お祝いごとの袱紗（ふくさ）は何色？包み方や渡し方のマナーを知ろう

2019,12,30 更新

お金の入れ方や表書きについて

お祝いを渡す際に悩むのが入れる金額ですね。入れる金額については、渡す人との関係性や親戚間のルールなどが大きく関係するため、一概にいくらとはいえないでしょう。

祝儀袋には中袋がついているものがあり、住所や金額を書く場所があるものがあります。その袋は指示どおりに書きましょう。それでは、指示がない中袋の場合を説明します。

表面に金額「金壱萬圓」または「金一万円」と縦に筆や筆ペン、フェルトペンで書きましょう。裏面には、中央より右寄りに住所、左寄りに名前を書き、お札は中袋の表面の上に肖像画がくるように入れてください。

次に表書きです。水引の上段に「◯◯祝い」などを書き、下段には上段よりやや小さめに名前を書きます。

冠婚葬祭グッズはまとめておくと便利

冠婚葬祭は常にあるものではなく、不定期にあったり、突発的に訪れたりするものですね。そのため「数珠やネクタイはどこにしまったかしら」と戸惑う場面も訪れるのではないでしょうか。

そんなパパとママには、冠婚葬祭グッズをひとまとめにしておくことをおすすめします。冠婚葬祭で必要なものというと、黒ハンドバッグやサブバッグ、袱紗、数珠、祝儀や香典袋、コサージュ、パールのネックレス、黒のストッキング、白いハンカチ、筆ペンなど数多くありますね。

これらを慶事と弔事で完全に分けられるものは分けて収納し、共通のものはどちらかに入れるか、共通の箱を作るかを考えてまとめてしまっておきましょう。できれば、ふたつきのものに収納した方がほこり避けになりますよ。

まとめ

お祝いを渡すのに祝儀袋が必要と分かっていても、袱紗のことは失念していたというママも多いかもしれません。「お祝いを渡すだけだし、なくてもよいか」と思ってしまうかもしれませんが、それはマナー違反だということを理解しておきましょう。

また、冠婚葬祭により合った袱紗と包み方があることも覚えておくことが大切ですね。風呂敷タイプは包み方を迷いそうと思うなら、札入れタイプにしてもよいでしょう。

せっかくお祝いの気持ちを伝えるものですから、失礼がないように礼儀をもって渡したいものですね。