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妊活と転職を諦めない。二つを両立するためにできることを考えよう

妊活と転職を諦めない。二つを両立するためにできることを考えよう

「妊活もしたいけれど仕事も続けたいから転職を考えている」という女性も多いのではないでしょうか?今回は、妊活と転職のタイミングや、転職するときに気をつけることなどを考えてみましょう。妊活と仕事をどちらも諦めずに両立するための参考にしてくださいね。

妊娠を機に退職せず上手に転職しよう

妊活と転職は女性にとって大事なこと

本格的に妊活を始めようとしたとき、「今の仕事をどうしようか」と悩む女性はたくさんいます。日常生活や会社の中で、妊活や不妊治療について話題になることは少なく、サポート体制も十分ではないことがまだまだ多いのです。

2017年、妊活者専用SNS「妊活ボイス」が行ったインターネット調査のデータがあります。10年以内に妊活経験のある20~49歳までの女性300人を対象にしたもので、妊活のために転職をした女性は16.1%、その中で正社員からパート・契約社員・派遣社員など、雇用形態を変更したという人は53.8%にもなるそうです。

妊活中は、急に数日間の通院を促されることもあります。会社に妊活中であることを言えず急な休みを取りづらいことがストレスになるようです。

妊活と転職の時期を考えよう

転職活動中から妊活を始めるか、転職が決まってから妊活を始めるか悩みますよね。

出産後も働き続けたいと考えている場合、たとえば、育休は勤続年数1年以上でないと取得できないなど、条件つきの制度も多いのです。転職活動中に妊活を始め、すぐに妊娠した場合に利用できない制度が出てくることもあるでしょう。

また、転職後に妊娠した場合、制度上問題のない休み(産休や育休など)でも、人員の補充がない会社だと「休んでいるせいで仕事が増えた」と考える人もいて、人間関係が悪くなることもあるそうです。

一概にどちらがよいということはありませんが、出産後も仕事を続けたい場合は、転職後に妊活を始める方が育休などを取れる可能性が高いでしょう。

パパの転職も視野に入れてみる

「正直パパだけの収入じゃ生活が不安だから」という理由でママが転職を考えている場合、パパが転職をするという方法もあります。

パパが今まで培ってきたスキルを活かして、今の会社よりもお給料がよい会社に転職した家庭もありますよ。パパの収入が上がったことで金銭面の心配もなくなり、ママは出産や育児に専念することができますね。

また、残業が少なかったり転勤がなかったりする会社の場合、パパも家族で過ごす時間を増やすことができるでしょう。

しかし、勤続年数によって有休の日数が変わる場合、有休の日数は今よりも減ることになります。希望条件に一致する会社がなかなか見つからないというデメリットもあるので、パパとママでよく話し合いましょう。

妊活中も働きやすい会社に転職しよう

女性に理解がある会社を選ぼう

働くことと妊娠・出産して子どもを持つことは、どちらも素敵なことだと感じる女性はたくさんいます。最近は、子どもを授かるために仕事をセーブして妊活を始める女性も増えていますよ。

もし、今働いている会社で妊活をしづらいなら、思い切って転職するのも一つの方法です。転職先は、女性に理解がある会社かどうかを基準にするとよいでしょう。

たとえば、女性が多く活躍している会社は、妊娠・出産や育児などに関する独自の制度を設けるなどして、女性が働きやすい環境作りを目指している場合があります。また、転職先の上司が女性だと、妊活の理解を得られる可能性が高いですよね。

妊活を含めて、女性が働きながらライフプランニングしやすい制度が充実しているかどうかなどを確認しましょう。

在宅勤務やリモートワークが可能な会社

近年は、働きながら妊活をしている女性が増えています。しかし、仕事と妊活の両立が難しく、どちらかを諦めるという選択をする女性もいます。

妊活中は、体調管理に気を使ったり仕事を休んで通院したりするので、気力や体力、時間が必要です。さらに、妊活が長く続くほど不妊治療に費用が掛かります。ですから、仕事を辞めて妊活に専念することが難しいという女性の声もあります。

妊活中であってもスムーズに働くには、在宅勤務やリモートワークが適しています。自宅や出先など、場所を選ばずに働けるので、妊活による通院や体調不良で出社できない場合でも、業務に支障が出ないことがほとんどですよ。

転職先でも、それまで積み重ねたスキルを活かしながら妊活にも取り組めますね。

スキルがあるママはフリーランスも

妊活と仕事の両立は難しい場合がありますよね。さらに、よりよい環境を求めて転職をすることも、エネルギーを使います。

もし、ママにスキルがあるならば、フリーランスとして働く選択肢もありますよ。フリーランスと一言でいっても職種は様々です。ウェブデザイナー、プログラマー、ライター、ハンドメイド作家など多くの人が活躍しています。

フリーランスのメリットは、ママが持っている資格や能力を活かせることです。スキルを活かした仕事で、収入が増えたというママもいます。

さらに、仕事をする時間と場所が自由なので、ママの自由時間や家族との時間が増えるなどして、会社で働いているときよりも心に余裕が生まれるでしょう。その心の余裕が、妊活に嬉しい影響をもたらすとよいですね。
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