2歳児のうちにやることを知ろう!できることの目安や運動について
運動嫌いにならないためにできること
スポーツに必要なリズム感を鍛えよう
まずは、音楽を聞きながら、リズムに合わせて歩いてみましょう。テンポが早過ぎたり遅過ぎたりすると歩きづらいので、ママがちょうどよい曲を選曲してくださいね。「あんたがたどこさ」などの、1分間に100回くらいのビートが刻まれる曲がようです。慣れてきたら手を大きく振って歩いてみてください。動作を大きくすると、リズムを体で感じやすくなります。
そのほかには、スキップなども効果的ですが、2歳児にはちょっと難しいかもしれません。その場合、「ケンケンパー」 をやってみましょう。
考えながら動いて瞬発力を養おう
まだ本格的な鬼ごっこをするのが難しい場合、目標物を決めてタッチしてみようという形式の遊びをしましょう。例えば、公園で「滑り台にタッチしてみよう」などという簡単なところから始めて、徐々にママがゆっくり走って「ママにタッチしてみよう」とレベルを上げていくとよいでしょう。
走りながら手を広げて、蝶々や飛行機になって遊びながらすると子どもが喜びますよ。
全身の筋力を鍛えよう
また、ハイキングも2歳児にはよいですよ。子どもにとって自然の中を歩き回ることは、アスレチックと同じような効果を得られます。ハイキングでは、公園にはない不安定な足場や登りにくい木の階段など、全身の筋肉を鍛えることができますよ。
自然の中で過ごすと五感が刺激され、高いところまで登れたときには「登れた」という達成感も味わうことができて、心の成長にもよい影響を与えるでしょう。
朝から活発に行動できるように心がけること
生活リズムは早く起きることから始めよう
朝から活発に行動するためには、生活リズムを整えておく必要があります。夜寝る時間が遅い、朝はお昼前までダラダラ過ごしているなど、生活リズムが乱れている場合は、まずは生活リズムを見なおすことが大切ですよ。
生活リズムを整えるためには、早起きから始めるのがポイントです。子どもがぐっすり眠っていても、朝同じ時間に起こすようにしてみてください。最初はなかなか起きるのに時間がかかったり、眠くてぐずったりするかもしれませんが、慣れてくるとスムーズに起きてくれるようになり夜の寝つきもよくなりますよ。
朝は太陽光を浴びるのを意識する
人は太陽光を浴びると、体内時計がリセットされて脳が活動的に働き始めます。脳が活動的に働き始めるとお腹が空いて朝ご飯をしっかり食べられる、朝から元気に動けるなどのメリットがありますよ。
子どもを起こす時間になったらカーテンを開けて、太陽光を浴びられる環境にしましょう。そうすると「朝だから起きよう」と脳が動き始め、午前中も思いっきり体を動かして楽しく遊べるようになりますよ。ママも太陽光を浴びると「今日も頑張ろう」と前向きになれるかもしれませんね。
朝の散歩や公園で活動的に
1日のリズムを作るために朝起きて朝ご飯をしっかり食べたら、朝の散歩や公園で遊ぶのもおすすめです。幼稚園や保育園に通い始めると朝からたくさん遊ぶようになるので、入園前から朝の外遊びを取り入れてみてくださいね。
朝に外に出ることで、脳がさらに活動的に働きます。脳が活動的になると子どもの集中力や探究心なども高まり、様々なことを遊びから学んでいくでしょう。子どもの健やかな成長のためにも、お天気のよい日は朝の外遊びを取り入れるとよいですよ。
まとめ
ときには、見守るだけではなくママができるサポートもあると思います。一緒に遊びながら子どもを観察してみてくださいね。
2歳になると、自分でやってみたいという意欲も高まりできることも増えてきますが、同時に思った通りにできない自分にイライラしてしまうときもあるようです。ママはそんな子どもの気持ちに寄り添って、適切なサポートをしていきましょうね。