添い寝でしか昼寝ができない!メリットデメリットと寝かしつけのコツ
「子どもと昼寝をするときに添い寝をしていたら、いつの間にか添い寝をしないと寝なくなってしまった」と悩んでいるママはいませんか?ママの不安な気持ちが解消されるように、添い寝のメリットやデメリット、昼寝のときにスムーズに寝かしつけをするコツなどを見ていきましょう。
昼寝を添い寝で寝かしつけるメリット
スキンシップがとれる
スキンシップは、子どもの成長に必要不可欠だといわれています。小さなころにスキンシップをたくさんとって育った子どもは自分を認められる、ストレス耐性、協調性など、人として重要なことを自然と身につけられますよ。
ママは子育てや家事で忙しいため、子どもとゆっくりスキンシップをとる余裕がない方もいますよね。昼寝のときに添い寝をすることで、スキンシップをたくさんとることができるでしょう。
子どもが寝つきやすくなる
肌の温度はほんのりと温かいので、心地よさを感じますよね。暑かったり寒かったりなど、不快を感じると寝つきが悪くなるので、人のぬくもりはちょうどよい温度といえるでしょう。
ほかにも、ママの心音を聞いていると安心して眠くなる、ママと呼吸が合っていると心が落ち着きやすいなど、ママがそばにいると子どもは心身ともにリラックスすることができます。添い寝をすることで寝かしつけがスムーズになると、ママも嬉しいですよね。
ママも一緒にお昼寝できる
睡眠不足が続くと体調が不安定になるだけでなく、精神面も落ち込みやすくなりますよね。疲れやストレスを解消するために休息することは大切なので、子どもの昼寝の時間に添い寝をしてママも体を休めましょう。
先ほどご紹介したように、添い寝をすると子どもは安心感に包まれるため、ぐっすり眠ってくれることも多いです。成長とともに昼寝の時間は短くなりますが、2歳ごろでも1~2時間ぐらいは寝てくれるので、添い寝をして睡眠不足を解消できると嬉しいですね。
添い寝を続けることで起こるデメリット
思わぬ事故が起こる危険性がある
ママは育児や家事で疲れているので「ちょっとだけ一緒に寝よう」と添い寝をしているうちに熟睡してしまうことがあるかもしれませんね。いつの間にか赤ちゃんの上にママの体が乗ってしまい、赤ちゃんが窒息死するという悲しい事故も起きています。
ほかにも、クッションや大人用の寝具での窒息死やママとの添い寝で熱がこもったことによる熱中症など、安全面でリスクがあることを知っておきましょう。
添い寝でないと寝ないようになる
また、昼寝の添い寝が当たり前になると、夜に寝るときも添い寝でないと寝られなくなります。子どもが寝てから家事をしようとしてもくっついていないと起きるため、常に子どもから離れられないことにストレスを感じるママもいるでしょう。
また、ママとの添い寝が好きな子は、パパや祖父母などに寝かしつけをお願いするのが難しくなるので、ママに負担がかかってしまいますよ。
一緒に寝てしまい後悔する
子どもが起きている時間はお世話をこなしながら過ごすため、ママの理想どおりに過ごすことは難しいですよね。昼寝のあいだに自由に過ごせるだけでもストレス発散になるので「一緒に寝るのがもったいない」と感じるママも多いようです。
「寝てしまった」と後悔するのではなく「ぐっすり眠れてよかった」と前向きに考えられるとよいですね。