スパウトで赤ちゃんのひとり飲みを応援!練習方法や選び方のポイント
スパウトとは、赤ちゃんがおっぱいやミルク以外の飲み物を飲むためのもので、哺乳瓶の乳首とストローの中間に位置づけられています。スパウトが使えるようになることによって、哺乳瓶からストローへの移行をスムーズにしてくれます。ここでは、スパウトの練習方法や選び方のポイントをご紹介します。
最近よく聞くスパウトってどんなもの
スパウトは何のために使うのか
ですが、最初からコップやストローで上手に飲めるわけではありません。そのためコップやストローで飲めるようになるための第一段階として、スパウトを使います。
スパウトは、太いストローを潰したような形をしていて、先端には小さな穴があいています。一般的なスパウトは、容器を傾けると飲み物が出てくるようになっています。
おっぱいや哺乳瓶と同じく上向きの姿勢で飲むことができるので、コップ飲みへの最初のステップとして赤ちゃんも抵抗なく始められますよ。
スパウトはいつから使うものなのか
離乳食を開始することによって、今まで口に入れたことのなかったスプーンやフォークを入れるようになります。そのため、スパウトも同じ時期に始めると違和感なく受け入れてくれることが多いようです。
また、生後5~6カ月ごろはお座りが上手になってきたり、自分の手でしっかりと物をつかめるようになってきたりする時期でもあります。赤ちゃんの体の成長も見ながら始められるとよいですね。
ちなみに、ストローマグは生後7~8カ月ごろから始める子が多いようです。スパウトの使用期間はとても短いですが、スムーズにステップアップするために使ってみてはいかがでしょうか。
哺乳瓶を嫌がる赤ちゃんが使えることも
スパウトの対象月齢はメーカーによって差がありますが、だいたい生後4~7カ月ごろとなっています。少し早かったとしても、赤ちゃんによっては2週間ほどでスパウトを使いこなせるようになる子もいるようですよ。
赤ちゃんがミルクや水分を摂ってくれないと、栄養や水分が足りているか気になりますよね。もし使えなかったとしても、もう少し大きくなれば使えるようになりまので、飲んでくれたらいいな、ぐらいの気持ちで試してみてはいかがでしょうか。
意外に難しい?スパウトの練習方法
まずはスパウトに慣れてもらおう
これまで、ママのおっぱいや哺乳瓶しか口にしたことがなかった赤ちゃんにしてみれば、スパウトは初めての感触です。最初は口にくわえさせ、感触に慣れてもらいましょう。
慣れてきたら、少量の水や麦茶を入れてみます。このとき、最初からたくさん入れてしまわないようにしましょう。まだ飲むのに慣れていない赤ちゃんが、おっぱいや哺乳瓶と同じように吸ってしまうと、勢いよく中身が出てきてむせてしまいます。
赤ちゃんのペースを見ながら、焦らずに少しずつスパウトに慣らしていってくださいね。
飲みやすい姿勢に根気よくサポート
赤ちゃんにも個性があるので、すぐに飲めるようになる子もいれば、ずっと飲めなかったのにある日急に飲めるようになる子もいます。赤ちゃんがうまくできないからといって、ママが落ち込む必要はまったくありません。赤ちゃんのそばで見守り、上手に飲めたらたくさん褒めましょう。
「飲んでくれるか不安だな」という方は、いきなりセットで揃えるのではなく、100均などで売っているものをお試し感覚で購入してみてくださいね。
嫌がったらほかの方法も試してみる
友人ママは、生後5カ月半ごろに離乳食を始めたときにストローを使い始めました。少し時間はかかったようですが、最終的にはきちんと飲めるようになっています。
ストローマグを使うのであれば、生後6カ月から使えるリッチェルの「コップでマグ」がおすすめです。蓋を押すとストローから中身が出てくるため、吸えば飲み物が出てくる感覚が簡単につかめます。