子育てのストレスはママ友?人間関係にふりまわされないためのコツ
子どもが生まれると、これまで経験したことのないような悩み事に出くわすことも多いですよね。「ママ友」に関する悩みも、その一つだと思います。子育てしていくうえで、ママ友に助けられることもありますが、逆にその存在がストレスになることも。今回はママ友の人間関係に振り回されないためのコツを紹介していきます。
ママ友がいることのメリットとデメリット
育児の大変さを共有できる仲間になれる
子どもを育てるというのは本当に大変なことです。どんなママでも、ときには誰かに弱音を吐いたり、相談したり、愚痴をいったりしたくなると思います。
パパや家族には理解してもらいにくいデリケートな問題も、同じ悩みを抱えるママ友なら、育児の大変さを共有できますよね。「悩んでいるのは自分だけじゃない!」と気づくことで、救われるママも少なくないでしょう。
地域の色々な情報が手に入る
【ママ友から得られる情報】
・幼稚園や保育園
・かかりつけの病院の評判
・スーパーなど買い物先
・公園や児童館
・習いごと
・小中学校
・地域の治安 など
ママ友が多くいれば、それだけ多くの情報を得ることができるというわけです。また、得られるのは地域の情報だけではありません。「昨日おたくのAちゃんが、泣いているうちの子を慰めてくれたんだよ。とても優しい子だね」など、ときには子ども同士のやり取りなどを知ることもできるでしょう。
嫉妬や仲間はずれなどがあると面倒
悪気はないのに、ちょっとしたことで相手の嫉妬を買ってしまったり、嫌な思いをさせてしまって仲間外れにされたり…。自分が当事者でなくても、同じママ友グループ内でそういったやり取りを見てしまうだけでストレスになりますよね。
いったんママ友になると、子ども同士の関係もできてしまうので、簡単に関係を断つのが難しいのが「ママ友」です。煩わしいトラブルに巻き込まれたくないと考えて、最初からママ友を作らないようにするママもいるようです。
ママ友ストレスが気にならない距離の保ち方
お互いのペースを尊重する
相手も「ママ」であることを念頭に置いて、お互いの生活リズムを尊重するような接し方を心がけるとよいですよ。例えば連絡の返信が遅いことや、子どもの都合で約束がキャンセルになることなど、子育て中にありがちな「ドタキャン」も、おおらかに受け止められるとよいですね。
毎日の生活リズムを大切にしたいと思うママは意外と多いものです。連絡する時間や遊ぶ時間は、人それぞれのペースがあると思うので、決して無理強いすることなく、お互いを尊重しながら接することができるとよいでしょう。
プライベートを話さず、相手の詮索もしない
もちろん、同時に「相手の詮索もしない」のが鉄則。自分が聞かれて嫌なことは、相手もよい気持ちはしないですよね。話の流れで、プライベートなことに話題が及んだら、詳細までは話さずに、やんわりと回避しましょう。
中にはプライベートなことを聞きたがるママもいるでしょう。「聞いてどうするの?」と思いますが、収集した情報をもとに、どこかで噂話に花を咲かせているかもと考えると、ちょっと怖いですよね。そういうママとは、さらに距離を置くのが得策ですよ。
SNSやブログをむやみに教えない
幼稚園や保育園では見せない、プライベートな一面を見て、「このママってこんな人だったの?!」などと、仲間外れの対象になることも。ママ友が見ているかもしれない…と思うと、アップする内容にも気を遣うようになってしまうかもしれませんよね。
そこまで関係の深くないママ友には、むやみにSNSやブログのアカウントを教えない方がよいでしょう。「先週海外旅行に行ってたんだね~」と、嫉妬深い性格のママにチェックされてしまうかも知れませんよ。
ママ友0はストレス0?メリットデメリット
ママ友との人間関係に悩まなくなる
もともと友達が少ないタイプや、初対面の人との会話が苦手というタイプの場合、そもそも「ママ友を作る」という行為自体がストレスになってしまうこともありますよね。
ママ友がいないと寂しいとか、恥ずかしいと感じる必要はありませんよ。身近にいるパパやおじいちゃんおばあちゃん、お隣さんや近所のお店の人、優しく助けてくれる人はたくさんいると思います。無理してママ友を作ってストレスになるよりも、身近にいる人との関係を大切にしたほうがよいかもしれませんよ。