小銭貯金は貯める期間で目標を決めよう!メリットと両替や入金方法
普通に貯金するより、気軽にはじめやすいのが小銭貯金のよいところです。子育て中のママも普段の買い物で小銭を持つことが多いと思いますので、小銭貯金をはじめてみてはいかがでしょうか。想像しているより貯まっていることもあるので、楽しみながらできますよ。ここでは、小銭貯金のはじめかたやコツなどをお伝えします。
育児中のママが小銭貯金をするメリット
同じ目標を持てば家族の団結力が高まる
たとえば、ママが夕食を作るのが面倒くさくて、お惣菜を買おうと思っていると、パパが節約のために夕食の準備を手伝ってくれるようになるかもしれません。食事は毎回作ったほうが節約になりますし、子どもにもなにかできることを手伝ってもらえば、よいコミュニケーションになりますよね。
浮いた分のお金は使ったつもりになって貯金するとよいですよ。家族みんなで協力して、小銭貯金をしてみてくださいね。
小銭貯金で子どもにお金の教育ができる
お金のことを子どもに話すだけでは、むずかしくて簡単には分かってもらうことはできません。ママがコツコツと小銭貯金をしている姿を見せて、お金の大切さに興味をもってもらうところからはじめるとよいですよ。
見ているだけで子どもも自然と興味が湧いてきますし、貯金することはよいことなんだなと感じてくれるでしょう。
貯金をできない大人もたくさんいますが、自分の子どもには将来お金で苦労してほしくないですよね。小銭貯金を通して、お金の大切さや貯金のしかたなどを伝えることができるかもしれません。
お金に対する意識が変わり無駄遣いが減る
たとえば、100円ぐらいのドリンクやお菓子などを買うとき、小銭貯金をしていなかったときは普通に「安いからいちおう買っておこうかな」と気軽な気持ちで買っていたかもしれません。しかし、小銭貯金をするようになると「安いけどまだ家にあるし買わずに小銭貯金に回そうかな」と無駄遣いを減らす意識が高まります。
友人ママの話では、出勤途中の自動販売機でよくコーヒーを買っていたパパが、小銭貯金をはじめてからは意識が変わり、コーヒーを買う回数が減ったそうです。100円ちょっとのものですが、1カ月で考えると無駄な出費ですよね。それを改善できるだけでも大きな節約になります。
小銭貯金の目標は貯金期間ごとに設定しよう
【1カ月】貯金習慣を作るため継続を目標に
はじめから設定期間が長すぎると、はじめる前からプレッシャーを感じますし、続けられるか不安になることもありますよね。まずは貯金習慣を作るために継続を目標に頑張ってみましょう。設定した期間まで続けられたら、また同じ期間続けたり、少しずつ期間を延ばしていくとよいですよ。
期間を延ばすときも急に長めに設定するのではなく、1カ月半とか2カ月など目標達成できそうな期間を設定しましょうね。
【1年未満】外食など手に届きやすい目標を
「5,000円貯まったら家族で焼肉を食べに行こう」「10,000円貯まったらテーマパークへ遊びに行こう」などと、手に届きやすい目標を決めておくのもよいですよ。このぐらいの目標なら1年もかけずに達成できるのではないでしょうか。
目標を達成できたらなにか嬉しいことが待っていると思うと、小銭貯金を楽しく続けられそうですよね。しかし、金額を決めてしまうと「毎日◯◯円は貯金しないとな」と意識しすぎて負担に感じてしまうというママもいるかもしれません。
貯金することが目標にならないように、小銭貯金を楽しみましょう。
【1年以上】旅行などご褒美になる目標を
1年以上は続けないと達成できないことだと思いますので根気が必要です。できれば2~3年以上は続ける気持ちではじめてみてください。1カ月に3,000円ぐらいでも、1年後には36,000円も貯金することができますし、2年後には72,000円にもなります。
友人ママは「子どもが生まれてから1カ月2,000円ぐらいを目標に貯金をして、子どもが5歳になったら、そのお金を旅行に使う」といっていました。家族の思い出作りにも活用できますね。
小銭貯金の紙幣への両替や口座への入金方法
銀行で紙幣に両替すると手数料がかかる
紙幣を小銭に両替する場合は両替機でできますが、小銭を紙幣に両替したい場合には両替機を利用できません。窓口を利用すると、取り扱い枚数に合わせて手数料がかかってしまいます。その銀行のキャッシュカードや通帳を持っていれば手数料が無料になる場合もありますが、取り扱い枚数が限られていることもあります。
銀行によって窓口の両替手数料には違いがありますが、1回の両替で500円前後はかかります。コツコツ小銭貯金をしているのに、手数料をかけて両替をするのはもったいないですよね。