嫌がる2歳児の髪の毛の洗い方とは?嫌がられる原因や対処法
自己主張が出てくる2歳児くらいになると、髪を洗うことを嫌がる子どもも出てきます。ママは無理やり髪を洗うのは大変ですし、毎回激しく抵抗されたり泣かれたりすると、ついイライラしてしまいますよね。髪の毛を洗うことを嫌がるのはどうしてなのでしょうか。また、どのように対処すればよいかをご紹介します。
髪を洗うことが嫌い!イヤイヤ期が原因かも
子どものイヤイヤと向き合おう
髪を洗うことを急に嫌がり始めるのも、イヤイヤ期の行動の一つかもしれません。何をしてもイヤを繰り返す2歳児ですが、そもそもイヤイヤ期は、ママやパパに対する反抗心から「イヤ!」と言うのではなく、別の理由があるものの適切な言葉が分からず「イヤ!」という言葉を使っているといわれています。
どうせイヤイヤ期の「イヤ!」だからと諦めて済ませるのではなく、どうして髪を洗うことを嫌がるのか、何か理由があるのかを考えることも必要ですね。
なぜ髪を洗うのか説明する
なぜ髪を洗うのか、洗わないとどうなってしまうのかなどを子どもに説明をすれば、きちんとした理由があって髪を洗っていることが分かり、イヤイヤが落ち着く可能性もありますよ。
「髪を洗わないと、頭が臭くなったりかゆくなったりするよ」
「シャンプーすると、よい匂いになるから素敵だね」
「頭がきれいだと気持ちよいね」
プラスのイメージが膨らむ説明をすれば、子どもに分かりやすく伝えられますね。
無理やりではなく予告してみて
せっかく楽しく遊んでいたところで、急に「お風呂!」と言われて遊びが中断されてしまうのでは、子どもは納得できません。だからこその「イヤ!」なのかもしれませんよ。
無理やりに遊びを中断してお風呂に行くのではなく、「もう少ししたらお風呂に入ろうね」とか「あと10個積み木をしたらお風呂ね」など、予告をしてからお風呂に行くようにすれば、子どももスムーズに「次はお風呂」という気持ちが作れますよ。
ほかにも原因が?髪を洗うことを嫌う理由
シャワーが顔にかかるのが怖い
顔に水がかかることを怖がる子どもは多くいます。呼吸を行う口や鼻があるため、顔に水がかかると窒息する危険があることを、人の本能として感じ取り恐怖を持つためです。普段の生活ではなかなか顔に水がかかるという経験もないため、幼い子どもはびっくりして恐怖を覚えることもありますよ。
顔に水がかからないように注意したり、顔に水がかかってもすぐに拭きとれるように、顔拭き用のガーゼなどを用意しておくとよいですね。「顔に水がかかっても大丈夫だよ」と声がけをしながらシャンプーをするのもおすすめです。
シャンプーが目に染みて痛い
シャンプーは汚れを落とすためにどうしても界面活性剤が含まれますが、中には目に刺激を与えない界面活性剤もあります。子ども用のシャンプーの多くは目に染みない界面活性剤を使っていますので、切り替えることもよいですね。
子ども用シャンプーは、子どもが好きなキャラクターがデザインされているものも多いので、子どもの好みに合わせてパッケージを選ぶことで、シャンプーが好きになるかもしれませんね。
シャワーの音が怖いのかも
シャワーを弱めに出すことで音は小さくなります。ママが優しく声がけをしながら、まずはシャワーの音だけを聞かせて、「これからシャワー出すよ」「シャンプーを流しますね」などと、これから音が出ることや次の行動を予告をすると落ち着くことがあります。
シャワーではなく湯桶などを使って髪を洗い流すというのも、大きな音が出ないためによい方法といえますね。