どもとの冬キャンプの楽しみ方「上級編」
キャンプ場の冬イベントに参加しよう
サンタクロースがキャンプサイトにプレゼントを持ってきてくれたり、子どもがツリーの飾り付けができたり、クリスマスケーキ作りなど、盛りだくさんです。年越しには、そば打ち体験をしたり、キャンプ場のみんなでカウントダウンをして、新年をお祝いしたり、お正月ならではのベントが開催されるところもあります。
ほかにも、オイスターパーティや節分など、寒さを吹き飛ばす楽しいイベントが開催されるキャンプ場があるので、チェックしてみてください。