赤ちゃんの抱き癖の上手な直し方!役立つ知識や便利グッズを紹介
赤ちゃんが一度泣き出したら「とにかく抱っこしないと泣きやんでくれない」と困っているママもいますよね。抱っこのし過ぎで腱鞘炎になるママも少なくないようです。そこで今回は、抱き癖を直すにはどうすればよいのか、そもそも抱き癖を直す必要性があるのかなどをご紹介します。
抱き癖についての知識をつけよう
赤ちゃんの抱き癖について
生まれたばかりの赤ちゃんはひとりで動くことができないので、移動するときやミルクを飲むときなど、基本的に何をするにもママが抱っこしていることが多いですよね。赤ちゃんはそうやって日々抱っこされているうちに、抱っこされることが当たり前で安心するようになります。
寂しかったり眠たかったりして赤ちゃんが泣いたときに、抱っこすると泣きやんでくれるのは安心するからなのでしょう。そのため、とりあえず泣いたら抱っこしてあやしてみるというママが多いのではないでしょうか。ただ、毎日繰り返していると抱き癖がつくことがあります。
抱き癖の時期や癖を直す必要性とは
1歳ごろになると、抱っこを要求してくることが少なくなるといわれています。しかし、赤ちゃんによっては、1歳を過ぎても抱っこを要求してくる頻度が少なくならず、2歳を過ぎたころにやっと少なくなったというケースもあるようです。
もちろん、抱き癖のない赤ちゃんは、普段から抱っこを要求することは少ないでしょう。
また、抱っこを要求するのは赤ちゃんの大切な意思表示です。親子の信頼関係を築くためにも無理に直す必要はないと考えられています。
そもそも抱き癖ってあるの?
ママにとっても抱っこしたことで泣きやんでくれたら「甘えたかったのかな」「何か伝えたいことがあったのだろうな」ということが分かるので、赤ちゃんとのコミュニケーションを取るために必要なことです。
昔は「抱き癖がつくからあまり抱っこしないほうがよい」といわれていたときもあったようですが、最近では、抱っこが赤ちゃんの自立心を育てるのに役立つといわれています。また、抱っこしないとなかなか泣きやんでくれないのは性格によるものだとも考えられているようです。
習慣づいた赤ちゃんの抱き癖の直し方
すぐに抱っこせずに我慢して見守る
また「おしっこをしておむつが気持ち悪い」「暑い」「お腹が空いた」など、抱っこしてほしいこと以外の理由で泣いているときもありますよね。そういった場合は、じっと見守るだけだと泣きやむどころかより大泣きしてしまう可能性があるので、原因を見極め対処することが必要です。
抱っこしたほうが早く泣きやんでくれることが多いですが、今後のことを考えるとほかの方法があったほうが、ママも楽になるでしょう。
パパや家族に手伝ってもらう
ママの負担を減らすためにも、パパに抱っこしてもらうことも好きになってもらえるように、赤ちゃんが泣いたときに限らずパパにも赤ちゃんのお世話を色々と手伝ってもらいましょう。たとえば、おむつ交換や朝起きてからのお着替えなど、多少抱っこが必要なお世話をして、日ごろから赤ちゃんとのスキンシップを取っていれば、パパの抱っこも安心してくれるようになるかもしれません。
また、おじいちゃん、おばあちゃんにも機会があれば抱っこしてもらうなど、色々な人に抱っこしてもらうことに慣れてくれると楽になりますよ。
抱き癖に合った育児グッズを上手に使おう
たとえば、赤ちゃんが眠たくて泣いているときには、ゆったりとしたリズムの童謡のCDを流してみたり、おくるみでくるんでメリーの下に寝かせてみたりするのはいかがでしょうか。とりあえず抱っこしようとする前に、何か別の方法で赤ちゃんに安心してもらう工夫をしましょう。
友人ママに聞くと、子どもが2人になるとさらに腕に負担を感じるようになったので、抱っこする時間を減らすために育児グッズを色々と準備したと言っていました。抱っこ以外で眠れる方法が身について、ひとりで寝てくれることも増えたそうですよ。