赤ちゃんのうがい練習はいつから?ブクブクうがいのやり方と注意点
赤ちゃんの歯磨き後や外から帰った際にうがいをさせたいと思っても、いつごろからできるのか考えてしまいますよね。うがいの練習はいつごろからできるものなのでしょうか?ブクブクうがいの練習方法と注意する点についてご紹介します。赤ちゃんと楽しみながら練習をしてみましょう。
赤ちゃんのうがいはコップ練習から始めよう
コップの練習を開始する時期について
まずは浅めのコップに少しだけ飲み物を入れて練習するとやりやすいですよ。1口ずつゴクンと飲むことから始め、1~2カ月ほどするとゴクゴクと連続して飲めるようになるでしょう。
または、赤ちゃんがコップをしっかりと持てるようになったら、コップから飲むことを試してみてもよいですね。コップから飲み物をこぼさないように飲むことは、なかなか難しいことですから、焦らずに気長に見守りましょう。
赤ちゃんのコップ練習のやり方
ママもコップを持ってコップの縁を赤ちゃんの下唇にのせてコップを傾けてみましょう。上唇で飲み物を止めて調整しながら飲めるようになりますよ。そのうち自分でコップを持って調整しながら、ゴクゴクと連続して飲めるようになるでしょう。
練習に使うコップは、子どもが持ちやすくて軽いコップがよいですね。コップで飲むときにこぼれても大丈夫なように、赤ちゃんには防水のスタイをして、床にはビニールシートを敷いて濡れても大丈夫なようにしておくと、こぼれたときの後片づけも楽です。
上達には個人差があるので焦らず練習を
赤ちゃんがコップで飲むことがなかなかできなくて、「どうしてできないの」などと否定的なことを言ったり、「早くできるようにならないとだめよ」などと急かしたりするのはやめましょう。赤ちゃんはママの雰囲気を敏感に感じますから、コップで飲むこと自体を嫌がるようになってしまうかもしれません。
少しでもできたら「上手にできたね」と褒めて、赤ちゃんが楽しく飲めるようにサポートしましょう。「できなくても大丈夫」と気楽に練習をしてみると、ママも焦ることなく赤ちゃんの練習に付き合えますね。
コップが上達したらうがいの練習をしよう
ブクブクうがい練習のやり方
赤ちゃんにコップから飲み物を飲ませて、しばらく口に含んだままにするようにします。そして「口に含んだ飲み物をできるだけ遠くに飛ばしてみよう」と言って、口の中の飲み物を吐き出させてみましょう。
うまくできるようになったら飲み物を噛んでから吐き出させたり、ママが口の中に飲み物を入れてブクブクとして子どもに手本を見せたりしてみましょう。最初はうまくできずに口からたらっと垂れてしまうかもしれませんが、練習を続けるうちにできるようになりますよ。
水を飲んでしまうときは吐き出す練習をする
まずは口に水分を含みます。そのまましばらく口の中に水を溜めた状態をキープしてからべーと言いながら、口の中の水分を出させましょう。思いっきり吐く練習をするには、お風呂の中ですると濡れることを気にしないでできますよ。
口に入れた水分を飲み込まないだけでも、ブクブクうがいに近づいているわけですから、「飲まないでできたね。すごいね」などと褒めながらすると赤ちゃんも喜びますね。失敗しても怒らずに楽しみながらできるとよいですね。
口に含む水分量が多いときはママが手助けを
ブクブクうがいをするときに適した量は、軽く1口分くらいです。練習を始めるころには適した量はわからずに多めに口に入れてしまうことが多いでしょうから、適した量の水分を口に含むようにママが手助けをしましょう。
ママが赤ちゃんが持っているコップに手を添えて、1口分が赤ちゃんの口に入ったところでコップを離すことを繰り返します。繰り返すうちにママが声かけしただけで、コップを離すタイミングがわかるようになり、適した量を口に含めるようになりますよ。
赤ちゃんとうがい練習をするときの注意点
服が濡れて大変なときはお風呂場で練習を
ママができるだけイライラせずに赤ちゃんの練習に付き合えるように、環境を整えてみるとよいですよ。うがいの練習の場合は、口から水分が出てしまって服や周りを濡らしてしまうことがあります。
服が濡れて大変なときはお風呂場で練習をするとよいですね。失敗して周りが濡れてもまったく気にならないでしょうし、赤ちゃんも楽しんでできるかもしれません。赤ちゃんも遊んでいるつもりでうがいをしている間にできるようになることもありそうです。