
生理中は仕事や家庭でミスしやすい?原因とミスしないための対策
「なんだかイライラが止まらない」、「また失敗しちゃった」などの嫌なことが重なったとき、生理前や生理中であることが多くありませんか?そんなときは、つい子どもやパパにきつく当たってしまって、さらに気持ちが沈んでしまう人も…。ここでは、生理前や生理中にみられる不快症状の原因や、ミス防止対策をご紹介します!
生理になるとミスしがちになる理由とは

ホルモンバランスによる精神症状が関係
排卵後は分泌が多かった「プロゲステロン」というホルモンは、生理前になるとその分泌が急激に低下します。それが脳内のホルモンや神経伝達物質に異常を起こさせ、精神症状が現れるのではないかとされています。
具体的な精神症状として、イライラ感、抑うつ、不安、緊張感、易疲労感、不眠、無気力、判断力の低下などがあります。このような精神症状が現れることによって、普段はスムーズにできている家事や仕事などでも、ミスしがちになることが多いのです。
生理中のミスは貧血が関係している場合も
酸欠状態になると、その分たくさん呼吸をしたり、心拍数を上げて酸素を多く取り込もうとします。これが動機や息切れの症状となって、普段より動くのが辛くなります。
また、脳に酸素や栄養がいきづらくなって、頭がぼーっとしたり、物忘れしたり、疲れがなかなかとれなくなったりするなどの症状も。これらの症状によって、生理中にミスが多くなると考えられます。
鉄分の多いレバーやほうれん草などの食材で貧血を改善するように心がけましょう。
PMSがあると生理前から影響が出ることも
そのような不快症状全般をPMS(月経前症候群)と呼びます。PMSは、生理が始まる3日から10日くらい前から不快症状がみられ、生理が始まると楽になるのが特徴です。
そのしくみはよくわかっていませんが、おそらく排卵後に分泌量が多かった「プロゲステロン」が、生理前に分泌が急激に低下することが原因であるとされています。このホルモンの低下によって、精神を安定させるホルモンが抑制され、イライラや抑うつ状態になるようです。
あまりに症状がひどい方は、医療機関の受診も必要です。
生理前や生理中の仕事のミスを防ぐには?

まずは自分の生理周期を把握しよう
生理周期を調べるためには、「基礎体温」を測定しましょう。基礎体温とは、起床した直後、活動する前に計る安静時の体温のことです。基礎体温は小数点以下の数値も測定する必要があるため、専用の体温計を購入しましょう。
生理周期は、生理開始から体温が低い時期が2週間ほど続き、排卵日から体温が高い時期が2週間ほどつづくというサイクルを繰り返します。これを把握することで生理開始日を知ることができ、事前に仕事の量を調節するなどの対策ができます。
生理期間はメモとチェックを入念に
人は一つの感覚だけを使って覚えたことはすぐに忘れてしまいます。様々な感覚を使って覚えることで、より効果的に記憶を維持することができますよ。
まずは頼まれた仕事のリストを紙に書きだしてみましょう。文字を見る「視覚」と手で書く「触覚」の二つの感覚を使うことで、記憶が維持しやすくなります。
また、リストを見ながら繰り返し読み上げたり、仕事が終わるたびにリストを指さし確認してチェックしたりするなど、入念なチェックを心がけましょう。
仕事内容を調整するという方法も
この時期は頭の回転効率も落ちやすく、集中して考えることが難しいため、正常な判断ができないこともあるかもしれません。この時期にはあまり考えずに、淡々とこなすことができる事務作業や単純作業がおすすめです。
逆に生理後は頭が冴えて、精神的にも安定するため、重要な仕事や締切期限の近いものを終わらせましょう。この時期になるべく多くの仕事を集中して終わらせることで、生理前から生理中の時期に、余裕をもたせた仕事の計画が立てやすくなりますよ。
生理中も家族で楽しく過ごすためのポイント

パパの理解を得てサポートをお願いしよう
そんなときはその症状に抵抗することなく、自分を甘やかしてあげましょう。無理して頑張ろうとすることで余計にイライラしますし、我慢することで体調が悪化してしまうことも。身近なパパに生理時の症状について理解をしてもらい、家事や育児のサポートをお願いしてみましょう。
意外に最近の世の男性は、生理について理解している人が多いようです。あるアンケートの結果によると、約9割の男性が生理時の症状について理解しています。上手に甘えてサポートしてもらいましょう。