料理は時短テクニックで負担減!事前準備から時短方法までご紹介
食事作りは、生活する上で毎日しなければならないことです。毎日していれば慣れも出てきますが、育児や家事、仕事が重なると献立を考えたり、買い物に行ったり、片づけたりするのも負担に感じてしまうのではないでしょうか。そこで、少しでもママの負担が減るように事前準備の方法や料理の時短テクニックをご紹介します。
事前準備が8割!時短料理に向けた支度方法
1週間の献立を決めて買い出しする
まず、買い出しをする前に1週間分の献立を決めておくようにしましょう。というのも、買い出しの頻度は1~2日に1回くらい、というママが多いですよね。1週間分の献立をあらかじめ決めておくことで、休日などに1週間分の食材をまとめて買っておくことができるため、買い出しの時間を大幅にカットすることができます。
しかし、お刺身や果物といった生鮮品は、日持ちしにくく腐りやすいため、1週間冷蔵庫の中で保存しておくわけにはいきませんよね。ですから、週に1~2回くらい食材を買い足すようにすれば、料理のレパートリーが偏らずに新鮮なうちにいただくことができ、おすすめですよ。
材料を切ってから下味をつけて冷凍保存する
続いて肉の冷凍保存方法ですが、肉は必ず新鮮なうちに、1回に使う分を小分けして冷凍します。鶏モモ肉や豚の薄切り肉などは、キッチンペーパーで肉の表面の水気を拭いてから冷凍しましょう。
また、下味をつける場合は、保存袋にお肉とカットした野菜、調味料をすべて入れて揉み込み、空気を抜いて平らにしてから冷凍しましょう。ひき肉以外の肉を使っている場合、解凍してから料理をします。朝のうちに冷凍庫から冷蔵庫に移しておくようにしましょう。
下準備が面倒なら材料の使い回しをする
例えば、1週間分の食材をまとめて買う場合、キャベツをまるまる1玉買ったり、肉の大容量パックを買ったりしますよね。しかし、なかなか使いきらずに無駄にしてしまった経験があるのではないでしょうか。
そのような場合は、買い出しをしたその日のうちに、洗う・切る・保存するの三つの作業だけを済ませておけば、料理をするときに味つけや調理方法を変えるだけで、同じ食材であってもまったく違う料理に早変わりしてくれます。
先ほど紹介したキャベツであれば、千切り・ざく切りの2パターンに切っておくだけで、千切りは揚げ物のつけ合わせやサラダに、ざく切りは野菜炒めやみそ汁に使うことができます。
当日の料理は手際よく終わらせる
調味料をパターン化しておく
そんなときにおすすめの時短テクニックが、調味料のパターン化です。調味料をパターン化しておくことで、料理をするときにレシピを調べる手間がなくなりますし、安定した味に仕上がります。
【調味料のおすすめパターン】
・和食
しょうゆ:酒:みりん=1:1:1
・洋食
薄力粉:バター:牛乳=1:1:10(ホワイトソース)
トマトケチャップ:マヨネーズ=1:1(オーロラソース)
・中華
オイスターソース:しょうゆ:砂糖:酒:酢 =1:2:1:1
このほかにも、めんつゆや焼肉のタレなどを手元に置いておけばそれだけで味が決まるので、時間がないときにおすすめです。
作り置き副菜を作っておく
長持ちする副菜を作るコツは、実はメニューではなく容器にあります。フタで密閉できて、煮沸できるガラスやホーローなどの素材でできた容器を使うと、清潔、かつ鮮度も保つことができます。また、熱を冷ましてから冷蔵庫へ入れて保存すると、傷みにくくなりますよ。
また、冷凍保存しておけばさらに日持ちします。小分けカップに入れて冷凍庫に入れておけば、お弁当のおかずとしても利用できますよ。
同時進行で料理!手際よくこなす方法
まず、複数の調理器具を使うことで、同時進行で料理することができます。ガスコンロが2口の場合、同時に加熱調理できる料理は2種類だけになってしまいます。しかし、そこに電子レンジやグリルを追加すれば、さらに加熱調理できる品数が増えます。
また、違う調理法を組み合わせると、同時進行で料理をすることができます。例えば、火がとおるまでに時間がかかる煮ものを最初に作り始めれば、煮込んでいる間に炒めものを作ることができますよね。さらに、炒めものをしている間のちょっとした時間に和えものを作れば、あっという間に3種類の料理が完成しますよ。
手間を減らすことも料理時短の近道
朝ごはん作りに手間をかけない
ごはんと具たくさんの味噌汁、トーストとサラダなど簡単なメニューを定番化するだけでもよいでしょう。
より手間をかけたくないときは、レンジでチンするだけ、パンに具材を挟むだけ、インスタントのスープにお湯を溶かすだけなど、簡単に作れるメニューでも十分です。朝ごはん作りを時短できると、バタバタしがちな朝にも少し余裕が生まれますよ。
朝ごはん作りに手間をかけることをやめるだけでも、気分が楽になりますよ。