早い時期にしゃべり出す赤ちゃんの特徴!早くしゃべるための方法とは
赤ちゃんが成長してくると、いつしゃべり始めるのか気になったりしますよね。周りに同じくらいのの赤ちゃんがいると、自分の子どもはしゃべるのが遅いのではないかと焦ってしまうママもいるのではないでしょうか。ここでは早くしゃべり始める赤ちゃんの特徴や、簡単にできる言葉を促す方法をご紹介します。
赤ちゃんがしゃべり始めるまでの過程とは
生後3カ月頃に赤ちゃん特有の発語が始まる
クーイングによって赤ちゃんは自分の声を耳で聞き、声の発し方を学んでいきます。特に機嫌のよいときに発することが多いといわれています。このクーイングが今後の発語の基礎となっていくので、ママが積極的に話しかけてあげて、クーイングを促してあげるとよいですね。
赤ちゃんは何かを伝えたいからクーイングを発しているのではなく、音を出すことを楽しんでいます。赤ちゃんが「あーうー」といったときには、ママも返事をするように「あーうー」といってあげたりすると赤ちゃんも喜びますよ。
生後10カ月頃から意思を伝える発語が増加
また、生後6カ月を過ぎると赤ちゃんは大人の言葉や行動を真似しようとし始めます。例えば、ママが「いただきます」といって手を合わせれば、赤ちゃんはそれをじっと見て手を合わせながら「あーあー」といったりするようになります。
まだはっきりと言葉を発することができない時期ですが、言葉を話すことが楽しくなるようにコミュニケーションを取ることが大切ですね。ママが楽しそうにおしゃべりをすると赤ちゃんもきっと喜んでそれに答えてくれるでしょう。
言葉をしゃべり始めるのは平均1歳前後から
この頃の赤ちゃんがよく発する言葉が、「わんわん」や「ぶーぶー」「まんま」などが多いようです。この頃はまだはっきりと言葉の区別がついていないので、どの動物を見ても「わんわん」といったり、動くものを見れば「ぶーぶー」といったりします。
子どもは単語をしゃべり始めることができたことが嬉しくたくさん声に出したい時期なので、間違っていても正しい言葉に訂正する必要はありません。子どもが発する言葉に耳を傾け、相槌を打ってあげると喜ぶことでしょう。
赤ちゃんがしゃべり出す時期が違う理由とは
早くしゃべり出す赤ちゃんは好奇心旺盛
しゃべり始める時期に差が出るのには、子どもの性格が大きく関係しているといわれています。早くしゃべり始める子どもの多くは、好奇心が強く覚えた単語をとにかくすぐに使いたいタイプで、興味があることには猪突猛進で進んでいく性格の持ち主です。
大人がいう言葉をオウム返しのようにどんどん口に出すことが多く、子どもは意味もわからずオウム返しをするので、大人も変な言葉を使わないよう言葉づかいに気をつけないといけませんね。
しゃべり出すのが遅い赤ちゃんは慎重な性格
まだしゃべるという心の準備ができていないだけで、ある日突然しゃべり始め、単語のみならずいきなり二語文を話すなんてこともあります。しゃべり出すのが早い赤ちゃんとは異なり、最初からはっきりと正しい単語を発することが多いようです。
しゃべり始めるのが遅いと、周りと比べて焦ってしまうこともあると思いますが、しゃべることができなくても赤ちゃんは頭の中にどんどんと言葉を溜めていっています。それぞれのペースがあるので、あまり焦ったりせずにゆっくりと見守ってあげるようにしましょうね。
赤ちゃんがしゃべり出す時期は個人差がある
これだけ差が出るということは、しゃべり始める時期は赤ちゃんによってかなり異なるということです。また、最初の言葉を話すのが早くても、二つ目の単語がなかなか出てこなかったり、二語文を話し始めるのが遅いこともあります。
しゃべり始めるのが遅くても、3歳くらいになると急にどんどんしゃべり始めておしゃべりな子どもになってしまったなどということもあります。自分の子どもの性格やペースをみてあげるようにしましょうね。